紅葉が見頃ですが、紅葉で縁取りされた富士山が美しい・・
長野の知人が撮ったのですが、山頂に白い雪をいただいた富士山と紅葉の赤が潔くて、まさに日本の美って感じです!
反対に、全然潔くないのは10月31日ハロウィン翌日の渋谷の惨状で、若者が馬鹿騒ぎするのはまあいいとしても、ゴミは散らかさないでクレ!
同じ日、先週「私のカントリー」で賑わった清里の「萌木の村」は、
イベント終わったせいか、天気のせいか・・
カモシカ君もカボチャ君も少し淋しそう?
でも静けさの中の紅葉もなかなかです。ゴミは一つも落ちてません。
落ちてるには、
たくさんの木の葉だけ・・
そういえば、人出が多いときでもここではゴミが散らかることはありません。ディズニーランドみたいに、ひっきりなしに掃除しているわけではないのですが、空気がいいと人は自然にマナーモードに入るのでしょうか?
31日のハロウィンの晩は雨の中花火の音が聞こえました。ハロウィンって元々キリスト教の行事ではなく、ケルト人のお祭りで、ケルト民族は、ヨーロッパ中東部で、白色人種によって形成された民族で、紀元前8世紀頃には、既に鉄器を使用し、また、経済を確立していたと言われてます。ウェールズ生活博物館(Museum of Welsh Life)で再現されている古代ケルトの村
ケルト人は言葉には力が宿るとし、左から右に記す独特なオガム文字を持ちながらも自らの記録を残すことを好まず、謎の多い民族です。
オガム文字
このケルト民族の痕跡は、アイルランドやスコットランド、そしてウェールズに多く残されていて、ウェールズ人が自然を愛し、神秘を確信しているルーツのようです。
輪廻転生思想を持ち、多神教で、領土意識がなかったケルト民族は、紀元前4世紀には、イタリアに攻め入りローマを占領するほど武力に優れていました。
しかしながら、ローマ人が差し出した黄金と引き換えにあっさり引き下がったそうで、これより以後ケルト民族ならびにその独特な文化は衰退していき、いつのまにかキリスト教を奉じるローマの属国になって消えていった民族なわけです。
で、そのケルト文化の名残りがハロウィンだそうで、馬鹿騒ぎする渋谷の若者に、武士道の誉れ高かった日本文化と美意識が衰退して消えていかないようにと、文化の日に心から願うのでありました〜
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