植物性たんぱく質として優秀だとされる大豆ですが、意外にも摂取し過ぎると病氣を引き起すことがあるとのことで、
肉もダメ、魚もダメ、
そして大豆も発酵してなきゃダメとなると、
「じゃあ、いったい何を食べたらいいの?」というのが素朴な疑問ですが、
ウチの場合、最低限キープしてるのは、
揚げ物はしない
主にオリーブ油を使う
野菜・果物を多く摂る
肉・魚・乳製品は少なめ
水道水は生で飲まない
発酵食品を摂る
なるべく添加物の少ない国産の食材を撰ぶ
といった程度の、割と「ゆる〜い」ルールで、
これは恥ずかしながら昨日のお弁当で、
御飯のお米は国産無農薬にこだわり、古代米を入れて炊きましたが、
キネシオロジーでパスした数馬養鶏場の卵&シラスで卵焼きとか、
シャケはチリ産はヤバいらしいので、とりあえずロシア産にして、
お肉は生協の国産豚ひき肉をちょっぴりで、
リンゴと頂きモノの隼人瓜であえ、柿を添えたり、
たまたまアルものを無駄なく使うようにしていますが、ここ十数年来、歯医者以外は病院も薬も使ってません。
で、冷蔵庫の発酵常備品、「お弁当」に納豆はさすがにチョットで、
昨日はもう一品、こちらのレシピで「おから」を作りました!
前の晩に椎茸を戻しておけば、朝でも簡単に作れます!
大豆イソフラボンの過剰摂取は、かえって女性ホルモンの分泌異常を招くとのことですが、
「おから」は非発酵大豆食品の中では大豆イソフラボンが少なく、
成分としては、食物繊維とカルシウムが豊富なことが特徴で、腸内をクリーンにお掃除してくれます。
豆乳と一緒に作られていて、豆乳の残りカスのようなイメージもあるおからですが、以外にも豆乳よりも優れた栄養価のものがあります。栄養成分で特に注目したいのが食物繊維の量です。大豆に含まれる食物繊維はほとんどがおからに以降していて、なんとごぼうの2倍にもなります。このおからの食物繊維は「セルロース」といわれている水に溶けない食物繊維です。
また、おからには大豆の約40%のカルシウムが多く残っていて、炭水化物も豆乳より多く含んでいます。
・食物繊維・・・おから11.5g 豆乳0.2g
・たんぱく質・・・おから6.1g 豆乳3.6g
・カルシウム・・・おから81mg 豆乳15mg
※それぞれ100g当たり
おからに多く含まれるとご紹介した「セルロース」という水に溶けない食物繊維は、水分を含み腸の中で膨らむので腸を刺激します。腸の動きを活発にしてくれて腸内に残る残留物を外に出す働きも促してくれて驚くほど、腸の中がきれいになります。腸内環境を良くしてくれるので、便秘の予防・解消にもつながり、大腸がんを防ぐ効果も期待出来ます。
正直、今の日本の現状では「排泄を良くして」不要なものを出すことが一番大切ですので、
大量摂取さえしなければ、「おから」は腸と便通を整えるナイスな食材なようで、
松方弘樹、目黒祐樹の実父である名優、近衛十四郎が演じた、往年の大ヒットTV時代劇、
花山大吉の大好物でした!
花山大吉(近衛十四郎)
事件に遭遇すると、いち早く真実を見抜く頭脳明晰さと、一切の権威を怖れない反骨精神も持ち、相手が大名であろうと遠慮せず意見する事もある。その一方で、極度の緊張やびっくりするとしゃっくりが出て止まらなくなる癖がある。そんな時には、本人いわく「命の次に大切なもの」の腰のひょうたんに入った酒を飲むとしゃっくりが収まる。
また美食家であり、食に対する知識、こだわりは板前のそれをも凌駕するほど。経営難の茶店や旅籠に自身の食の知識から名物料理を提案したり、半次に山鳥の丸焼きを御馳走してやろうとしたこともあった。
大好物はオカラと酒。居酒屋に入ると必ずオカラの有無を聞き、無いと不機嫌になり「今にこの店はつぶれるぞ」などと言いがかりをつけるが、オカラがあると満面の笑みで「この店はきっと繁盛するぞ」と調子のいいことを言う。
第1話では酒は静かに飲むのが一番と半次に説く一方で、オカラを見るなり理性を失い、結果68人前のオカラを平らげ、48本の酒を飲み泥酔してしまった。大酒を飲むとたちまち下品になり、若い娘におだてられるとデレデレするなど、三枚目な一面を持つ。
口癖は、「(居酒屋にオカラがない際に)けしからん」、「いかんなあ」、「(半次を一喝する際に)このバカタレが!」。半次のことを「焼津の兄さん」と呼ぶが、出会った当初は「節穴」と呼んでいた。
