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占星術的「グレードリセット」と内田樹氏の「海民と天皇」

占星術的「グレードリセット」と内田樹氏の「海民と天皇」

今年の桜は早く咲き、3月下旬で見事を迎えましたが、

標高1200mの清里高原の春は遅く、桜が咲くのも4月半ば以降で、
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昨夜着いたら外気温はナント1度で、しかし部屋の中は12度もありましたので、日中はポカポカ陽気だったようです。

2018年3月31日の八ヶ岳はすっかり春っぽい姿になり、
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ガーデニングが趣味のお隣さんの水仙は咲きはじめていて、
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ウチが初めて植えたチューリップも芽が出て来てました!
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これは「やむちん」と呼ばれる沖縄の焼物と、
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石川県の「山中塗り」の箸で、

先週は沖縄、

その前は北陸・日本海と、

「山もイイけど海もイイな〜」と、つくづく感じた早春の日本でしたが、

武道家でもある内田樹という方が「街場の天皇論」という著書で、

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<内田 樹(1950年9月30日)>

日本の哲学研究者、コラムニスト、思想家、倫理学者、武道家、翻訳家、神戸女学院大学名誉教授。京都精華大学人文学部客員教授。合気道凱風館館長。

東京大学文学部卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科修士課程修了。学位は修士(東京都立大学・1980年)。合気道七段、居合道三段、杖道三段。

専門はフランス現代思想だが、取り上げるテーマはユダヤ人問題から映画論、武道論まで幅広い。

wikipedia

「海民と天皇」という論考をしており、

それについて、占星術の専門家が興味深い記事にしてました。

<街場の天皇論 (追記)皇太子殿下の基調講演について>

2018/3/12

カテゴリーとしては、「おすすめのもの」に入れるのですが、実はこの本については、誰にでも「おすすめ」ではないのです。
しかし、今上陛下の2019年のご譲位と、政治状況が安定しない現在、これは自分へのメモとして記事にしておきます。
自分のメモながら非公開にしないのは、何人かは「お好きな方」がおられて、興味を持たれる可能性があるので、一応、公開しておきます、ということです。

この本の大部分は、著者の内田樹さんが、書かれたりインタビューされたものを再構成しているので、この本のなかでは、重複する部分もあります。
それに、「海民と天皇」という書き下ろし論考が、おもしろかったです。

さらに、これを書いているのは、東京大空襲や東日本大震災から7年という時期で、死者とか海というワードにもつながりを感じています。

以下、メモとして。

2016年8月の天皇陛下の「お言葉」について。

その時の陛下のメッセージとしては、「この憲法を守ります」というものであり、それは改憲をめざす安倍首相とは相容れないものだ、と内田さんは書いておられます。
また、陛下のおっしゃる「象徴的行為」とは、死んだ者への鎮魂であると。
それだったら、皇居で祈っていればいいという反論があるかもしれませんが、それでは対象がぼんやりしすぎる。
だから、陛下は激しい戦闘があって多くの人が亡くなった戦地や、地震や津波に襲われて被害をうけた地に、出向いていかれる。
そこで亡くなった者、敵も味方も被災者もすべて、その場にあった者、と明確に限定して鎮魂しておられるのだ、と。
また、陛下はその場で亡くなった者のすべての死者を背負うという霊的スタンスにあるのに対し、一方、安倍首相は、自分の血縁者だけを選択的に死者として背負っているスタンスである、というのが内田さんの論考。

私は、安倍首相の背負う血縁者といっても、そこで選択されている死者は、岸信介さんだけのように思います。
以前から、この方は岸信介さんを背負っていると感じていました。
そして、なぜか、もう一人の祖父である、お父さんの安倍晋太郎の方の祖父である安倍寛さんの影は感じられないのです。
それは、母親である安倍洋子さんの影響が大きいのかもしれませんが、よくわかりません。
しかし、この内田さんの「背負っている死者」というキーワードで、天皇陛下と安倍首相の違いは理解できます。

