日本は今、1年間に3万人もの人が100歳になる時代を迎えており、
2020年には女性の半数が50歳を越え、
2024年には全国民の3人に1人が65歳を超えるという予測がなされています。
全人口のうち高齢者(65歳以上)が21%を超えると「超高齢社会」となりますが、日本は2007年に既に21%を突破しており、
「超スーパー高齢社会」な現状ですが、日本が「長寿大国」と言えるかどうかは微妙であり、
その理由は第1に、今100歳越えしてる人達は、戦前の日本食・粗食で育った方々であり、
第2に、認知症や寝たきりで生きていても、「長寿」とは言えないからです。
100歳越えても元気でピンピン動けることが、ホントの「長寿」ですが、
世界には、そんな方々が多く暮らしをしている地域があり、
この5つが、世界5大長寿郷と認定されています。
①旧ソ連「コーサカス」
②パキスタン「フンザ」
③南米エクアドル「ビルカバンバ」
④中国北西部「新疆ウイグル自治区」
⑤中国広西「巴馬」
そして、これらの長寿郷の「暮らし」を綿密に調査し続けた森下敬一博士は、
長寿地域には、共通のライフスタイルがあることを発見します。
①少食・粗食(大食漢は皆無)
②菜食(肉食者はいない)
③長息(腹式呼吸でよくわらう)
④筋トレ(よく働き、筋肉を使う)
⑤セックス(愛情深く、子だくさん)
医療問題に詳しい辛口ジャーナリスト、船瀬俊介氏が2017年に出版したコチラの書からの抜粋ですが、
この5つは、「ペルーの先生」や「ヨガの先生」もよく言っていたことで、
2000年から7年間ほど通っていた不思議なヨガ教室の先生と、先日バッタリお会いしたら、
70歳超えても以前と全然お変わりなく、ヨガ教室もキャンセル待ちとのことで、
いわゆるヨガ「ポーズ」にこだわらない、ストレッチしながら「おしゃべり」と「笑い」でカラダをほぐし、だんだん瞑想状態に入っていく素晴らしいヨガで、
若い人だけでなく年配の人も、この先生のヨガで見違えるように「元気」になってました。
で、このヨガ先生、「パワースポット」がお好きで、八ヶ岳近辺には「ヒマラヤの波動を感じる・・」とか言ってましたが、
先の森下博士の長寿調査によると、長寿郷はすべて「パワースポット」とのことです。
<長寿郷はパワースポットだった>
*団員の体調が劇的に高まった
2016年11月現在で、森下調査弾の長寿探査は67回を数えています。
それにしても、驚愕するのは、森下博士の頑健さです。
長寿郷といえば、都会から離れた、まさに人跡未踏の地といっても過言ではない僻地に存在しています。・・「じつは、世界の長寿郷というのは、すべて”パワースポット”なんですね、どこも例外なく、人間に対して強力なパワーを与えてくれる場所、そうでなければ、長寿郷になることなどできません」と森下博士は断言します。
長寿研究への熱意さに加えて、森下博士は「何となく長寿郷に引っ張られている」自分を感じていました。
「調査団メンバー自身が、長寿郷のパワーをもらっているのではないか?」
そう感じた森下博士は、調査団全員の「内蔵機能活性度=(気能値)」等を出発前と帰国後に測定して、比較してみた。すると「じつに大変な事実が判明した」。団員の気能値が、確実に大幅アップしていた!
