2016年秋、「史上最悪の大統領選」とまで言われた「ヒラリーVsトランプ」は、
日本政府、マスメディアの大方の予想に反してトランプ勝利でしたが、
ニューエイジ系にも人気な陰謀論の先駆者デーヴィッド・アイク氏は、
こんなTシャツを発売していたそうです!
「史上最悪の大統領選」が終わって半額SALEで買えますが、
「トランプやクリントン-これを選択すると、選択の余地はありません!限定版Tシャツ」
って、あんまり買う気になれない「Tシャツ」で、
結局のところ、なかなか「事実」が明るみに出ないのは、
「選択の余地はありません」では、夢も希望もないからでしょうか?
まあ「ヒラリーVsトランプ」は、「キウイとバナナどっちが好き?」程度の選択だというメッセージは理解出来ますし、
事実、その通りのようですが、
ウレシイことに「キウイとバナナ」の方はどっちも、
オーガニックじゃなくてもOKな食品でした!
<従来農法でも安全な品目>
ブロッコリー
ナス
キャベツ
バナナ
キウイ
アスパラガス
スイートピー(冷凍)
マンゴー
パイナップル
スイートコーン(冷凍)
アボカド
タマネギ
逆に、注意した方がイイ食品は次の通りです。
次に示す12品目は残留農薬が多く、オーガニックのものを買い求めた方が良いでしょう。
桃
リンゴ
パプリカ
セロリ
ネクタリン
イチゴ
チェリー
レタス
ブドウ
梨
ほうれん草
ジャガイモ
ウチでは、オーガニックな家庭菜園を少しずつ始めてまして、
農薬が気になる場合は重曹で洗ったりしてます。
①大きめのボウル1杯に小さじ1杯の重曹を溶かして、重曹水を作ります。
②野菜・果物を30秒~1分程、この重曹水に浸してください。
③重曹水から野菜・果物を取り出して、流水で洗い流してください。
重曹は安価で安全な万能選手ですが、
なぜ、農薬除去に重曹がいいかというと、農薬の塩素化合物が重曹のナトリウム(炭酸水素)に付着して塩化ナトリウム、つまり塩に変化することで農薬を除去できるそうです。
しかしながら、栄養価的にはオーガニックを撰んだ方がダントツにお得だったりします!
最新の研究で次のようなことがわかりました。
オーガニックの果物や野菜は、抗酸化物質の含有量が最大で40%多い
オーガニックの農産物は、鉄や亜鉛などのミネラルを多く含んでいる
オーガニックの家畜のミルクは、抗酸化物質の含有量が最大で90%多い天然肥料を用いた健康な土壌で栽培された農産物は栄養価が高いはずです。当然のことなのですが、アメリカではこの事実は伏せられています。
科学の進歩と共に、このような情報を伏せたままにしておくのは難しくはなっています。
Journal of Agricultural Food Chemistry誌に掲載された2003年の研究によると、オーガニック食品には抗ガン効果も高いことがわかっています。
2005年の研究では、従来農法の食品を食べたラットとオーガニック食品を食べたラットでは次の面で健康に差が見られました。
*免疫系の促進
*睡眠習慣の改善
*減量効果、他の飼料を与えられたラットより細身
*血中のビタミンEが豊富(オーガニックの飼料を与えたラット)
正直なところトリッキー過ぎな政治の世界より、
健康状態に直結する「食べ物」に関心を向けた方が良さそうですが、
木村太郎氏や原田武夫氏と同じく、
「トランプ勝利」を予測していたジャーナリスト、田中宇氏によると、今後の世界は「新ヤルタ体制」になっちゃうそうです!
<トランプが勝ち「新ヤルタ体制」に~/田中宇>
【2016年11月6日】
私が最近注目したのは「トランプが米大統領になると、ロシアのプーチン、中国の習近平との間で、これからの世界秩序に関するサミットを行い、米露中の影響圏の再配置が行われるだろう」という予測だ。これが正しいとしたら、大統領選でトランプが勝つと、世界は「新ヤルタ体制」と呼ぶべき新たな状況に転換する。米国が「非米側」に転向してしまうことでもある。
ヤルタ体制とは、東西冷戦の元になった体制で、
<ヤルタ会談>
1945年2月4日~11日に当時のソ連クリミア自治ソビエト社会主義共和国のヤルタ近郊で行われたアメリカ、イギリス、ソ連による首脳会談。
第二次世界大戦が佳境に入る中、ソ連対日参戦、国際連合の設立について協議されたほかドイツおよび中部・東部ヨーロッパにおける米ソの利害を調整することで大戦後の国際秩序を規定し、東西冷戦の端緒ともなった(ヤルタ体制)。
1988年、ベルリンの壁が崩壊する直前に東ドイツ領内の高速道路内で写真を撮ってたら、
運転していたドイツ人の友人が「Oh、No!」と大げさに騒ぎ、「逮捕されますよ・・」と注意されましたが、
そういったピリピリとした冷戦状態が、また復活するということでしょうか?
いずれにせよプーチンロシアの動きには注目した方が良さそうで、
戦後、ずっと米国に追従してきた日本は、否応なしの変化が求められているようです。
確かに今の時代、選択出来ないことが多々ありますが、
選択出来ることの方が断然多く、
例えばオーガニックな田舎暮らしをはじめた治療士の友人のように、
なるべくご近所さんとは仲良くしながら、
無農薬な野菜や米を作ることを選択する若い人達も出て来てますので、
まずは輸入に頼らなくても、オーガニック食材が手軽にGET出来る日本にしていくことを目指しましょう!
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