水戸黄門よりヤタラ面白かった印象のアル「月影兵庫&花山大吉」ですが、
自分と同年代のフィギア造形家、ヤマダ・マサミ氏は、花山大吉の影響で「おから」を食べてるそうです。
時代劇専門チャンネルで「素浪人 花山大吉」を楽しみに見ている。中身はまったく何もない。ただただ大吉と焼津の半次の人間味だけで見せる内容だ。人情とユーモア。底抜けの明るさ。
毎回、大変な事件に2人が巻き込まれて解決して去って行く、その繰り返しで、本当に、見事なくらい中身のないドラマだ。だけど、面白い。
とにかく2人とも個性の固まりだ。おかしくてならない。
69年の作品。
実はこの前に「素浪人 月影兵庫」というヒット番組があった。同じコンビの作品で、兵庫を近衛十四郎が演じ、焼津の半次を品川隆二が演じている。
ところが65年から68年まで(途中、9ヶ月休み)の長寿番組になったが、兵庫の性格がどんどん三枚目になっていくのを原作者が嫌い、いったん終了して新シリーズとなった。
近衛は役名を兵庫から大吉へ変えて、性格設定も少し変えて、同じコンビで「花山大吉」が始まる。
焼津の半次は「花山大吉」に続投した形になる。
大吉を演じた時代劇の名優・近衛十四郎は、あの松方弘樹、目黒祐樹の実父である。2人とも近衛にそっくりで、松方はリメイク版の「花山大吉」を95年にやっている。その時の半次は田原俊彦だった。
また近くは07年に「月影兵庫」がリメイクして、松方がふたたび父の役を演った。
大吉は正義感が強くて行く先々で事件を解決していく。
相談屋を稼業にしていて頭脳明晰、剣の腕も超一流。だが、酒の肴の「おから」に強いこだわりをもち、居酒屋へ入るやおからの有る無しを聞いて、ないととたんに不機嫌になり、あれば泥酔するまでおからと酒に浸る。
それに毎回つきあわされるのが、曲がった事の大嫌いな半次で、おっちょこちょいで人が良いせいで、大吉にいつも「ばかたれ」呼ばわりされてしまう。
要するに2人は大の仲良し。調和のとれたボケと突っ込みで、見ていて楽しくて仕方がなくなる。
ここぞとの場面で、大吉はしゃっくりが出る。それを止めるにはひょうたんに入れた酒を飲まないといけないのだが、たまに酒が切れている。「月影兵庫」では苦手は猫だった。
そして半次は蜘蛛が大の苦手。やはりここぞと言う時に蜘蛛が下がって来て、奇声を上げて逃げ出す始末。
すっかり年を重ねた品川隆二が番組のインタビューで答えていた。
「楽屋で、いつも離れて座っているものだから、ゲストで入って来た役者は、実は2人は仲が悪いと思ったらしい。とんでもない。台本を覚えるので精一杯だったんです。
あの台本は、ト書き(台詞以外の状況設定)がなくて、ほとんど台詞で埋まっている。2人とも、それを覚えるので精一杯でした。
小鼻が膨らんでしまうのは、台詞を言い切らないといけなくて、息が出来なくなるからで、意図的にああいう表情をしたわけじゃないんです」。
「花山大吉」で近衛55歳、品川38歳。ぼくは2人が、本当に良い年齢の時に出世作を演れて、テレビ映画と呼ばれていた時代の時代劇に名作を残した事を羨ましく思う。
この番組のせいで、ぼくは最近、おからを食べているのだ。
昔の役者さんは努力家であり、「底抜けの明るさ」コンビの舞台裏では見えない努力があったようです。
ウルトラマンをこよなく愛すヤマダ・マサミ氏は一時期、不眠などの不定愁訴に悩んだとのことですが、
おからのカルシウムは、安眠効果やイライラを抑えてくれる効果もあり、
豆乳の約5倍以上も含まれるおからの豊富なカルシウムは、体内への吸収もよく骨や歯の健康につながるだけでなく安眠効果も抜群です。毎日の質のいい睡眠を実現してくれるので、美肌効果や美容効果、またイライラを抑えてくれる効果もあるのでストレスのない生活を送ることもできます。
食物繊維を多く含んでいるおからは、食べ過ぎるとお腹がゆるくなることもあります。普段便秘気味の方には、いい効果をもたらす量でも普段便通のいい方は腹痛や下痢を起こすことがあるので、一日の摂取量は50gくらいにとどめましょう。
「素浪人 花山大吉」の底抜けの明るさと、食物繊維&カルシウムたっぷりな節約食材である「おから」は、精神衛生上にも良さそうですよ!
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