森下博士は、驚きを隠しません。
長寿郷には一週間ぐらいの滞在だが「脳や緒内蔵の働き具合、身体の自然治癒力などの”活性度”が確実に高まる。しかも、それは日本に帰国してからも下がらず、一年くらい継続します」。
森下博士が長寿郷に認定したコーサカス地方も、パキスタンのフンザも、中国の巴馬も、いずれも高地です。とくに巴馬長寿郷の周辺は、「小腸絨毛のように山々が屹立していて、宇宙エネルギーを吸着するアンテナなような役割を果たしている」(森下博士)そうです。
長寿郷はまさにパワースポットでもあったのです。
「風の谷のナウシカ」のモデルになったというフンザってこんな秘境で、
行くだけで体力消耗しそうな長寿郷調査が、逆に団員の内蔵機能をアップさせ、その効果が1年も続くとは驚きで、
スイッチオンの便利な都会生活が、必ずしも健康にイイとは限らないようです。
ウチは東京から毎週、八ヶ岳の麓に通う生活を10年近く続けてまして、
2010年、3.11の直前からセルフビルドで家を作りはじめたのですが、
これは2014年の頃で、外見は今となんら変わりませんが、
この頃、家の内部はまだすっからかんで、
零下になる冬は、毎朝、外水栓で水を出すのも一苦労で、
断熱材が入らないうちは、家の中を10度以上にするのも大変でしたが、
人間とは、ナイならナイなりの工夫で暮らせるもので、キャンプ生活のように、寝袋にくるまって早寝熟睡し、
早朝に拝む、八ヶ岳の姿は格別です!
とは言え、9割方完成した現在、
蛇口から暖かい「お湯」が出る、便利な生活はたいへん「有り難い」ものであり、
昔の人の平均寿命が短かったのは、「住環境」の要素が大きかったのではないかと思われ、
冷暖房が整った現代社会で「病氣」が増えている理由は、やはり「食べ物」にあるようで、
1920年、英国マッカリソン博士の実験で、
生後すぐのマウスを、次の3つのグループに分けて、経過観察したところ、
A群:フンザ食・・チャパティ(フンザ人の主食である硬い雑穀のパン)、もやし、生ニンジン、生キャベツ、殺菌されてない生牛乳。
B群:インド食・・米、豆類、野菜、肉類などを調味料で料理した、インド人が常食とする食事。
C郡:西洋食・・白パン、バター、ミルク、砂糖入り紅茶、野菜の煮付け、ハム、ソーセージ、ジャムなど。
27ヶ月後の結果は、
A群:フンザ食・・マウスは、ただの一匹も、ただの一カ所も、病的変化は観察されず、100%完璧な健康状態だった。
B群:インド食・・マウスの約半数に、脱毛症、う蝕症(虫歯)、肝炎、腎炎などの病変が発生していた。
C郡:西洋食・・マウス全匹に、例外なく、各種各様の病変が検出された。また、この西洋食群では、身体的病変のほか、精神異常もみられ、共食い現象を引き起した。
という驚愕の結果で、
かわいそうに、西洋食を食べさせられたマウスは、精神まで異常になってしまいました。
個人的には、動物実験ってイヤなんですけど、100年近くも前なので大目に見ましょう!
で、こういった「結果」にもかかわらず、先進国では「肉食」を推進し続けて来たわけで、
先の森下博士は、
「このマウスの実験結果は、そのまま、そっくり現代人間社会の病態生理現象として通用します。肉食栄養学を完成させた欧米、とくに大量肉食の米国では、肉食によるガンや血管・心臓病などの慢性病のほかに、多発する肉食性精神病にも悩まされています」
と申しており、「肉食性精神病」とは初耳なお言葉ですが、
森下氏は、いち早く「マクガバン・レポート」を提唱したお方で、
昭和25年 東京医大卒業後、生理学教室に入室、血液生理学を専攻。
昭和30年 千葉大学医学部より学位授与される。
昭和35年 「消ガン」と「長寿」を目指す自然医学の基礎理論(森下理論)を提唱。(自然医学の正当性は、17年後の1977年、米国上院『マクガバン・レポート』によって疫学的に裏付けられた)。
「日本人の2人に1人」という「ガン」は、食事で治るとも言ってますので、
「超スーパー高齢社会」な、こんなご時世だからこそ、老いも若きも、
①少食・粗食(大食漢は皆無)
②菜食(肉食者はいない)
③長息(腹式呼吸でよくわらう)
④筋トレ(よく働き、筋肉を使う)
⑤セックス(愛情深く、子だくさん)
を心がけ、超スーパー健康「長寿」を目指しましょう!
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