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24時間テレビで知ったドミニク&ジェニファー姉妹の天命とオリンピックの闇

24時間テレビで知ったドミニク&ジェニファー姉妹の天命とオリンピックの闇

2015年度の「24時間テレビ38 愛は地球を救う」の視聴率は、平均で15・4%、瞬間最高視聴率は34・6%で、

DAIGOが100キロ完走し、武道館にゴールした直後だったそうですが、その前にやっていた、

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「両脚のない少女が奇跡のパフォーマンス」というのを、渋滞中の車の中で見ていて、思わず、目が点になりました!

目が点になった理由は、

生まれつき両脚がなくて実親から育児放棄された「ジェニファー・ブリッカー」さんが、

育ての両親の暖かい励ましで、ヤリたいことは何でもチャレンジし続け、「体操選手」になって表彰台に上がり、ジュニア・オリンピックにも出場した・・という奇跡話ではなく、

育児放棄された「ジェニファー・ブリッカー」さんの実の姉が、

オリンピック金メダリストの「ドミニク・モセアヌ」だったからです!

で、「えっ、どうして金メダリストを育てたような親が育児放棄したの?」という素朴な疑問にまったく答えてくれない「24時間」を、それ以上見続けるのを放棄してしまい、

残念ながら、DAIGOの武道館ゴールの瞬間は見逃しました・・
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「DAIGOと北川景子さん熱愛中」とかも初耳ですので、
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もしかしたら誰もが知ってる「有名な話」なのかもしれませんが、

日本テレビがスルーした「金メダリストを育てた親が育児放棄した」理由はコレで、

「ドミニクとジェニファー姉妹の奇跡話」は、米国でテレビ番組になってました・・

0.55~
詳細は彼女の著書『オフバランス』にある。 その真相が今夜初めて明らかにされる。 14歳の時、彼女はアメリカ最年少の『華麗な7人』の一人となる。 米体操史上初のベストチームであった。 「体操は私の天職だった。 体操が私を選んだ。」「僕は今でもジョージアに悪魔が落ちたのを覚えているよ。」「本当に勝ちたかった・・・」

1.23~
しかし2年後に再び脚光を浴びる事になる・・今度は法廷で。 彼女が法的な親子絶縁の申し出をし世界を震撼とさせる。「人生で一番苦しい選択です。オリンピックより苦しい。」 父ドミトリーはオリンピック後の莫大な収入を乱用、そして虐待も。

1.50~
「父親はあなたを叩きましたか?」「はい、顔を。」「幼少期に私は怖かった。父は癇癪持ちだった。」 2006年彼女は引退し、元体操選手同僚のマイケル・カナレスと結婚。「人生は順調でバランスが取れたと思った。」26歳で初めての出産を前に不可思議な手紙が来る。 「初めまして、ドミニク。私はジェニファー・ブリッカー。」 まるで本棚に爆弾があったようだった。「あなたは私のアイドル。そして姉・・・」 「養子に出された妹がいて、全く知らなかったなんて・・・」(ドミニクが)6歳の時に、生まれてすぐ養子に出された彼女がこんなに成長した。 遠くで育ったのに、ジェニファーは見た事もない姉のドミニクと似た点が沢山あった。

ジェニファーさん、愛情深い里親に引き取られて、かえって良かったわけですネ。

この話は示唆的で、障害を持つ人を「かわいそう」と感じるのは、とんでもない「思い上がり」だと、ある人から聞いたことがあります。

一般に、障害のある人達の方が、迷盲の世界にいる一般の人より「やりたいこと、やるべきこと」がちゃんとわかってるそうで、確かに、交通事故より「自殺」で死ぬ人の方が多いなんて驚きの世の中です。

人類のアカシックレコードが読めるゲリー・ボーネルさんによると、やはり天命というのはあるそうです・・

私たちの人生の仕事、職業や使命、天命といったものは、生まれる前にあらかじめ決めてきたか、同意してきたものです。そして地上に生まれる私たちの真の目的は、エクスタシーとニルヴァーナ、歓喜と至福、純粋な歓び、うれしさの境界を探検することです。

身体を通して歓びを世界に向けて放つあなたのクリエイティブな現実化の表現力は、転生を終えるたび、より大いなる可能性の扉を開いてくれるでしょう。

ではなぜこの世は悲しみと誤解に満ちているのでしょうか。簡単に言えば、私たちは本来の自分自身を、そしてなぜここにいるのかを忘れてしまっているからです。・・

私たちはみな自分が信じていることを証明するような体験、あるいは、前の予測を満たすような体験を創り上げているのです。前というのは数転生前のこともあります。

私たちはみな現在、大いなる叡智にどこまで開いているかによって、拡大した歓びのパワーをさまざまに体験します。私たちの核になる信念や価値観ーこれが私たちの観察したことを定義づけるわけですがーが大いなる叡智の力学(ダイナミクス)と合っていたなら、私たちは世界に向かって歓びを、無限の生命エネルギーの流れを送り出すことになるでしょう。

