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旭化成建材より気になる三井不動産ブランドの動向と賢さ

旭化成建材より気になる三井不動産ブランドの動向と賢さ

なぜか旭化成ばかりが叩かれている横浜の傾いたマンション問題は、

事業主である「三井不動産レジデンシャル」への火の粉は最小限になりそうな流れで、

事業主(発注者)=三井不動産レジデンシャル
元請け=三井住友建設
下請け=旭化成建材

三井不動産レジデンシャルが販売した横浜市の大型マンション(2007年竣工)が傾いた問題で、10月20日、杭打ち工事を手掛けた旭化成建材とその親会社である旭化成が、初めて記者会見を開催した。

「とかげのシッポ切り」で、下請けの下請けな個人の責任で終わりにしたいようですが、

この件に関して、建築士である旦那さんにチョット聞いてみたのは、

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三井不動産レジデンシャルの親会社である三井不動産に、1987年〜2004年の間、在籍していたからです。
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在籍という言い方は、三井不動産の「技術屋」は全て「一人親方」で、社員数は極めて少なく、名刺だけでタクシー乗れちゃう不思議な会社でした。

今はどうだか知りませんが、その頃の「学閥」は慶応で、東大じゃダメなそうです。

で、社員で唯一、技術系出身の部長のもとで、「三井不動産の戸建て分譲住宅の企画・設計・管理」をしてましたが、

ある日突然、「戸建て事業部は、こっちに移動するよ」と言われ、

三井デザインテックが2004年に「戸建て住宅事業」から撤退するまでお世話になってました。

三井デザインテックは、三井ホームが主体となって創った会社ですが、三井ホームから来た社員と、三井不動産からの「出向社員」、そして旦那のような技術屋の「専門役」で最初の立ち上げをしたのですが、

徹夜続きなんかも結構ありまして、2度も救急車で運ばれ入院しましたが、入院中も図面チェックしてたりで、業績も順調に伸び続けているにもかかわらず、

ナゼカ「利益が上がりすぎだ・・」と三井ホームから来た部長に文句言われたりで、少子化の折、「木造一戸建て住宅部門は撤退する」というシナリオがあったようです。

つまり、三井不動産は本当に紳士的なスゴイ大会社であり、

自分のところで「いきなり撤廃」でミソを付けるようなことはしないのです。

で、事業部解散の際、三井不動産に戻るかという選択もあったのですが、

もし戻っていたら、三井不動産レジデンシャルに行かされていたカモです。

と、言うのは三井不動産レジデンシャルは2005年に設立されてます。

2005年(平成17年)12月26日 – 三井不動産レジデンシャル株式会社設立。
2006年(平成18年)10月1日 – 三井不動産の新築分譲事業と三井不動産販売の住宅販売事業を継承。

wikipedia

三井不動産は、国家公務員のキャリアと同じく、入社して間もない社員に「ららぽーと」や「三井アウトレットパーク」などの社長をやらせる大会社です。

今回の横浜のマンションの件は、同じく横浜で傾いた住友不動産と熊谷組のコラボと同じく、日本の建築物&大企業神話にミソを付けましたが、

これは構造としては「姉歯事件」と同じで、

さらに、最近問題になってる「食」の現状とも共通してます。

それでも、選択肢は消費者にある

私は、マクドナルドや山崎製パンに方向転換を迫りたいのではない。彼らは彼らの進むべき道を進めばいいと思っている。食品や食品添加物の安全性についてもさまざまな意見があってもいいと思っている。

長期間、腐らないハンバーガーが人間の体ににどんな影響を与えるのか、強烈な防腐剤、殺菌剤、膨張剤、光沢剤などを使っていて常温でもカビが生えないという「山崎製パンのランチパック」を食べると体がどう反応するのか。

それは製造販売する側だけの問題ではないのだ。・・自社にとって便利に使えるものを使って、消費者の希望通りに販売価格を低くして、店頭に出しているだけ、なのだ。

ランチパックとは桁違いに高額な買い物である住宅ですから、

「三井ブランド」を信頼して、傾いたマンションを購入した方も多いと思いますが、
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今回の事件では、こんな意見(コメント)が出てました。

戸建でも後から手抜きの痕跡がボロボロ出てきます。マンションだけの問題ではありません。建築業全体の問題です。大手だから、地元で評判だから、そんな作られた評価(宣伝)はまったくアテになりません。一番確実なのは建売ではなく、建築士や施工業者と直に取引して、逐一工事内容を確認する事。そうしないと必ず「手抜き」「ズル」「誤魔化し」が発生します。何千万円も払うのに看板だけ見て決めるのは大変危険です。ご注意を!

http://toyokeizai.net/articles/-/89004

で、実際のところ、少なくとも旦那が関わっていた限りの三井ブランド物件は、2重3重の品質管理でアフターケアも万全でしたが・・

住宅メーカーの家は、自分が住みたいような家ではなく、自分の家は無垢材にこだわり手づくりしています。
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旦那の場合は、企画から現場管理まで、全ての行程を見ていたので、

稀に「この業者を使ってほしい」という圧力がかかっても、ダメな業者はダメでつっぱねてましたが、

マンションのように1人で全体の構造を把握しきれない物件はチェックが難しい点もあるのでしょうし、

いずれにせよ「安くなければ売れない」時代は、はたして消費者にとって本当にイイことなのか再考するとともに、食の問題と同じく、国の許可がアテにならいない・・すなわち判断するスキルのない「有資格者」がたくさんいるらしい「国土交通省」の現状を反映した事件だと思いました。



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コメント & トラックバック

  • コメント ( 2 )
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  1. なんでも傾いたマンションは派遣バイトの人が監督だったので、時間がなかったんだそうです。
    http://my.shadowcity.jp/2015/10/post-8058.html

    時給1000円ぐらいだったのかな。。。

    • <時給1000円ぐらいだったのかな。。。>

      多分、そうでしょう。

      蕎麦屋さんのバイトの方が気楽で良さそうですネ。

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