標高高い清里は、10月の紅葉シーズンが終わると急に観光客が減りますが、冬将軍の前、静かに自然を堪能するには11月はイイ季節です。
11月3日、文化の日の「萌木の村」は、ほどよい人出で、
大賑わいだった10月の「私のカントリーフェスタ」最終日より格段に暖かく、
おしゃれなワンちゃんや飼い主さんも、
気持よさそうに日向ぼっこしてました〜
まだ紅葉も拝めますし、
この時期の清里は山々がクッキリ見える日が多く、この日の昼間は12度前後で、スケッチするにも、お散歩にもイイ日和でしたが、朝晩は4度前後で、地元のパン屋さんは、マイナス気温の時があったと言ってました。
寒さには弱いのですが、カラマツの葉が落ちると南アルプスが家からもよく見えて、
フルシーズンそれぞれの良さがあり、自然はまったく飽きないのですが、
歩いて10分ほどの「萌木の村」では、地元作家の手づくりモノが置いてあったりするので、
たまにはウィンドウ・ショッピングも楽しみます。正直、見てるだけ・・が多いですが!
しかし、「萌木の村」唯一の陶器屋さん「萌木窯」は、
治療士の友人、ペルーマダム&ラム君がわざわざ遠方から「買い物」に来るほどお気に入りとのことで、異国に長くいたからこそ、日本文化を大切にする群馬県出身のマダムは、
「お茶」が趣味だった山口県出身の「ペルーの先生」のために、ペルーで和菓子を手づくりしてて、
こんな凝ったのを完全自前で作り、器にも「目利き」です。
さて、そんなペルーマダムのお眼鏡にかなった「萌木窯」ですが、オーナーさんは陶芸家で、
印象的な深い紫ベースの作品です・・
日月窯
康生は1981年韮崎に日月窯を築くと、間もなく山梨ならではと言える焼き物は?と、そこに原点を置き 構想を練る事になる。
灰の種類も桃・李桃・桜桃・巨峰と増え、それぞれの持つ色が僅かながら見えて来る。更に試行錯誤を繰り返す。
そして3年程時も経つとかなり説得力のある色を引き出す事に成功する。開窯して35年、更にこの灰釉の可能性を追い続けている。
オーナーさんの「日月窯」は、ノーベル賞で一躍有名になった大村氏の美術館近くで、
極上湯で全国3位に撰ばれた韮崎旭温泉といい、地味な韮崎、案外隠れパワースポットですが、
作家もの陶芸作品には、ちょっとビックリした事があります。
セルフビルド中の清里の家は、一応、自然志向なので、
洗面所のボールを陶器で作ってもらおうと、茨城県の笠間焼の某陶芸家さんに当りをつけていたのですが、いざ発注しようとしたら、最初に決めていた値段の倍近くの値段を請求されてしまい、
どうしようかと迷っていた時に、たまたまペルーラム君が家に来たので、その陶芸家さんの小物入れと飯椀を、事情は何も話さずにキネシオロジーでチェックしてもらったら、
な、ナント、「コレ、まったく息が通らないです。塩が入ってるのに、珍しいことです・・」とのことで、
小物入れには(専売公社のでない)塩を入れていたのですが、塩の浄化効果を滅するほどの強いマイナス反応だったようで、「家の外に出した方がいい・・」とアドバイスされました。
長年の経験から、ペルーの先生&ラム君のキネシオロジーは信頼度抜群なので、
値上げの件もアリ、迷わず却下しましたが、高価な作家ものの器より、量産品の方が無難な場合もあるようです。
「陶器」は縄文時代から作られていて、何万年も残る可能性がありますからね〜
さて、そんなペルーラム君のキネシオロジーもパスした清里の「萌木窯」は、
自身が陶芸家であるオーナーさんのセレクトショップで、
4万円越えの手書き作家モノから、
1000円前後のモノまで揃ってて、
今回GETしたのは税込み1080円のコレです。
薬味や醤油を入れる仕切りがあるので、
焼き魚や餃子、オードブルやおにぎりにも良さそうです。
「萌木窯」は「萌木の村」の中央広場をロック方面に進んで、
地味で目立たない店構えですが、なぜかコスモスがまだ咲いていて、ワンちゃんの嗅覚も惹かれたようですが、
店内は「割れ物」だらけですので、ワンちゃんは抱っこして、大人も子ども注意してウィンドウ・ショッピングを楽しみしましょう!
COMMENTS & TRACKBACKS
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始めまして、萌木窯の康生(kohsei)と申します。
この度は、心のこもった記事をUPしていただきまして、ありがとうございます。
これからは、もっともっと寒くなりますが、皆様のお越しを暖かくしてお待ちしてます。
また機会がございましたなら、是非是非!お出掛け下さいませ。
康生(kohsei)さん、始めまして、
勝手に書かせて頂きましたのに、ご丁寧にありがとうございます。
今回の「魚入れ」は、建築士の旦那さんも気に入ってますよ〜
また、目の保養に寄らせてもらいますので、よろしくお願いします♡