こうなると私たちは、歓びを存在基盤にしている他の人々にとっての資源となります。そしてたとえ、権威あるものに対して人々のために疑問を呈したがゆえに十字架に杭で打たれても、制限のない歓びの源となることができるのです。

悲しみと喜びは同じエネルギーの両端です。悲しみは叡智の欠如により生まれますし、歓びは叡智の中に解放されていくときに体験されるのです。本質的な意味で、これが生徒としての人類のダイナミクスです。「ノウイングー知ること」が歓びに至る道です。

ゲリー・ボーネルさんに注目したのは「予知能力」よりも、

トライアードという「魂」意識と、

非物理的形体:トライアード(三位一体)基本的第一次存在

①純粋な意識
②純粋なエネルギー
③純粋な衝動

ダイヤードという「肉体をベースにして進化し続ける」意識の

物理的形体:ダイヤード(二元性存在)基本的進化存在

二つが組み合わさってペアになっているという説が新鮮だったからです。

アカシックレコードには、繰り返し転生するダイヤード意識は、「原始的な感覚体験」を渇望するけれども、ダイアードのたった一つの真の役割は、魂が観察する場所を提供することであると記されています。

つまり身体は「観察拠点」ということで、

バッチフラワーレメディを長年飲み続けていて、

「自分の感情や身体の変化」を観察することの効果を、
DSC_3527確かに実感してるので納得だったわけです。

「痛い」とか、「嫌い」とか、「美味しい」とかを、観察するためには身体が必要で、感情はバロメーターになるのです。

身体意識と魂意識が、何度も何度も同じペアを組んで修練すると素晴らしい能力を発揮出来るようになり、

同じ遺伝系列で、ペアを組んだジェニファーさんとドミニクさん姉妹は全く違う環境で育ちましたが、

同じ才能を持ったツインソウルは、別々に育った方がお互いの体験を分かち合えるので、あえて、そうなるシナリオを撰んだのかもしれません。

さて、勇気をもって父親を告訴した金メダリストは、まさに、

「権威あるものに対して人々のために疑問を呈し」たわけですが、

愛情深く育った妹と会えた頃に、父親と和解してます・・

2006年11月4日に結婚。 共に大学学位を取得し、彼女は子育てとコーチ業の傍ら体操のエキシビジョンのプロデュース等もしています。 既にドミニクは父の癌宣告をきっかけに両親と和解済みで、生きている間に良い思い出を作りたかったそう。 希望どおり、2007年12月25日誕生の長女カルメン・ノエル・カナレスを抱いた後に父は他界。 長男ビンセント・マイケル・カナレスは2009年3月13日に誕生、映像中登場した妹ジェニファーはアクロバットパフォーマーとして活躍中。

離れていても、お互いに修練して「無限の生命エネルギーの流れ」を送り出し、影響し合っていたのでしょうね〜

姉は父親との関係・・
妹は身体のハンデ・・

お互いの課題をクリアした見本のようなお話ですが、

ドミニクさんには、オリンピックの闇を告発するシナリオもあったようです・・

魂まで奪われた少女たち

女子体操とフィギュアスケートの真実

Little Girls in Pretty Boxes: The Making and Breaking of Elite Gymnasts and Figure Skaters

ジョーン・ライアン / 時事通信社 / 97/12/20

★★★★

おそらくこれを書いたこと自体が勇気あることなのだろうが

 女子体操とフィギュア・スケートの世界で行われている児童虐待を扱ったノンフィクション。著者はスポーツ・コラムニスト。虐待の対象となっている少女たちへの感情移入が激しすぎるようにも思えるけれども、そうせざるをえないほど憤っていることは理解できるし共感できる。

 しかしこんなことは当然のことだろう。フィギュア・スケートはそれほどでもないけれども、体操をやっている女子体操選手たちを見ていれば、彼女たちが恐ろしいほどのプレッシャーにさらされているのは一目瞭然だ。ある意味で、彼女らをオリンピックや世界大会に出場させるということがすでに児童虐待である。もちろん、この本は、その背後で本物の虐待が行われていると告発しているわけだが。

 しかし、その虐待でさえ、日本では「選手を思うあまり厳しくなっているコーチと、根性のあるスポーツ選手」という文脈で受容されてしまうかもしれない(もちろんその範疇にもさすがに収まらない事例はあるけれども)。高校生は児童とはいえないけど、春と夏に高校野球に熱狂する国民である。学校の部活動で熱射病の死者を出すお国柄である。