さらに、対米従属テクノクラートによる「日本はすでに主権国家であるので、主権奪還を願うというのは無意味かつ有害なことであるという刷り込み」という論考もありました。

そして、「海民と天皇」という論考は、おもしろかった。
ワタツミの神が、イザナギノミコトの禊ぎで産まれたという古事記の記述は、海民を取り込んだ倭の王の側の神話として残っている、と。
それから、日本という国は、稲作を中心とした農業国と意識しているのは、中国からの律令制の導入によってであって、歴史の間では、平家に象徴されるように海民性が顔を出してくる時がある。
そして、時として海民は天皇から「供御人」とされ、また、徳仁親王は、テムズ川の研究というテーマをもって、結びつくのだ、としている。

確かに、今、海は陸地の限界というところでしかとらえられていないし、土地の霊、祭祀という事は意識するけれど、海の霊、海の祭祀は、普段は意識していない。
もちろん、海の上をいく鹿島神宮や、宗像大社のお祭りはあるけれど、それは日常ではない。
しかし、本来、日本人は「海のものとも、山のものとも」というようなところにあり、海と陸、移動と固定という間にあるものではないか、とされている。

私は、ヤマトに取り込まれ、あるいは、まつろわぬ神とされている神社の神さまで、大甕神社など、海に関する神さまがとても印象に残っているので、海民と天皇という結びつきは強く印象に残りました。

背負っている死者と、海民。
こちらの本からいただいたキーワードです。

(追記 2018年3月24日)

皇太子殿下が「世界水フォーラム」へ私的訪問として、出席されて基調演説をされました。
水や水運について30年以上、研究されていらっしゃいます。
昔は、この水問題、水運ってなんだか、ピンと来なかったのですが、海民としての天皇という内田さんの視点からみると、このスピーチもその向こう側の「消失点」が見えてくるように思えるのです。

この基調講演のなかで
「水問題の解決は、私たちの最終目標に向けた一里塚にすぎません。その先には、水を通じた人類の繁栄、平和、幸福があります」
とおっしゃっています。

区切りのない、ノーボーダーである水、水運をとおして陛下が、日本だけでなく人類のその先を見ておられると思います。

過去の皇太子殿下の水フォーラムにおける発言は、宮内庁にありました。
今回の基調講演は、まだ宮内庁のサイトにはあがっていませんが、いずれここで読む事ができると思うので、リンクをはっておきます。

皇太子殿下のご講演 宮内庁のサイト

そして、皇太子殿下の講演では「わかりやすいところ」だけが抜き出されて、ニュースとなっていますが、こうして全体を拝読しますと、仮説の検証という論文のカタチにはなっていないけれど、メッセージを裏打ちする研究をされていることがわかります。

占星術でみてみたい、というのは、私のサガです。

今上陛下は天王星がリターンして、個人にもどります、という配置に対し、皇太子殿下は、いま、ちょうど二度目のサターンリターン。
サターンリターンは、人生の目的を着地させる時期、とお伝えしますが、「人生の目的」というには、畏れ多い事でございます。

そして、今月、今上陛下は、沖縄をご訪問されます。
天皇陛下としてのおそらく、最後の沖縄のご訪問です。
最初に沖縄を訪問されたのは、皇太子時代の昭和50年7月。慰霊碑「ひめゆりの塔」で供花した際に火炎瓶を投げ込まれる事件が起きました。
沖縄の当時の雰囲気や、県民の感情を知らなかったので、私はとても衝撃的で、美智子妃殿下がさっと、陛下をかばうように手をだされたのが記憶に残っています。

陛下はその夜、沖縄への思いを込めた談話を出されました。

「多くの尊い犠牲は、一時の行為や言葉によってあがなえるものでなく、人々が長い年月をかけて、これを記憶し、一人一人、深い内省の中にあって、この地に心を寄せ続けていくことをおいて考えられません」

陛下のお言葉は、こうして記録と記憶に残ります。そして、それは変わらないものです。
そして、変わらない事で、背負っている死者は、いつまでも背負い続けておられる事を感じとれます。
それを見て、私たちがどれほどの安堵を得ることがあるでしょうか。

被災地などの訪問先で、陛下の「おつらかったでしょう」の言葉で、涙をながす人は、たくさんおられます。
何かが報われた、あるいは、霊的に着地できたと感じる事だと思うのです。

