「手術データを精査しておらず、死亡した人数も把握できていない」という群馬大学病院での事件は、思わぬ展開になりました。
ナント、群馬大学病院で胆管細胞がんと診断され胆管や肝臓を切除する手術を受けた患者さんは、がんではなく良性のできものだったことが確認されたのです!
開腹3日死亡、がん誤診判明…診断書に虚偽病名
読売新聞 3月3日(火)12時14分配信
肝臓手術で患者の死亡が相次いだ群馬大学病院(前橋市)は3日、記者会見を開き、開腹手術後3日目に死亡した患者1人について、死亡後にがんではないと判明したのに、執刀医はその事実を遺族に告げず、虚偽の診断書を作成していたと発表した。
同病院は「極めて重大な問題」とし詳細を調査している。
同病院第二外科では、腹腔鏡(ふくくうきょう)を使う高難度の肝臓手術で8人が死亡したほか、開腹手術でも2009年度以降10人の死亡が明らかになっている。死亡した患者は、いずれも同じ40歳代の男性医師が執刀した。
発表によると、問題となっているのは、10年9月に胆管細胞がんと診断され胆管や肝臓を切除する手術を受けた後、容体が急変して3日目に死亡した患者。患者の死亡から10日後、切除した肝臓の一部を病院で検査したところ、がんではなく良性のできものだったことが確認された。
しかし、執刀医は、この検査結果を遺族に報告しなかった。そのうえ、同年11月に自ら作成した診断書には「胆管細胞がん」と当初の診断名を記入。すでにがんではないと判明していたため、虚偽の病名を記載したことになる。
これを受け、病院は昨日から同科教授の診療科長としての業務を停止、執刀医については「医師の適格性に疑問がある」として一切の診療行為を停止した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150303-00050057-yom-soci
がんじゃなかったのに手術して、お亡くなりなったわけで、執刀医が「医師の適格性に疑問がある」ので問題が明るみに出たわけですが、こういったことは群馬大学病院だけの問題なのでしょうか?
14年前、当時69歳の父親が慶応大で胃ガンと診断され、胃の半分以上を切除する手術をして、無事成功しました。
父はアメリカンファミリーの「がん保険」に入っていたので、母親が所定の用紙を病院の窓口に提出し、診断書を書いてもらいに行ったら、窓口で「出せない」と突き返されたことがあります。
保険に入ることじたいが「苦難を引き寄せてる」説もアリますが・・
母親はビックリして、「何で出せないんですか?」と聞いても答えてくれなかったそうです。
アフラックに電話したら、「そんなはずはありません、うちではちゃんと保険金をお支払いします」との事で、保険会社が策略してるわけではなさそうなので、
慶応病院を紹介してもらった、最初の町医者に相談し、「お礼」を持って主治医(執刀医)のところに直々に行ったら、その場ですぐに診断書を書いてくれたそうです。
こうして「がん保険」は出たものの、窓口では「がんの診断書」が出せなかった理由は今だにわかりません。
その主治医さんとは、私も会ってますが、「医師の適格性に疑問がある」ようには見えませんでしたし、腕も良く、もうお亡くなりになりましたが、かなりの名医との評判でした。
しかしながら、はたして、父は本当にガンだったのでしょうか?
今回の事件で、病院側とは別に、執刀医が独自に診断書を出せることがわかって、ますます怪しく思えるのですが、いずれにせよ、父親の「胃ガン」を機会に、家族が色々と学ぶことがありましたし、
がんは、神様からギフトで葛藤を手放すチャンスにもなりえます・・
手づくりの酵素にバッチフラワーを入れて飲ませたり、食べ物にも気をつけて、83歳で一人旅するほど元気な父ではありますが、
昨年、父は「奇跡の一本松」参りに一人で行きました・・
それにしても、やはり、しなくてもいい検査や手術が、人間もペットも多いような気がしてなりません。
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