この写真は、ウクライナ東部でのものですが、立派なキノコが採れる豊かな土地のようです。そしてウクライナは、モルドバ、グルジアとともに、NATO加盟国ではない希少なお国です。

ロシアにとっては、天然ガスのパイプライン上でもあり、是非とも取り戻したい。ロシア系人口が多いウクライナ東部では国民投票にもちこめば、クリミアと同じく勝算は高いのでしょうが、さて、ウクライナ西部はどうなるのでしょうか？

ウクライナ西部は、親イスラエル派が後ろ盾になっているネオ・コンが主役になっているそうで、前大統領のビクトル・ヤヌコビッチさんは2014年2月23日に解任されたわけですが、

このクーデターによる解任劇自体が明らかに憲法違反で、このクーデターで主導権を握っていたネオ・ナチ系の政党は、450議席のうち37議席（8.2％）にもかかわらず、統率され、武装していることで主導権を握ることができたそうです。

つまり、「西側」勢力の傭兵による暴力的クーデターで出来たのが今の暫定政権です。だから、いろいろと揉めてるんですね。

憲法違反の政権・・日本では、てんぷら大臣の安倍ちゃんが、「自らを憲法の上の存在だ」と言ったそうですが、ちょっとネオコンかぶれかも？

ところで、一昨日、ＮＨＫのこの番組を実家で見てました。

認知症による徘徊（はいかい）後に保護され、身元不明のまま７年間、群馬県館林市の施設で介護されてきた女性（６７）について、ＮＨＫが１１日夜に総合テレビで紹介したところ複数の情報が寄せられ、東京都内の男性（６８）が１２日、自分の妻と確認した。

　番組は、認知症による徘徊行方不明者を扱ったＮＨＫスペシャル「行方不明者１万人」。ＮＨＫによると、発見時の写真や持ち物に記された名前などを紹介したところ、放送中から「知人かもしれない」との電話がＮＨＫに相次いだ。連絡を受けた男性が１２日、施設で女性に面会。女性は２００７年１０月、都内の自宅を出たまま行方不明となり、家族が警察に捜索願を出していた。

　この日は夫婦の４１回目の結婚記念日で、夫の男性は「あきらめが９割だった。言葉では表しようがない」と話しているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140512-00050144-yom-soci

名前のついた衣類や手掛かりがたくさんあるのに家族が見つけられないのは、もしかしたら（見つけたくない）事情があるのかしら？なんて勘ぐったのだけど、そうではなかったようです。

7年間も行方不明で、あきらめかけていたところが一夜で解決した・・しかも結婚記念日に！

それにしても、双方ともちゃんと公共に届けを出しているのに、見つけられなかったとは・・年金の記入ミスといい、案外日本もいいかげんなものだなあ、と思いました。

しかし今回のスピード解決は、母の日でもあり、皆が注目したことがラッキーに作用したのだと思います。

うちもそうですが、年老いていく両親の姿と重ねあわすと他人事とは思えない・・・やはり多くの人が注目して観察するだけで、事態はいい方へ動き出すのです。

この日のＮＨＫのニュースでは、ウクライナの国民投票の準備の様子をやってたけど、本当の状況を全く知らせてないなあ〜と、思いました。情報を操作されてては、観察のしようがない・・です。

クリミアにはボルテックスがあるという事だし、バルト三国、ポーラ ンド、ハンガリー、チェコ共和国、ルーマニア、ブルガリアなど28ヶ国がNATO加盟国の中、まだ西側に完全に汚染されていないウクライナ＆クリミア情勢は、これからの地球の行く末を決めていく鍵かもしれません。