 もちろんこの本の対象であるアメリカの体操/フィギュア・スケート界に固有の問題もある。オリンピックや国際大会での勝利に大きな価値が見いだされるようになってきたこと。そのために、少し前までは東欧やソ連の選手たちの特徴だった幼児体形が追求されるようになったこと。それの帰結として、本当に勝てるようになってきたこと。それに伴ってマーケットとしての規模が大きくなったこと。それでますますアメリカ国民がこの2つのスポーツに注目するようになったこと。そして、(それがなんであれ)American valueの体現者としての役割が選手たちに割り当てられてしまっていること。このような要因が互いにポジティブ・フィードバックを与えあって、現状に到ったのである。

 この2つの競技は、ドミニク・モセアヌとタラ・リピンスキーに代表される「少女」が活躍する場となってしまった。アメリカ選手団だけを取ると、このような低年齢層の選手がいるために、17歳とか18歳になるとすでにコンペティションに勝てなくなってしまう。これは競技の技術だけでなく、選手の人気という点でもそうである。皮肉なことに、東欧やロシアの選手たちの方が成熟した女性に近い体形になっているし、モセアヌやリピンスキーのように「かわいい」と評価されるような選手はほとんど見られない(若くてもかわいくない。これはおそらく東欧やロシアの選手たちに、そのように振る舞うべしというプレッシャーがかかっていないことを意味している)。

 この問題の結論ははっきりしている。旧共産圏の国策としての体操選手育成にはそれなりの(というかかなりの)問題があった。しかし、女子体操と女子フィギュア・スケートが、いったん資本主義社会で大きなビジネスとなってしまうと、そこでは自由競争が行われるだけ、少女たちに加えられる虐待の度合いも、またその範囲も甚だしくなる。上で述べたように、(1) 現在のルールで勝つためには幼児体形の方が有利、(2) 幼児体形で可愛い方が人気が高い、という2つの要因はポジティブ・フィードバックの関係にある。この状況下で、仮に肉付きはよいけれども優雅な体操をするという選手が出てきても、その人は競技で勝てない以上、圧倒的な人気を得ることはできない。

 この輪をどこかで断ち切らないと、この問題は解決しないだろう。ルールを変える、年齢制限をする、容姿を基準に採点しない(この本では、最初の選手が演技を始める前から、アメリカ的にかわいい選手が勝つことが決まっている(場合がある)という事情が描かれている)、観客のロリコン体質を変える、などのどの方法でも、とりあえず改善には向かうはずである。

 個人的な感想は、やっぱり、こんなことわかりきっているじゃないかというものである。特に最初の方で述べたように、未成年を不特定多数の目にさらすことがすでに虐待であるということは重要で、それを承知でみんな子役が出てくる映画を見たり、少年スポーツをやらせたり、音楽コンクールを聞いたり、美少女コンテストを開催したりしているのだ。そうじゃなかったの?

1998/4/16

http://www.ywad.com/books/49.html

この本の感想のようですが、

Amazonのレビューではこんな感想も・・

今もどこかでトレーニングをしている少女達の無事を祈らずにはいられない

投稿者 ぴょんた 投稿日 2000/11/15

世界で1番危険なスポーツって何だと思う?って聞かれて、女子体操かな、と答えたことがあった。思春期前後の女性があんな離れ技をやってしまうんだから、怪我する人も多いんじゃないかなって。でも、実際のところどうなのかは今まで知らなかった。私はこの本を読むまで、女子体操を絶賛していた。細い身体を持つ妖精は静と動を描く。感嘆せずにはいられない芸術作品だと信じていた。オリンピックの陰に隠された児童虐待。魂を奪われ人形と化した少女達。その痛みは、比較的平和に生きてきた私の想像をはるかに越えるのだろう。女子体操を娯楽として楽しんでいた私は、虐待に荷担していた1人に数えられるのだろうか。本のページを湿らせた涙で、少しでも罪を贖うことができるだろうか。

ナルホド、2020年の東京オリンピックを控えた中、

総工費が2520億で叩かれた新国立競技場に続く佐野パクリ問題もあり、

日本テレビは、ココには触れたくなかったわけですね。

それにしても、この素晴らしい演技・・

やはり体操は彼女の天命だったのでしょう。

悲しみと喜びは同じエネルギーの両端です。悲しみは叡智の欠如により生まれますし、歓びは叡智の中に解放されていくときに体験されるのです

昔から、バレエとかクルクル廻ってるビジュアルには惹かれるので、
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清里のフィールド・バレエも、一度は見たいと思ったりもしてますが、
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利権抜きの純粋なスポーツとして、オリンピックが成り立つ世界を願いたいものです。

 

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