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ヨガナンダの「不安を取り除く方法」と「神と我」の鏡

1月11日は「鏡開き」ですが、鏡餅には意外と大きな意味が込められているようで、

日本の「三種の神器」のエッセンスが盛り込まれているだけではなく、

お正月11日間大事に祀った「鏡」を割り、

美味しい「お汁粉」をお腹に収めてでニッコリするのは、
oshiruko

「神」との間にアル「我」も一緒になった「カガミ」を大事にすることの大切さ、

すなわち、ロシア版引き寄せの法則、トランスサーフィン「鏡の超法則」の言うところの、

「魂と理性の一致」を示唆しているのかも知れません・・

2016年1月11日、標高1200mの清里高原は、
DSC_5774昨日の強い風もやみ、好天候に恵まれ、
DSC_5767斜め前のペンションのワンコも気持良さそうにまどろみ、DSC_5770手づくりの餌箱には小鳥さん達がひっきりなしに出入りしてたりで、DSC_5828深呼吸するだけでイイ気持ですが、

小鳥と同じく、偶像崇拝や特定の信仰ナシの日本人にとって、古い習慣を大切にすることは、案外イイ鏡になる場合もあるようです。

さて、先日コメント情報で「ヨガナンダ」という、チョイ古い時代の聖者を知ったのですが、

江原啓之の壮絶な過去とヨガナンダが予見した現代社会

この分厚いオールドな書の内容は、今こそ必要な最新情報でして、

Amazonレビューでも、2015年末から突如ポイント上げてます!

<なんべんも読み返したい本です>投稿者夢子2016年1月10日

毎晩少しずつ見ています。生涯、手放せない一冊になりそうです。

<最高峰の一冊。現代版聖書>投稿者Amazon カスタマー2015年12月25日

これまで200冊近く様々な本を読んできましたが、
間違いなく最高峰の一冊です。

この本は生涯、座右の書となることを確信しています。
出会えて幸せです。

「ヨガナンダ」さんはインドの方ですが、宗教を超えたグローバルな感性で東洋と西洋の架け橋となり、実用的で大切なことを、分かり易い言葉で語ってます。

例えば「病氣になる原因」についても的確です。

多くの病氣の原因が、1年365日を通じての食べ過ぎです。からだが実際に要求しようとしまいとかまわずに、ただ機械的に食物を送り込んでいると、からだを害します。

また、味覚に魅惑されて本来の食欲を見失うことも病氣を呼び寄せます。食べ物を味わって楽しみのは結構ですが、そのとりこになると、命を縮めることになります。

自然を敵にまわしてはなりません。あなたが自然の要求を重んじ、食べ物やからだに執着しなければ、自然はあなたを罰したりはしません。からだを維持しているのは食べ物ではなく、生命力であることを忘れてはなりません。

何よりも心の力を重視しなさい。そして、それをもっと強めて頼りがいのあるものにするように心がけなさい。ただし、狂信的になってはなりません。あなたがいつまでも心をからだにに隷属させていると、心はあなたに報復します。

心は、その力を放棄して、あなたがほかのものに頼らなければならないようにさせます。

そして、心の無力化が進むと病氣は慢性になり、どんな薬や医師の手にも負えなくなります。病氣を治す力の4分の3は、本人の心にあるのです。

さらに、引き寄せの法則が「陥りやすい罠」についてもチャンと言及してます。

健康になることを第一の目的として心の力に興味をもつ人がいますが、健康は人生の目的ではありません。

人生の目的は、神との交わりです。あなたは今元気でも、やがてどんなものでもあなたの役に立たなくなるときが来ます。そのときあなたを助けてくれるのは神だけです。断食は、神に近づくために最も効果的な手段の一つです。断食は生命力を食物への依存から解放して、あなたに、肉体的生命を真に支えているのは神であることをわからせてくれます。

「健康」を「お金や成功」と言い換えても同じで、

結局のところ、人生の真の価値は、最期の時にわかります・・

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あなたがこの世に生まれたとき、あなたは泣き、周りの人たちは喜びました。しかし、今度はあなたがこの世を去るときは、世の中の人々が泣いてあなたが微笑んでいられるように、この一生を人々のために働き、奉仕しなさい。

この書は説話集でして、

以下は、米国サンディエゴのエンシニタス市で、
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77年前に講演した内容で、健康に関するイイ情報満載です。

1938年10月16日 エンシニタスの旧礼拝堂における講話

<心のラジオから不安という電波障害を取り除く>

宇宙の万物は、エネルギー、すなわち波動によって構成されています。言葉という波動は、想念の波動が発達して、より粗い波動として現れたものです。すべての人の想念は、エーテルの中で振動しています。想念波動はこのように精妙な波動であるため、科学的にはまだとらえることができませんが、われわれがすべての人々の想念を知らずにいることはむしろ幸いなことです。

あなたがラジオのスイッチを入れると、音楽やいろいろな声が聞こえてきます。もし、電波を伝えるエーテルに知性がなかったら、いろいろな放送が同時に聞こえてくるかもしれません。神は、エーテルをつくられたとき、人間が将来この媒体を使って電波を送り、ラジオ放送を聞くことができるように計画されました。

