「医者の不養生」という言葉がありますが、故ペルーの先生のリマの診療所には、医師やヒーラーの方々も治療に訪れていて、
日本に帰国してからも、往復の航空券を同封して治療を依頼してきたのは、テレビ番組を持つ有名なドクターでした。
人間とは、どんなにお金や名誉があっても、どこかに痛みがある状態は苦しいものであり、
お若い時の松坂慶子さんが美しい、
蒲田行進曲で有名な、東京の下町、蒲田で45年以上治療し続けてきた宮野博隆氏の治療院にも、医療従事者がたくさん治療に来るそうです。
私の治療院へ来院される方の約半分は、腰痛や肩こり、膝痛などの症状に苦しまれている方です。
そして、残りの半分はうつ病に悩む人たちや生活習慣病と言われる治りにくい病氣にほか、精神薄弱、脳性小児まひ、知的障害・運動障害、自閉症、パーキンソン病、認知症をはじめとするさまざまな難病を抱えている人たちです。年齢層は赤ちゃんからお年寄りもまでと幅広く、医師や看護師、医療従事者の方々も多く来られます。どこに行っても良くならなかった人たちが紹介等で来院されており、一日平均120人くらいの施術に当っています。
一般的に、背骨の曲がりや身体の歪みは、肩こりや腰痛、膝痛に限らず、いろいろな不調の原因だと言われます。また、姿勢が悪かったり、運動不足になると、それらの症状が出やすいとされています。
こうした考え方は、いかにも常識にそっているようですが本当にそうなんでしょうか。私は長年にわたる研究によって、そうではないことを証明しました。
結論から述べると、背骨の歪みや姿勢の悪さは、痛さや辛さの原因ではありません。頭が大きくなり、脳圧の上昇によって脳に持続的な圧迫ストレスが加わっていることが原因なのです。
とくに自律神経中枢の機能低下は生命力の低下につながり、すべての症状の最大の原因となります。逆に脳や神経、内蔵の機能低下が、反射的に筋肉を緊張させて、姿勢の悪さや身体の歪みをつくるのです。
実は脳は呼吸をしています。
また、広くは知られていないようですが、肺呼吸のほかに脳呼吸があるのです。
脳が正常に呼吸するためには、十分な血液が送り込まれていることが必要です。そして、脳では、心臓から送られた血液から『(CSF脳脊髄液)』という体液がつくられているのです。・・
人が生きていくには肺呼吸も心臓による血液循環も大切ですが、脳呼吸はCSF(脳脊髄液)の流れによってその両方をコントロールしています。
つまり、正常な脳呼吸が、人が元気に生きていくための鍵を握っているのです。このことをもとにした施術で、私はこれまでに延べ100万人もの方々を健康へと導く実績を上げてきました。・・
私は健康について、
1、脳が必要十分に活性化している状態。そして、神経を通して末端を支配し、末端からの刺激を受けてそれをコントロールする状態
2、身体の60%以上を占める水分がうっ滞することなく循環する状態
この二つを兼ね備える状態と定義づけました。
前述したように、健康には脳が必要十分に活性化し、CSF(脳脊髄液)が滞わらないで流れていくことが不可欠です。
たまたま読んだコチラの書からの抜粋ですが、
故ペルーの先生の不思議な治療法と似ている部分があるので記事にしたら、
宮野氏を知っている方からこんな情報を頂きました。
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世間で知られる医学とはかけはなれてる宮野先生独自の理論は経験で身につけたそうですが、納得できて体も実感できます。
宮野先生ご自身の体も柔軟性があって72歳とは思えない柔らかさです。(あちこち触らせてくれます)とくに頭の柔らかさは尋常じゃないです。
中でも手あげ法と足あげ法はこまめにつづけてると長生きできる簡単な方法だそうなので、おすすめですよ。
難病はもちろん今話題の発達障害やうつ病にもよく、若ければ若いほど効果があがりやすいそう(しかも能力開発できる)なのでお母さん方はぜひお子さん連れてってあげてほしいです。
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やはり「百聞は一見に如かず」で、実際に体験した方のレア情報はありがたいです。
「ペルーの先生」も誰にも習わず、独自に治療法を習得したようでしたが、
