これは、飛騨高山の「八つ三館」という温泉旅館での夕食。『月遅れ』の桃の節句で、古い伝統的な雛人形を4月3日まで飾っていました。
ここに泊まった直後に、ペルー生まれの治療士、ペルーラム君(日本人です)に整体してもらったら、「小さいお人形がいたので取っておきました。別に悪いものではないですが・・」と、言われビックリしました。
彼はオーラとか視える人なのですが・・・確かにちょっと肩が凝ってたのがスッキリしました。
やはりお雛様もヒトガタだったんですね。ヒトガタというのは、「災いや悪いものを身代わり」にかぶってくれるもので、神や精霊の代わりをすることから「形代(かたしろ)」とも呼ばれます。
要は、病気や災難を「かた代わり」してくれる、ありがたいモノなのですね。流し雛は流してしまうけど、雛人形は毎年この時期に飾って祝うことによって女子の幸福を祈るわけです。
桃の節句と呼ばれるのは、旧暦だと4月3日の桃の咲く頃だから。桃といえば、日本一の桃の里は、先日、記録的大雪に見舞われた山梨県笛吹市。
ここ8年間、毎週、八王子~清里間を往復してるのですが、春の中央高速から見えるピンクの絨毯は見事です。今年は先日の大雪の影響が心配ですが・・
なにしろ今までに記録のない量でしたからね。あのあたりは富士山近くの風光明媚な土地で、夏の暑さがたいへんで雪はほとんど積もりません。
ネットでは、気象テロの噂もありますが、それはともかく面白い記録を見つけました。
2012年1月31日のヤフーでこんなエラーが出て、ちょっと逆さにすると
こうなるんだけど、矢印が富士山です。
山梨とか熊谷とか、アラ、今回記録的大雪に見舞われた所が666になって富士山を囲んでる~
なーんてね!
で、逆さの地形がまるで般若の面みたいだと・・なるほど、ソウ見えますね。お面も一種のヒトガタかしら?
しかし何といってもブリリアントなヒトガタはこの女子達でしょう。
7年前、日本の合宿で一緒に撮った写真なんだけど、ノーメイクのキムヨナさんがあどけなく可愛く感じました。演技中は正確なロボットのようで、真央ちゃんの方が情緒的だと思っていたのですが、ソチで号泣したというのは、ほんとうに「肩の荷」がおりてホッとしたんだろうな・・・
フィギュア (figure )って、 「人の形を模したもの」を指す人形の意味なんだけど、「災いや悪いものを」を招く恨みや妬みなどのマイナス感情の身代わりにすることなく、純粋に彼女達の美しさや才能を楽しんだ方がいいと感じた3月3日のひな祭りでした。
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