電波はエーテルによって遠隔地まで送られますが、放送するときも受信するときも、電気的に増幅されなければなりません。ラジオ放送の音声はいつもエーテルの中で振動していますが、受信機がないと、われわれはそれを聞く事ができません。

想念もまた、電波のように空間を伝わってゆきますが、ダイヤルを合わせている心の受信機にしか受信されません。

あなたがたは、ごく身近にいる親しい人の心を感じ取ることはできるかもしれませんが、遠隔地にいる人、例えばここからインドにいる人の想念を感じ取ろうと思ったら、もっと高い受信能力を開発しなければなりません。・・・

われわれはみな、人間ラジオです。あなたは、他人からの想念の通信を心で感じ取り、自分の想念を霊眼を通して相手に送信します。心は受信中枢であり、霊眼は集中と意志の中枢です。

あなたのアンテナは延髄にあり、そこは直覚と超意識の中枢です。例えば、あなたが旅先で、家に何か変わった事がないかどうか知りたいと思ったとします。もし、あなたの心が十分に鎮まって直覚が働くようになれば、あなたは家のいる家族の人たちの心を感じとることができるようになります。

このような精神集中に熟練すると、あなたの心の受信機はエネルギーを補給されて、その受信能力は至る所に及ぶようになります。

<この世界は神の心の中の想念にすぎない>

全世界は想念の中にあるだけです。心には、このような力があります。空間は、心が描いた概念にすぎません。私は、眼を閉じて二千マイル離れた所にある物を思い浮かべることが出来ますが、二千マイルという距離も、心が描き出したものです。

空間も時間も、想念の違いにすぎません。夢の中のアイスクリームと熱いコーヒーとは、どこが違うでしょうか?目が覚めてみれば、アイスクリームもコーヒーも同じ心が描いた想念で、ただ観念が違うだけだったことがわかります。

心には全知の力があります。ただし、それは神の心のことです。神の心が万物の中に浸透しているように、われわれの心にも同じ性質があります。われわれは、すでにラジオによって、アメリカとインドを想念の中で結びつけています。両者の間に空間はありません。

ラジオのダイヤルを一つのチャンネルに合わせるとき、電波障害によってうまく放送が聞けないことがありますが、あなたが自己改善のために心のチャンネルを変えようとするときも、それと同じように”電波障害”によって邪魔されることがあります。この場合の電波障害とは、あなたの”悪習慣”です。

<不安は落ち着いた心には侵入できない>

あなたの心のラジオを妨害するもう一つの電波障害は、”不安”です。

習慣に、よい習慣と悪い習慣とがあるように、不安にも、建設的なものと破壊的なものとがあります。例えば、ある婦人が友人の誘いに対して、「今夜の外出は夫が喜ばないと思うので失礼します」と言ったとします。この場合、彼女の心配は愛から出たもので、これは建設的なものです。

建設的な心配と卑屈な心配とは違います。愛から出た心配は、他人を不必要に傷つけまいとする心遣いですが、卑屈な心配は、自分の意志を麻痺させます。家族は互いに愛をもって心配し合うべきであり、真実を語ることを恐れてはなりません。

他人に対する愛から、自分の義務を遂行したり欲望を犠牲にすることは、不安や恐れからそれと同じことをするよりもはるかに優れています。神のおきてを守るのも、罰を恐れるからではなく、神に対する愛からするべきです。

不安は、心から生じます。もし、病氣またはほかのことで不安に取りつかれたら、深く、ゆっくりと、一定のリズムで、数回呼吸をしなさい。そして、息を吐き出すごとに、からだ全体をリラックスさせなさい。そうすると不安で滞っていた血液の循環が促されて正常に戻ります。・・

不安は、苦痛の記憶から湧いて来ます。つまり、過去の経験が因です。例えば、あなたに、以前転んで足を骨折した経験があると、また同じことを繰り返しはしないかという心配が生じます。そういう不安に取りつかれると、あなたの意志も神経も麻痺して、ほんとうにまた転んで足を骨折することになります。そのうえ、心が不安で麻痺すると、活力が低下し、体内に病原菌が侵入しやすくなります。

<用心しても恐れてはならない>

病氣を恐れない人はほとんどいません。恐怖心は、人を苦痛から守るために神が与えられた警報装置です。しかし、それを過剰に反応させたり、誤用してはなりません。必要以上の恐怖心は、困難を撃退しようという意志を萎縮させてしまいます。

警戒心は、賢い恐怖心です。例えば、自分に必要なダイエットを心得ていて、「この菓子は自分の健康によくないからやめておこう」というような場合です。

しかし、わけもなくむやみに恐れることは、病氣の原因になります。そのような恐怖心は、あらゆる病氣の因になる真の病原菌です。病氣に対する恐怖心は、病氣を促進させます。病氣を思い浮かべることが、病氣を引き寄せることになるのです。いつも風邪をひくのを恐れていると、どんなに予防してもますます風邪を引きやすくなります。

