日本では桜島がレベル5の警戒になるとの懸念もある中、8月12日の中国天津の化学工場での大爆発に続いて、17日はタイの観光スポットで爆弾テロと物騒な世の中ですが、
今スグにでも出来る「警戒」は、日本人の元気の元である「お米」についてで、
コンビニ弁当や外食の「ご飯」には、表示義務のない「精米改良剤」という液体プラスチックな薬剤を使った「お米」が流通してる可能性があるようです。
日刊ゲンダイ 怪しい食品危ない食品⑤ 食品と暮らしの安全基金
平成16年2月7日付新聞掲載
<精米改良剤 超古米がたちまち「新米」に化ける>精米改良剤とはどんなものなのか。植物性油脂のほかに、米に入れるなど考えられない合成化学物質が使われている。たとえば、合成甘味料のD-ソルビット。これが添加量としては最も多く、甘みを付けるだけでなく保湿効果もある。さらに、もろくなった古米を粘着して割れにくくするために使われるのが品質改良剤のリン酸塩だ。リン酸塩はミネラル成分と化合して、ミネラルの体内への吸収を阻害するため、カルシウムの吸収が悪くなって骨が弱くなったり、味覚障害を起こす。
とくに問題なのはプロピレングリコールだ。石油を精製して得られたプロピレンに高圧をかけて液体プラスチックのようにした物質で、0.6%までなら食品に使うことが認められている。精米改良剤に使ってもただちに違法ではないが、これではまるで「プラスチック新米」ではないか。精米改良剤に含まれる食品添加物の一部は表示義務がある。ところが、行政は表示の有無を調べていない。安い「複数年産米使用」の米には超古米が混ざっているから、表示がなくてもかなりの添加剤が使われていると考えるべきだろう。
新米の在庫が少なくなるこれからの時期、超古米の混米率は高くなり、安い米はますますまずくなっていく。古い米を早めに処分してこなかった農水省の失政のツケが、まもなく家庭に押し付けられる。
太平洋戦争で、日本人の粘り強さと体力・その精神性に驚いた方々が、戦後「食」を通して、日本民族の弱体化を計り、パンやミルク、肉食を奨励したのは有名な話ですが、
それでもやっぱり、日本人は「ごはんと味噌汁」が命綱だったのが、
知らない間に、命綱がほどけ始めてました〜
この「液体プラスチック=精米改良剤」は、1993年、米不足騒動で輸入したタイ米に使われたのが最初で、その毒性が専門家から問題視されたのに、政府は野放し・・
精米改良剤に使われるプロピレングリコールとは、こういうモノです。
プロピレングリコール
保湿剤としてハミガキ、シャンプー、化粧水、乳液、各種クリーム類、ファンデーション等化粧品、ゆでうどんやそばに使用されています。接触性皮膚炎及び、肝臓・腎臓・心臓・脳への障害、また、溶血作用があります。中枢神経抑制や染色体異常を起すとの報告もあり、発ガン性、アトピー等のアレルギーと関連性があります。
http://www.k4.dion.ne.jp/~eco-88/index2.html
1993年のお米騒動の際、タイ米でパエリアを作ったらすごく美味しくて、
外米でも料理によってはナイスなのに、
へんに小細工、偽装するのが問題で、近年、大量に輸入されてる中国米にはさらなる注意が必要です。
偽装される米
外食産業では、粗悪な中国産の米が相当使われているが、先ほどの精米改良剤などを使ってごまかして提供されている。中国の米輸入量は、
2011年1月〜5月 1万5484トン 11億4985万円
2012年1月〜5月 3万5965トン 30億9878万年と、金額ベースで2.7倍にも膨らんでいるのだ。ガスト、バーミヤン、ジョナサンなどを運営するすかいらーくグループではすでに使用しており、他の低価格を打ち出して業態も、徐々にそれに倣うことと思われる。
外食産業が中国米を使う理由はひとつしかない。価格が安いからだ。
こちらの書籍からの抜粋ですが、
著者の南 清貴氏は、外食産業出身で情報ソースは確かなようです。
で、その中国米ですが「精米改良剤」以前に土壌汚染が問題だと著者は指摘します。
私は、いたずらに危機感を煽る気などさらさらなく、また中国という国や国民に対して何の悪意も持っていないことをあらかじめ断っておくが、中国では全土での土壌汚染が心配されているのは事実だ。
その汚染の度合いは日本の数千倍とまでいわれており、米の生産でも、大量の化学肥料や農薬を散布して作られていることと、水質の極度の汚染が懸念されている。
その土壌汚染と関連性があるのかどうか証明されていないが、中国では毎年80万〜120万人の奇形児が誕生しているという。そして医療関係者や専門家はこれについて、遺伝や環境汚染や危険な食べ物が原因だろうと指摘している。
無農薬な自家製野菜に比べると、
正直、日本の農協も「どうかな?」ではありますが、
最近、けっこう気を使ってるようで・・
日本の農家さんは、プラスチックなお米や化学肥料バンバンの中国野菜に押され、苦しいのが現状のようです。
南 清貴氏によると、こうした「食」の現状は、「より安く」を求める消費者の責任でもあるとの指摘で、ナルホドですが、
現地で買えば、日本の野菜も驚くほど安く、
流通の問題を工夫するとイイかも知れませんネ。
外食産業も、記憶に新しい「ザ・リッツ・カールトンホテル大阪」の偽装など、「高ければ」イイわけではなく、社会全体が何が本物なのかわからないままに「振り子」に揺られてるような感もあり、
値段やレッテルに惑わされることなく、火山だらけの日本に生きる日本民族の強さの秘訣、「お米」の安全には気を配りたいものです。
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