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モブサイコな人たちと心理カウンセラー大嶋信頼氏に暴かれたミラーニューロンによる遠隔操作

人間は、その潜在能力のほんの一部分しか使っていないということはよく知られてますが、

昨年テレビ放映された「モブサイコ100」は、かなり地味系で空気読めないKY男子が、無敵な天然系サイキックだったお話で、

原作漫画の方が、より面白いという評判ですが、

アニメの方も秀作で、

サイキック能力があっても普通にコンプレックスを持ってたりするディテールが丁寧に描かれていて、

結局のところ、ハートフルな一般ピープルとの結合が最強だったというラストシーンが印象的でした。

サイキックな主人公を描いた小説や漫画は昔から人気があり、

差別用語問題で断筆したデザイナー出身の筒井康隆氏の「七瀬」シリーズは、

心が読めてしまうテレパスであるがゆえに、かなりしんどい人生を歩むことになりますが、

こういう話はSFの世界だけかと思いきや、言わないだけで「近い」人は結構いるようでして、

10年以上前の話ですが、バッチフラワーの個人セッションにも隠れ「七瀬」さんが来たことがあります。

30代前半、細身でロングヘアの可憐な方でしたが、

ご相談内容は、離婚直後でアロマテラピーのマッサージを習っているのだけども、施術中いろいろなことを感じてしまい「怖くて怖くて・・」とのことで、

アスペンという「ゾッとする感覚を持ちやすい」人用のレメディを中心に数種類ブレンドしたバッチフラワーのトリートメントボトルを調合し、

お好きだという「ホラー映画やヘヴィーメタル系ロック」をやめて、

なるべく明るい映画やクラッシックなどを聞くことをオススメしました。

数週間後、その頃やっていたセミナーに彼女が来たので、ペルーラム君にオーラを視てもらったのですが、

まさか彼女がテレパスだったとは。。。と判ったのは、

バッチフラワーの2度目のセッションで、七瀬さんから「まったく(思考が)読めない人に初めて出会ってスゴク驚きました!」とペルーラム君の感想を聞かされたからです。

もっとも「透明なポールのような感じで何も視えない・・」と言ってましたので、他者の考えが「セリフ」のように読めるわけではないようです。

そして、こういった能力があると便利かと思いきや、かなり不自由なようでして、他者の思考が視えちゃうゆえにネガティブになりがちだったようです。

この七瀬さんからは一年後、「おかげさまで本当の自分を知り、結婚することができました」とのメールを頂きましたので、もしかしたら今頃は「お母さん」になってるのかもしれません。

さて、一昔前までは、こういった能力は「千里眼」みたいな扱いでしたが、

1996年イタリアの脳神経学者によって発見されたミラーニューロンによって、

<ミラーニューロン>

霊長類などの高等動物の脳内で、自ら行動する時と、他の個体が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞である。他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように”鏡”のような反応をすることから名付けられた。

wikipedia

「人の脳内のイメージは確実に相手に影響を及ぼす」

ことが脳科学的に分ってきており、

数多くの臨床実績を持つ心理カウンセラーの大嶋信頼氏は、

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大嶋信頼(おおしま のぶより)

米国・私立アズベリー大学心理学部心理学科卒業。 アルコール依存症専門病院、周愛クリニックに勤務する傍ら東京都精神医学総合研究所の研修生として、また嗜癖問題臨床研究所付属原宿相談室非常勤職員として依存症に関する対応を学ぶ。嗜癖問題臨床研究所原宿相談室長を経て、株式会社アイエフエフ代表取締役として勤務。現在株式会社インサイト・カウンセリング代表取締役。 著書に『ミラーニューロンがあなたを救う!』(青山ライフ出版)、『サクセス・セラピー』(小学館)、共著『児童虐待〔臨床編〕』(金剛出版刊)がある。

http://aoyamalife.co.jp/jihi/j_02_ospi.html

人は身近な人の思考を知らず知らずに「視ている」と言います。

ある女性が鬱状態になって、旦那さんに付き添われてカウンセリングにやってきた。・・

近所でも評判の旦那さんは、調子が悪い奥さんのために、時折仕事を休んだりして献身的に面倒を見ていた。誰が見ても「この旦那さんは、奥さんをものすごく大切にし愛している」という夫婦であった。

奥さんのカウンセリングを始めて、身体の症状の訴えを聞いていて「何かがおかしい・・」と感じ始めた。奥さんは刺すような目の痛みを訴えたり「身体の節々が痛い」と言う。まるで家庭内暴力を受けているような症状なのだ。・・

そこで旦那さんを呼んで、旦那さんのカウンセリングをしてみることにした。

旦那さんは「結婚するまでは会社でも優秀な人材だったのに、結婚してから駄目な妻になってしまったのは自分の責任だから、なんとか自分が立ち直らせることができるように努力しているけど、精神的にもう限界である」と語っていた。・・

そこで、思いきって旦那さんに「ストレスが溜まった時に、もしかして頭の中で奥さんに暴力を振るっていないですか?」と聞いてみた。すると旦那さんは「えっ、どうしてわかるんですか?」とびっくりしている。