このような恐怖心によって自分の意志と神経を麻痺させてはなりません。避けようと思うあまり恐れてしまう人は、自分でその恐れている状態をつくり出す手助けをしているようなものです。

また、病氣のことや病弱な悩みばかり話題にする人と必要以上に付き合ったり、彼らに同情しすぎることもよくありません。こういう話題にかかわり過ぎると、知らず知らずのうちに自分の心にも不安の種を播いてしまいます。

「自分も、結核や癌や心臓病で死ぬのではないか」などと恐れている人は、今すぐその恐怖心を捨てなさい。さもないと、その恐怖心がその恐れている状態を引き寄せてしまいます。

すでに病氣にかかっていたり、からだの弱い人は、できるだけ気持の明るくなるような環境の中にいるように努め、力強く積極的な人と交わり、その人たちの積極的な考え方や雰囲気を自分の中に取り入れるよう心がけるべきです。

気の持ち方や考え方には、大きな力があります。病院で働いている人がめったに病氣にかからないのは、彼らの積極的な心の姿勢によるものです。彼らは自信を持っており、その積極的な考え方とエネルギーによって活力を得ているのです。

同様の理由で、年を取ったらむやみに年齢のことは言わないほうがよいでしょう。年齢を告げると、相手はあなたの中にその年齢を思い浮かべ、健康や活力の衰えを想像するからです。老齢を意識することは心配を生み、それによって活力を失うことにもなります。ですから、年を取ったら年齢のことはできるだけ口にしないようにして、ときどき神にこうささやきなさい、「私は不死です。私は健康に恵まれていることを感謝します。

用心することと、心配することとは別です。用心することは大切ですが、心配してはなりません。ときどき体内を浄化するためにダイエットをして、体内に蓄積された不純物を取り除き、病氣の予防をしなさい。こうして適切な予防措置を講じたら、あとはいっさい心配しないことです。病原菌は至る所に充満しており、心配しはじめたら、人生は楽しむどころではなくなってしまいます。どんなに衛生的予防手段を講じても、家の中を顕微鏡で覗いたら、物を食べる気もしなくなるでしょう。

<不安を取り除く方法>

あなたの不安が何であれ、心をそれから引き離して、それを神に委ねなさい。そして、神を信じなさい。心配のしすぎは、それだけで状態を悪化させます。悪い状態がまだ起きてないのに、今から苦しむのはばかげたことです。たいていの病氣は、心配という入り口から入って来ます。

ですから、心配を捨てれば、あなたはすぐ自由になれます。癒しは一瞬のうちにも行われます。毎晩寝る前にこう断言しなさい、「天の父がいつもわたしといっしょにいてくださる。わたしは守られている」と。・・・・

あなたは病氣から隔離され、神のすばらしい守護を感じるでしょう。不安や恐怖を捨てることが、健康への唯一の道です。そして、あなたが神との霊交に達したとき、神そのものがあなたの中に流れ込んできて、自分が不滅の魂であることを自覚するでしょう。

不安に襲われたときは、手のひらを胸の肌の上にじかに当てて、左から右へこすりながらこう念じなさい、「天の父よ、私は自由です。この不安を、私の心のラジオから取り除いてください」と。

ちょうど、ラジオを雑音を消すようなつもりで、心臓を左から右へこすりながら、心の中の不安が消えるように一心に念じつづけていると、それは消えます。そして、代りに神の喜びが感じられるようになります。

不安な気持に対応するバッチフラワーの代表はミムラスですが、

「心臓を左から右へこすりながら、心の中の不安が消えるように一心に念じつづけている」と不安が消えるというのは、是非試してみたいものですし、

「年を取ったらむやみに年齢のことは言わない」は初耳ですが、ネガティブなイメージを持ちやすい相手には、年齢以外のことでも自己開示しない方がイイというのは納得の摂理です。

ヤタラと人々に「不安感」を植え付けるニュースが横行する「今」こそ、ヨガナンダさんの実用的アドバイスに耳を傾けたいものです。

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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. ヨガナンダとかけて
    ヨガナンダの奥さんととく
    そのこころは。。。
    ダンナガヨガナンダ!(・∀・)/カガミモチ”~

    鏡といえば秘密のアッコちゃんの実写版がお正月にやっていて録画しといたのを観ました。
    小学生のアッコちゃんがコンパクトで大人に変身して大企業?に入って働くのですが、コドモ感覚がユニークだと天才肌上司に気に入られて必要とされるのだけれど結局コドモに戻らなくてはならなくて、それから一生懸命勉強して10年後にその会社の面接でコドモ大人の時ウソの履歴書に書いた「早稲田大学算数学部」というフレーズをその会社の面接の時に言ったら面接官になってた天才肌上司が憶えていて、つまり10年前に姿を消した人間がその時のままの姿で現れたのでアッコちゃんの秘密がその上司のひとだけにわかるコトになるという内容で、ちょっと変わったタイムトラベル物語?となっておりました。

    • <ダンナガヨガナンダ!(・∀・)/カガミモチ”~>

      シュール、シュール!!

      秘密のアッコちゃんの実写版面白い話ですね。案外、ほんとうに起きてることかも?

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