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夕張モデルの検証に役立つ『Ns’あおい』と春の養生

夕張モデルの検証に役立つ『Ns’あおい』と春の養生

日本は世界一の長寿国ではありますが、

健康で活力のある暮らしを続けたいというのは誰もの願いです。

東洋医学的には、芽吹きの季節である春先は、
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明るい伸びやかな気持ちでいることが一番の養生だったりします。

春の3ヶ月(2.3.4月)を発陳(はつちん)と言います。冬の間かくれていたすべてのものが、芽を出し活動的になり始める時期です。
天地の生気が発動し、人体の陽気も多くなる時期です。

ですから、早寝早起き(日の入りと共に寝て日の出と共に起きる)を心がけ、歩くなどゆったり身体を動かし始めることが大切になります。そして、心身ともにのびのびとした気持ちで活動するのが、春気に応じるよい方法になります。

この春の気に逆らって、静かに沈んだ状態でいると病気になります。よく春先の木の芽時期になると、神経痛や皮膚病になると言う人がいます。あるいは、身体がだるい、のぼせる、眠れないなど神経症も訴えてきます。適当に運動して陽気の発動をしてやると治ってしまいます。

http://www.tambagumi.com/user/bureau/school/touyou/4.htm

さて、こちらの力強いヨガ姿の女性は、
iryoho2_Rナント、中学生の孫がいる60代女性とのことで、

この女性のお住まいは、2007年に財政破綻して騒がれた夕張市で、

まだ日本がバブルの頃、夕張市にスキーに行ったことがありますが、01209ca3470057650

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」が行われる、かつて炭鉱で栄えた街は、
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昭和っぽいレトロさが印象的で、8111-1-750-400「バリバリ夕張!」というキャッチフレーズはちょっとナンでしたが、

さすが北海道、スキー場に野性のキツネが出現したりして、
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朝食の「ゆで卵」をあげたら、喜んで持っていき、温泉付きホテルも雪質もナイスでした!

その夕張市が財政破綻で病院がなくなるとは・・一見暗いニュースではありますが、

驚いたことに、市立病院や救急病院がなくなったら、全国平均の2倍も高齢者が多いにもかかわらず、

どんどん死亡率が減り続けて、
ih1_R救急車の出番は全国平均の二分の一以下となり、

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病院がナイ方が住民の健康度がアップしたという衝撃な報告記事には、15万もの「イイネ」がついてます!

<死亡率、医療費、救急車の出動回数、全て下がった>

ただ、これは僕の印象です。何か(夕張には)すごい世界が広がってるなって思ってましたけど、実は印象だけじゃなくて、数字にも出ていました。例えば、救急車の出動回数。下がっちゃったんですね。

ちなみに全国的にはこの10年でほぼ1.5倍。高齢化率が高まれば高まるほど、救急車の出動回数はドンドン増える。普通に考えたらそうだと思います。でも、高齢化率1番の夕張市。高齢化率下がってはいないんですよ、まだまだ上がってるんです。

2、3年前は43%でした。今45%。まだまだ上がってる。でも何とこうなっちゃいました。

この夕張モデルに対して、「重病人は夕張市から出たのでは?」と反論する医師もいます。

医療が崩壊した夕張市に今もなお住みつづけている方々は、もともと普段から持病がなく病院にかかる必要があまりない人たちが他の地域に比べて多いかもしれないという可能性を否定することはできません。

しかしながら、仮に「重病人は出て行った・・」にしても、

大きな病院に通わなくても、「明るく健康」でい続けることは可能だという見本と言えます。

この「夕張モデル」を提唱した森田洋之医師は一風変わった経歴の持ち主です。

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実はですね、僕は医者になる前、経済学部を卒業してます。で、一から医学部に入り直して卒業して、医者になりました。もちろん経済も良かったんですけど、何か直接人の役に立てる仕事って何かないかなと思って、医者になりました。

胃瘻っていうのはですね、みなさんご存知かもしれないですけども、お腹に穴を開けて直接胃に栄養を送る、そういう栄養法です。僕も最初は全然うまく出来なかったんですけど、何例も何例もやってるうちに、だんだん上手になってきて、ほかの先生からも「上手くなったね」とか言われて、得意になってた時期がありました。

そんな時に、近くの高齢者施設に行ったら、すごくショックだったことがありました。それはほとんどの病棟にいる患者さんがほとんど寝たきりで、胃瘻されていた。そしてその患者さん、ほとんど意識がない。寝たきりで意識がなくて、会話もできない。痛いも痒いも言えない。その状態で何年も、長い人は10年以上です。

その状態を見た時に、僕は本当にショックを受けました。医者を辞めようかなとも思いました。人の役に立とうと思って医者になった。それなのに、全く人の役に立ってるという実感がわかなかった。僕は医者を辞めようと思いながら、悩んでいました。その時ちょうど、北海道の夕張市というところが財政破綻して、医療崩壊して、そこで頑張っている先生、村上先生という人が、予防医療とかそういうので頑張ってるということで、救いを求めて夕張に行きました。今日はそんな話をしようかなと思っています。

夕張市内に総合病院がひとつあって、171床。それが医療崩壊、財政破綻によって市がお金をもう出せないよ、市立病院は継続出来ませんってことで小さな診療所、19床になりました。病床はほぼ1/10ですね。もちろん医者も去りました。医療機器も、何と今は夕張市内にCT、MRI、一台も無い。ゼロ台です。市内にですよ、病院にではなくて。しかも救急病院も無くなった。

医者なのに経済学部を卒業とのことで、

医者でありながらも一般人の立場になれる方のようです。

一方、獣医大学を出ながらも、卒業後は「玩具メーカー」に就職し、Uターンで獣医師になった永田高司氏は、

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人間も動物も、不要な「手術」が多過ぎると言ってます。

<外科医は手術が大好きである>

何度かそういう経験をすると、外科医は手術が大好きになります。毎日手術したくて、うずうずするようになります。新しく会得した手術ならなおさらです。

そして、「どんな病氣でも手術でスカッと治したい」と望むようになりますし、「どんな病氣でも手術で治せる」と思うようになります。手術がうまい外科医ほどその傾向があります。そして、患者さんにもどんどん手術を勧めます。

コチラの書からの抜粋で、

最近では群馬大病院の事件が話題になりましたが、

読売新聞の取材では2009年4月以降、同科が行った肝臓の開腹手術を受けた患者84人のうち、60~80歳代の男女10人が術後3か月以内に敗血症や肝不全などで死亡していることが分かっている。執刀は、腹腔鏡手術を行った同科助教によるものだった。
病院側はすでに、開腹手術を受けた患者が10人死亡した事実を厚生労働省に報告している。しかし、22日の読売新聞の取材に対し、「手術データを精査しておらず、死亡した人数も把握できていない」と、事実関係を認めなかった。

専門バカ・・でない、普通の感性の医師からすると、人間も動物も「不要な医療」が横行していると感じられるようです。

そして、こうした現状を的確に描写しているテレビドラマがありました。

https://youtu.be/7-QWdDkE73U

2006年放映の『Ns’あおい』は、春先にふさわしい明るい青春ドラマでありながら、
2163「夕張モデル」に納得できる、究極のディスクロージャーでした!








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