酵素カフェ

「うつ病関与のタンパク質特定」で知る胃薬が効く理由とその弊害

私たちの「お腹の中」には約100兆もの細菌が存在しており、

「数の原理から言えば、人間が腸内細菌に飼われていると言っても過言ではない」

と、アンチエイジングの専門家、順天堂大学大学院医学研究科・加齢制御医学講座教授の白澤卓二氏は述べてますが、

この腸内フローラとも呼ばれる腸内細菌は、

東京大学大学院・新領域創成科学研究科の服部正平教授によると、

一人一人に独自のバランス、プロフィールがあり、

また、多くの人が健康のために納豆やヨーグルトを一生懸命食べていたが、これらの菌はすでに乳幼児期には日本人の細菌叢の中に存在していることも解明。一人一人がそれぞれ特有の容貌を持つように、細菌叢も個人特有のプロファイル(組成)を持っていることがわかった。この組成は親子や兄弟、夫婦など同じ食生活を共有している家族でも類似性を示さなかったという。

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乳幼児期には絶妙なバランスを保っていたのが、

ワクチンやら「抗菌」やら、不自然なことをし続けると、生まれ持った絶妙なバランスが崩れてしまいます。

また、最近の研究成果によると、

マウスにストレスを与えると「たんぱく質の変異」で「うつ」になり、

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その「うつ症状」は「胃薬」で抑えることが出来ました。

<うつ病に関与のタンパク質特定 岡山理大グループ、マウスで実験>

岡山理科大理学部の橋川直也講師(分子生物学)、橋川成美准教授(薬理学)らのグループは、うつ病に特殊なタンパク質「HSP105」が関与していることをマウスを使った実験で明らかにした。既存の胃薬を投与すると症状が抑えられることも分かり、新たなうつ病の予防や治療法の開発につながる成果と期待される。

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つまり「胃薬」は「うつ」に効くわけで、

故ペルーの先生はよく、「頭で考えないでお腹で考えるなさい」と言ってましたが、

お腹からの信号=感情を無視して頭でっかちになると胃腸がやられ、

胃薬を飲むとスッキリするのは、胃薬の精神安定作用もあったわけです。

しかしながら薬の常用は、当然ながら腸内細菌のバランスを崩すことにもなり、

もうすぐ65歳になる旦那さんは、休日は清里で家を作り、
DSC_1886今は健康上の問題は特にありませんが、
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若い頃は徹夜続きの激務で胃潰瘍や十二指腸を繰り返し、

お医者さんからは「あんた、仕事変えたら?」とか言われたそうです。

で、胃薬を時々飲んでいたのですが、

48歳と49歳の時に連続して急性膵炎で救急車で運ばれる事態となり、

無事退院したものの、どうも体調が今イチの時に「ペルーの先生」と出会い、

不思議な整体を受けるようになってからは自然と薬を飲まなくなり、

野口整体よりスゴイ無痛整体と「盆の窪」延髄の重要性

そして薬を飲まなくなったら、消化器系の不調はなくなりました。

消化器系の不調は、TMSの等価疾患であり、

現代社会に蔓延する慢性痛の謎を解いたサーノ博士のTMS理論

つまり、感情的ストレスが腰痛や胃痛の素だったりしますが、

その当時のことを思い起こすと、

「焼肉」や「中華料理」など、脂っこいものを結構食べていましたので、

やはり食生活は健康上の大きな要因になると実感しています。

特に肉類は上手く消火されないと腸内で腐ってしまい、

そこに感情的ストレスがかかると腐った「たんぱく質」がいろいろな病氣を引き起こします。

「悪玉に変えるたんぱく質」のメカニズムが分ったことで新薬が期待されてますが、

<悪玉に変えるたんぱく質=免疫細胞で発見>

小腸の正常な働きを維持するなど、善玉であるはずの免疫細胞「Th17」が、腸炎などの自己免疫疾患を引き起こす悪玉に変わってしまう原因のたんぱく質が見つかった。沖縄科学技術大学院大の石川裕規准教授らが30日、英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表した。

 このたんぱく質「JunB」の生成を阻害したり、働きを抑えたりする薬剤が見つかれば、免疫細胞が自らの組織を異物とみなして攻撃してしまう自己免疫疾患の新薬になると期待される。

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少なくともウチの場合は、薬を止めて食生活を改善しただけで消化器系の不調はなくなり、

具体的には、肉類を控えて、油はオリーブオイル中心、野菜をたっぷり、なるべく無農薬や国産をチョイスする・・といった程度ですが、

味噌などの発酵食品をつとめて摂るようにして、

意外と簡単な手づくり味噌の作り方とカビない秘訣

最近では酵素ジュースを手作りしたりしています。KIMG0003先日、国産キウイをたくさん頂き、
KIMG0009キウイは生でも消火酵素力抜群のフルーツで、スグに発酵しました!

ですので「既存の胃薬」が「うつ」に効く・・という研究成果は、

「心の病」には腸内環境の改善が大切という点では評価に値しますが、

もしかしたら「胃薬」が手放せないのは精神安定剤代わりに使っているのかもしれず、

出来れば化学合成された薬に頼らず、毎日の食生活を見直すのがイイかと思います。

いずれにせよ「腸は第二の脳」であることは確かであり、

アルツハイマー病を予防する腸の脳力と本物味噌の見分け方

<腸が脳に感情のサインを送る>

腸には迷走神経という、大きくて、厄介な神経が埋め込まれている。研究では、その繊維の最大90パーセントまでが腸から脳へと情報を運んでいることが明らかとなっている。言い換えると、脳は腸からの信号を感情として解釈しているのだ。

<胃腸障害は腸の”精神疾患”とも言えるかもしれない>

抗鬱剤として身体の調子を整える素晴らしい気分物質セロトニンだが、およそ95パーセントが腸の中で見ることができる。ということは、食事や薬、抗生物質が人の気分をめちゃくちゃにしてもちっとも不思議ではないということだ。

<何を食べたかで腸が気分に影響を与える>

様々な食事をチューブを通して腸に与えた実験からは、被験者が何を”食べている”のか分かっていなくても、気分に影響を与えることが確認された。例えば、脂肪は、脳の天然の麻薬であるドーパミン放出の引き金となるようで、幸福感や喜びを増加させる。一方で、炭水化物は、幸せ神経伝達物質セロトニンの放出を刺激する。

<脳と同じく麻薬中毒になる>

腸内には、脳のものと同じ麻薬受容体がある。したがって、脳と同じく簡単に麻薬依存症になってしまううえ、その悪癖を絶つときにも大きな困難が伴う。

やはり健康体の方がゼロポイントフィールドにもつながりやすいですし、

お腹の中は、まさに「個人的な履歴書」ですので、

食べ物も感情も、キチンと消火して「出す」ことが一番大切ですネ!

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