台風18号は、2015年9月10日、まさかの鬼怒川決壊となり、ソーラーパネルの設置で堤防を削ったことが原因の一つであるという説が出てますが、
洪水との因果関係がともかく、常総市で開発をめぐって怪しい動きがあったのは事実で、
ソーラー発電設置で森林破壊が行われたのも事実です。
常総市だけでなく、山梨県でも大規模な太陽パネル設置の工事がこのところ目立っていてイヤな感じがありました。
利権がらみで闇雲に自然を破壊することに、ついに鬼が怒ったかのような、
すさまじい鬼怒川の大暴れでしたが、
鬼怒川と呼ばれるようになったのは近年で、もとは「絹川」「衣川」でした・・
鬼怒川(きぬがわ)は、関東平野を北から南へと流れ利根川に合流する一級河川である。全長176.7kmで、利根川の支流の中で最も長い
古代以来、「きぬがわ」には、好天時の穏やかで絹・衣の様な流れを表すであろう「絹川」あるいは「衣川」の漢字が当てられて来た
江戸時代以前、鬼怒川は香取海に注ぐ大河であったが、徳川家康の利根川東遷事業によりもともと江戸湾に注いでいた利根川が東遷され鬼怒川に近い流路に付け替えられたうえで、鬼怒川は利根川に注ぐ河川とされた。また、近代になって鬼怒川の文字が当てられるようになった
つまり元々は、衣を干す穏やかな「絹川」「衣川」で、
自然と共生上手だった日本が、西洋的価値観に染まってから「鬼怒川」となった流れですが、
日本を代表する霊峰、羽黒山を望む鬼怒川沿いが、
一日もはやく本来の穏やかな姿にもどることを祈ります・・
それにしても、今回の台風18号はどんどん北上し、まるで3.11の爪痕を洗い流すかのような動き方でしたが、
実際のところ、環境省がやっている放射能汚染の除染作業とは、
雑巾で拭くだけの、ただの「水ふき」だと、実際に除染ビジネスに携わった人から聞き驚きました!
こちらの会社では、「水ふき」するための承諾書をもらう仕事で数億の美味しいお金が入ったそうです・・
雑巾で「水ふき」スルために、多大な国税が垂れ流しとは、鬼じゃなくとも「怒」です!
過去を悔やまず水に流す性向は、日本人のイイところだと思いますが、「環境に優しい」を唱った利権ビジネスの現状に、改めて目を向けさせられた、9.11前日の鬼怒川決壊でした!
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