一方、安倍首相の「おつらかったでしょう」という言葉で(寡聞にして聞いたことがないけど)涙を流す人が、おられたのでしょうか。

ちなみに、安倍首相は、二度目のサターンリターンで、再度、内閣総理大臣に戻っています。
その現政権においては、公的文書や国会議事録の書き換え、ねつ造、削除が、行われています。
安倍首相は、乙女座で柔軟宮だから、言うことがコロコロ変わる、という話もあるようですが、それについて書き出すと長いので、それは別の機会にするとして。

それに対し、海外からは、日本人の「おとなしさ」についての報道もあります。

私は、でも、おとなしいのではなく、精神的な支柱がまだあるから、ではないかと思うのです。

くるくる変わる政治に対して、変わらない支え、日本人の心的支柱として、「象徴として」天皇陛下が、おられることが、かろうじて私たちの何かをささえているのではないかと思うのです。

今後、天皇陛下のご譲位、東京オリンピックという時期は、山羊座に冥王星、土星、木星が運行します。グレートコンジャンクション、または、グレードリセットと言われ、先の見えない時に、精神的、あるいは霊的な支柱があることを、幸運と感じるのです。

http://divinus-jp.com/archives/34788

ナルホド、安倍さんが背負っている内輪の血縁カルマと、

天皇家が背負っているモノは大違いとのことで、

先日、天皇、皇后両陛下が与那国島を初訪問されたというには、何となく気になるトピックでしたが、

与那国島の海底遺跡はレムリア時代のもので、石垣島の「海民」はその末裔との説もあります。

個人的には皇室に対して何ら思い入れはなく、

しかしヨーロッパに行くと、ほとんどの人が日本のソーリの名前は知らなくても「エンペラー」は有名でしたので、

海外において、「日本の象徴」としての皇室の存在感は十分にあるようです。

そして、これからは「水瓶座(アクエリアス)の時代」で、水が重要なキーワードだと言われてますが、

皇太子様は、平成30年3月19日、ブラジルでの講演で、

「水を分かち合う」というテーマで、

八ヶ岳を水源とする「三分一湧水」について、海外に向けてこんな説明をしています。

水を分かち合うための努力と工夫が,この三分一湧水の名前に表われています。この分水施設では,名前のとおり,湧水を「三分の一」に分け,下流にある3地区にその水を均等に配分しています。

その仕組みはまず,湧き出た水を「分水池」と呼ばれるこの人工の池に一端集めます。そして,この分水池の真ん中にご覧のように「水分石」という三角形の石を置き,三方向へ均等に水を配分します(写真12)。

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現在のように水分石の位置が固定されていない時代は木柱が置かれ,この位置を変え,みんなが納得のいく位置を決めていたということからも,現在の形と位置に落ち着くまで地域の人々の間で様々な議論や試行錯誤があったことが伺えます。

水を分かち合うために透明性が重視されてきたことから,この分水が目に見える形で平等に行われていることも,注目されるべきでしょう。また,この等しく分けられた貴重な水が盗られないように,そして,途中で水路が破損し,漏水しないように,地域住民が「水番」として,交代で水路の見回りを行います。

この絵は,想像上の白蛇を描いたものです(写真13)。
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地域の伝説によると,江戸時代に発生した押ん出しの濁流に乗って1匹の白蛇が山から下ってきたというものです。災害が終わると,白蛇はどこかへ消えたのですが,それ以来,三分一湧水を壊したり水源林を切ったりすると白蛇の怒りに触れると言われています。水と水源を守る地域の知恵ともいえましょう。

皇太子殿下のご講演 宮内庁のサイト

白蛇の話を堂々と出来るのも、天皇家ならではという感じですが、

皇太子殿下は八ヶ岳に三回登ったことがあるそうで、

直近では2017年9月20日に登られてますが、

「遭難するのも不可能」な不自由ぶりを、「羨ましい・・」と思う人はあんまりいないと思われ、

ほぼ同い歳なんですが、失礼ながら「かなり老けてるな〜」という印象です。

新天皇の即位を国内外に公式に宣言する儀式「即位の礼」が2019年10月22日に決まりましたが、

占星術的には「グレードリセット」だという新旧の交代で果たしてどんな変化が起きるのか・・注目です!


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