空間には必ず左右があり、「右と左どっちが格上」という問題について、
東洋と西洋では。ずいぶん「捉え方」が違っていて、
西洋では間違いなく「right」で、「右が格上」とされています。
・西洋では、英語で右を「正しい」の意味がある「right」と言うように、日本礼法とは逆に「右を上位、左を下位」とする「右上位」が基本。
・2国間の首脳会談の並び方や主要国首脳会議(サミット)での立ち位置は右上位。
・欧州やアフリカでは右は善で左は悪という考え方があります。
微妙なのは中国で、時期によって異なるのですが、
中国に実在する「生まれ変わりの村」を調査する森田健氏が実践する「風水」ワザでは、
「入り口の右手を高くする」がラッキーの秘訣とのことです。
そして世界で唯一、虫の声を「右脳」で処理する日本においては、
西洋とは真逆で「左」が上位となります。
<日本では基本的に「左」が上位>
・天皇から見て左側に格上の左大臣、右側に格下の右大臣が立った。
・国会議事堂も、真ん中の中央塔から見て左側に、貴族院の流れをくむ参議院を配置。
・舞台の左側(客席から見ると右側)を「上手」、右側を「下手」と呼ぶのも、左上位に基づいている。
日本では、「舞台に立つ人」も「天皇」も、象徴としての「神」と見なされてきたわけで、
神道おいて「左右」は重要なポイントであり、どちらの側に何を飾るか決められています。
例えば「神棚」の飾り方においては、「水」「米」「塩」の順番が基本形とのことで、
「水」が真ん中もOKですが、「塩」が向かって「右」というのは共通なのに、自分は大きな勘違いをしていて、塩を向かって左に置いちゃってました!
何となく今迄、そうしちゃっていた理由は、多分、
左は女性性=潜在意識
右は男性性=顕在意識
という意識から、左側には「塩」がふさわしいように思えたのですが、
考えてみれば、カミ様の側から見ると左右は逆になるわけで、向かって右側は、カミの座からは左手になります。
そして、間違いながら毎朝パンパンやっていても、
「日本の神様は寛容で、バチを当てない」とのことですから良かったです。
さて、それはともかく「右と左どっちが格上」については、
西洋と日本神道では真逆な風習があるわけで、
そうすると、有名なこの写真も含蓄深いものに思われます。
戦後、神の座から人間宣言した「天皇」と、マッカーサー将軍の衝撃の一枚
天皇の右手に位置するマッカーサー、この写真の位置関係は、
西洋的にはマッカーサーが格上になりますが、神の座から見ると「天皇」が上で、
まあ、お互いにとって都合のイイ「立ち位置」のワンショットではあります。
先日、初来日したトランプさんと安倍総理も、
意識して撮られたツーショットには圧倒的にトランプさん右側が多いですが、
これは「お客様」ですので当たり前でして、
「お客様」で米国に行った際は、安倍総理の右側写真が多く撮られています。
又、夫婦の左右も、レディーファーストが建て前の西洋では、夫人を右側に置き、
「男を立てる」が建て前の日本では、
夫人は左側に控えているのが慣例ですが、
これも神の座から見ると、左側が「塩」の位置にあたる上位となり、
日本では妻のことを、「カミさん」とか「奥さん」と呼んでるのも納得です。
ちなみに心理学の実験において、カップルの左右位置をデータ収集したところ、
「お付き合いが浅いカップル」ほど、「女性を右側する」ことが多いことが統計的に確かめらており、
その理由は、多くの人にとって、右手はとっさの時に素早く出せる「利き手」であり、
「利き手」の側に、「守りたい」ものを置きたい心理が働いているとのことです。
つき合いが長くなると、「女性が男性を守る」ようになるのかもしれませんが、
この左右の心理については、偶然を使った面白いチェック法があり、
会議やセミナーなどで、たまたま座った席において、
左手にいる人を自分の「女性性=潜在意識」、右手にいる人は「男性性=顕在意識」、
そして正面にいる人を、「自分そのもの」を象徴していると捉え、
それらの人々を「どう感じるか」で、自分の「女性性」と「男性性」をチェックする方法です。
例えば、「気に食わない人が右側にいるな〜」という人は、「男性性=顕在意識」、つまり社会的なパワーに不満があり、
逆に左手に苦手なタイプがいる場合は、優しさや思いやりといった内面生活、「女性性=潜在意識」に問題を感じているのかもしれません。
カウンセリングなどの場では、クライアントさんと正面で向き合うのが普通ですが、
それがあまりにキツイ場合は、斜めのポジションを取ることもよくあり、
いずれにせよ意識的に「鏡として向き合う」場を作ることにより、「本当の自分を感じる」という仕組みで、
人間とは、誰かと正面から向き合わない限り、自分のことが「見えず」に右往左往しちゃう傾向があります。
で、「右と左どっちが格上」という問題は、
神棚の件でよく分るように、日本人は常に「カミの座」から見るという視点を持つ民族で、
西洋では「右=男性性=顕在意識」」が上で、
日本では「左=女性性=潜在意識」が上となり、
培ってきた文化風土の違いにも現れているようですが、
男性性も女性性も、どちらも大切なエネルギー特性であり、
この異なる左右のエネルギーを、「他者と真正面から向かい合う」ことで統合していくことが大切なようですネ!