優れた治療士さんは皆、「他者への奉仕」を惜しまず、
それでいてユーモアがあって、柔らかい心の持ち主の方が多いようです。
さて、コメント情報でもオススメの「手あげ法」と「足あげ法」ですが、
「手あげ法」はコチラの記事に、
「足あげ法(かかと上げ法)」はコチラの記事に載せましたが、
宮野博隆氏のCSF(脳脊髄液)循環テクニックのホームケアは、
4つのブロックで成り立っています。
<4つのホームケアで自律神経を活性化させる>
CSFプラクティス(脳脊髄液調整法)は、施術によって脳や神経を活性化し、脳脊髄液をつくってその流れをコントロールするものですが、ここでは自分で手軽に行えるホームケアを4つ紹介します。
①極性タッチ
②脳呼吸法
③筋膜ストレッチ
④波動法
これまで述べてきたように、私たちの身体を包む外側の袋(膜)を深筋膜と言います。この深筋膜を通して身体を柔らかく押すと、体内の細胞間にある体液が移動し、その刺激で電位的なエネルギーの変位が生じます。
これを神経の活動電位と言いますが、それによって体液が円滑に循環するようになり、膨らんだ頭も小さくなるのです。
手技での施術としては非常に難しい技術ですが、それだけで、身体がもつ調整機能が作用し、血管、筋肉、内膜は本来の働きに近づいていくのです。
この4つのホームケアは、それに近い効果を引き出します。ぜひ実行して、症状の改善に役立てて下さい。
ホームケアを行ったあとには頭が小さくなって、皮膚のたるみが減るのが実感できると思います。
「手あげ法」と「足あげ法」は、②脳呼吸法で、
③筋膜ストレッチは、以下の通りです。
* CSF(脳脊髄液)循環テクニック③筋膜ストレッチ
人の体は大きな袋の中に、脳、内蔵、筋肉を構成する中位の袋、そしてその中の小さな細胞によって構成されている。
一般的なストレッチは、特定の筋肉に対して反動をつけたり強く引っ張ることによって筋肉の緊張を緩めるわけですが、強い力や速い力では身体は防御的に働き、緊張は緩むもののその効果は少ないようです。
しかし、ここで紹介する筋膜ストレッチ法は、軸になる背骨と骨盤を固定し、肩をゆっくり回転して固定することによって筋膜を捻り、背骨と一番外側の袋の間にあるすべての器官(筋肉、内蔵、脳)を穏やかにストレッチすることができるため、防御反応を招くことなく柔軟性の回復が起こります。
また、それだけにとどまらず、全身の細胞膜(一番小さな袋)にまでストレッチ効果が及び、細胞内液、細胞外液の流れが改善し、細胞の活性化が起こります。
その結果、脳脊髄液の末端での吸収が良くなって脳圧は下がり、頭は小さくなって脳への圧迫ストレスも改善されて生命力が上がるのです。
わずか1分30秒のテクニックで、身体の柔軟性だけでなく、全身の体液に流れを改善し、神経の活性化を即し、本来の機能を回復させて免疫力を大幅に改善させる画期的なストレッチ法です。
<筋膜ストレッチ>
①イスに腰掛けます
②腕を伸ばし、手首のところで重ねます
③顔は前を向いたまま動かしません
④手を重ねた時に上になっている手の方に肩を回転させます
⑤15秒間、止めたままにします
⑥次に重ねた手を逆にして回転し、15秒間止めておきます
⑦左右交互に行い、各三回繰り返します。
<注意>
肩を回転させる角度は30度以内で、これを越えると効果はありません。その時、顔が少しでも回転すると効果はありません。また、肩が回らず手だけを回転させても効果がありません。
これをやると、脳の血液循環が促進され、脳呼吸法としての効果も保たれてCSF(脳脊髄液)の増産を即します。
脳の持続的圧迫ストレスはもちろん、すべての内蔵・筋肉の新陳代謝が盛んになってむくみが取れるため、末端の神経がその他の緒器官の圧迫ストレスを減少させる効果があります。
本にはイラストが出ていてわかりやすいのですが、腕を前に出して、手を重ねて、
上になった方の手の側に、30度動かすだけのシンプルさですが、
肩から首にかけて、緩くストレッチ出来る感じで気持ちイイです。
ペルーの先生も時々、体操とも言えないような簡単な体操を教えてくれましたが、人間のカラダとは、案外、シンプルで簡単なことで回復する力があるのは確かだと思います!
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