さらに、「もしかして頭の中で奥さんの目を何かで刺していませんか?」と聞いてみる。旦那さんは再び驚いて、しぶしぶそれをしていることを認めた。頭の中で奥さんの目を鋭利なフォークなどで刺していたらしい。・・

「実際に暴力を振るっているわけではないし、頭の中だけだからやってもいいと思ってしまって・・」

旦那さんの「自分以外には誰も彼女をこれほどまでに愛せないだろう」という思いがますます憎しみを増幅させていく。

とりあえず、旦那さんには頭の中で奥さんに暴力を振るうのを止めてもらった。

そんな旦那さんとのやりとりは奥さんには一切伝えていない。しかし、医者から難病扱いされていた目の痛みが治まり、炎症もなくなってしまった。さらに、長年消えなかった身体の痛みや怠さが治まり、動けるようになって、仕事にも復帰できるようになった。

こんなケースを実際に体験すると、しみじみと「ミラーニューロンっておっかない!」と感じる。どんなに離れていても、頭の中で振るわれた暴力が身体に影響してしまうのだ。そして、相手の脳にある「ぼろぼろになっていて、変わることのできない自分」のイメージによって、変わろうとした自分の努力が瞬時にリセットされる。・・

引き戻されるというよりも、自分を愛してくれている人間によって駄目人間というキャラクターに書き換えられ、自分が勝手に作り替えられてしまう。

それでも相手は、献身的に愛を実践する人を演じ続ける。その相手の愛に応えられない駄目な自分は、愛してくれている相手に対して「申し訳ない」と”罪悪感”を感じる。そして相手の愛を意識した瞬間に、ミラーニューロンで相手の脳につながって、相手の脳内にある醜い姿の自分のバックアップデータに書き換えられてしまう。

別にサイコパスでなくとも、口に出さずとも伝わる「悪意」の代償は大きく、意識で認識できない「悪意」は身体で表現するしかないわけです。

はっきり言って、心理学系の本はこのところ興味なくなってたのですが、

この「支配されちゃう人たち」は、読むだけで個人セッション並みの価値があり、
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コレを読むか読まないかでは人生が変わる人も多いのではないかと思われるほど、今までの心理学のセオリーを覆していて、

人類の3割ほどの割合でいる「支配者」タイプの餌食にならないことがネガティブ思考に陥らない極意です。

<支配者は”偽りの神”>

支配者は、自分が神だと思っている。実際は”偽りの神”である。

でも、ここで”偽りの神”という言葉を使うと、支配者の真実じゃなくなる。なぜなら、支配者は「自分が神だ!」と思っているから。

ほとんどの支配者は「自分が神である」という事実を表に出さず、神とはまったく違ったキャラクターを演じながら、水面下で神の役割を果たしている。支配者が演じる神の役割は、人を裁いて罪に定め、罪を犯させて罰を与え、恐怖で怯えさせて、”偽りの愛”で相手を救って支配することである。・・

支配者にも、いろいろなタイプがある。必ずしも「嫌な人」「失礼な奴」など性格的に問題がある人が典型的な支配者というわけではない。

ある時はカリスマ的な宗教者や治療者を演じている。また、引きこもりや不登校の子供を演じる場合もある。暴力の被害者が実は支配者で、相手に暴力を振るわせているケースもある。

だから「このタイプが典型的な支配者だ!」と相手の性格特徴から判断するのは難しい。

貧乏なクリスチャンの家庭で、罪悪感まみれのKY男子として育った大嶋信頼氏だからこそ突き止めた脳の「ミラーニューロン」を利用した支配の仕組みで、

「モブサイコ100」ともオーバーラップして、このところダークサイトがどんどん明るくなってきた印象です!

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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. 支配されちゃう本、注文してみまちた。(>_<)/ミラ~!

    茂夫(モブ)の師匠である霊幻さんは詐欺師なのでハートフルな一般人というよりはある意味典型的な支配者タイプだと思うけど、ふたりはお互いの凹なトコと凸なトコが隣同士のパズルピースの様にハマっているのでハッタリ用座右の名言集とかの受け売りを色んなトコから拝借、駆使する矛盾だらけのメチャクチャ(催眠術パンチなど)は通常、せっかくの名言が台無しになるというギャグパターンだけれど、なぜかそれが茂夫には何時もとても良い影響を与えるコトになり、師匠の方も弟子から良い影響、恩恵を与えられるという1/4の奇跡のひとが言ってた本来の居場所効果(本当の自分を表さないとお互いに認識できず出会えない)を表現してるので稀有なマンガだと思いました。

    悩める超能力者という似たような路線のドラマにはこんなの↓もありますヨ。
    http://channel.pandora.tv/channel/video.ptv?ch_userid=gogoucc&prgid=54472450&categid=33448001&page=1&ref=ch&lot=cthum2_1_2

    • 「支配されちゃう本」はトラさーにも共通してて、27さん好みだと思いましたよ。

      モブサイコは絵といい、ホント、細かいところまで面白くて、2回も見ちゃいました。霊幻さんタイプってけっこう好みで、支配者タイプというより、虚無っぽいと思います。茂夫(モブ)は光かな?

      <本当の自分を表さないとお互いに認識できず出会えない>

      同感ですよ〜

      「悩める超能力者」ご紹介ありがとう。見てみますネ。

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