鋭い洞察と深い知識、宇宙への愛が感じられる、こちらのブログの大ファンです。宇宙、ムーンマトリックス、ハトホル、スピリチュアル、お花、フラワーエッセンス、ブログの記事でトピックがあがっているもの、私も一通り学んできました^ ^
いきなりこんな質問してしまって本当に恐縮なのですが、ムーンマトリックスとハトホルの本の時間と魂と肉体に関する部分が未消化でいます。
魂や、根源意識は永遠ですが、時間軸が存在しない場合、なぜ、美人とそうでない人、お金持ちとそうでない人がいるのか、といった部分です。
早くして亡くなる場合も、もちろん、日頃の食生活や習慣が関係していると思いますが、小児がんなどは運命によるものが大きいと思います。
今まで、その理不尽さを前世のカルマとして理解していましたが、時間軸は存在しない(4次元、5次元的考え)とすると輪廻転生の考え自体が一部違うのかな?とも思ってきました。
並行して肉体を通してどこかの時間軸で存在している自分が別の肉体的特徴や容姿に作用いるのかもしれませんが、、、
ながながとすみません。
近くに気軽にこういった質問をできる人がいなくて(^^;
お時間のあるときに、また、気が向いたときに、相手してあげてもいいなと思ったときに(笑)、お返事いただけると嬉しいです。
今日も良き日となりますように^ ^
たえこさん、
身に余るお言葉、ありがとうございます♡
<ムーンマトリックスとハトホル>
なんでも真実とは一つではナイそうで、この二つはけっこう異質な感じですが、どちらも真実を言ってるんでしょうネ。ちなみ自分はハトホル派というか、チラッと読む度に癒されます。
いずれにせよ、チャネリングでも誰かの意見でも、「この人について行けば絶対大丈夫」はナイというスタンスでいれば、未消化な部分があっても流せるような・・まあ、程度問題ですが。
<今まで、その理不尽さを前世のカルマとして理解していましたが、時間軸は存在しない(4次元、5次元的考え)とすると輪廻転生の考え自体が一部違うのかな?とも思ってきました。>
「時間軸は存在しない」というには、今が変わると、いっせいに過去も未来もそれに伴い「動く」ということで、それはホントだと実感してますが、
森田健氏が言うように、今の我々は(カルマ)の「結果」であり、9割方運命が決まっているというのも納得です。しかし、残りの1割で、幸福感は大きく異なり・・そして、美人だったり、病氣のアルなしが、「魂の進化」に有利とも限らないので、与えられた「持ち札」を精一杯生かすゲーム感覚な感じがします。
<並行して肉体を通してどこかの時間軸で存在している自分が別の肉体的特徴や容姿に作用いるのかもしれませんが、、、>
並行して自分がたくさんいる感じは、若い頃にあったんですけど、最近は、あんまり。。です。
パラレルワールドより、多次元的存在の方がピンと来ますが、このへんは何とも・・カルマとか、アルにはあるようですが、結局は「感情的なしこり」の浄化なんじゃないかな〜と思っています。
お返事になってませんが、同じようなことを真摯に考えている同志がいると知ってウレシイです。コメントありがとうございました!
イルカさん
とりとめのない質問にさっそくご返信いただきありがとうございます。
とっても嬉しいです^ ^
こちらのブログに行き着いたのは少し前ですが、過去ブログを読みながら重なる部分が多く、驚いています。
私も引き寄せられるようにイギリス短期留学、その後ヨーロッパを放浪しました。
そして、一昨日は青山にいましたし、、、笑
青山は主人と出会った場所で、他にもご縁がいくつか広がったとても運気のよい場所で。
イルカさんと、キャッチする周波数が似ているんでしょうか(^.^)
もうどこかですれ違っているかもしれませんし、これからどこかで出会いそうな気もしています。そんな気持ちでこちらのブログを拝見しています。
(半年前に大ファンのブログの筆者と感動的な出会いがあり、さらに人生がきらめきました)
イギリス留学中、バッキンガム宮殿を観光しているときに、ここは何か違う空気が流れているなぁと少し覚醒し、家族の肉体の旅立ちや体調不良があって、思いっきり覚醒しました。笑
質問した本の内容ですが、おっしゃるとおり、実際にはどちらも確かめようがないですから、自分の感覚ですんなり落ちていく方を時と場合によって受け入れようと思います。
今生での貴重なお時間を使ってお付き合いいただき、ありがとうございました^ ^
自分はロンドン到着翌日に、バスでお財布をなくす(多分、スリじゃなくて置き忘れ)という希有な体験をしましたが、その時案内してくれてた元英国留学生だった日本女性(たまたまホテルが一緒だった)が、自分のカードでキャッシングしてお金を貸してくれたんですよ!!
イギリスは初めてで、それ以前の海外ではノートラブルだったのでショック、どん底まで落ち込みましたが、現金はほとんど入ってなかったので、借りた現金を節約してカード無しで乗り切り、行く先々で皆さん親切にして頂き、かけがえのない思い出となりました。
で、ロンドン観光はオジャンで、バッキンガム宮殿にも行けませんでした・・が、帰国したトタンに、泊まったホテル近くで「ロンドン・バステロ事件」が起こり、またまたビックリ!!
ロンドンには何かがアルのかもですが、こういう体験が一番勉強にはなりますよネ。
こちらこそ、いつも拙文を読んで頂きアリガトウです。今後ともよろしくお願いします♡