今、日本の過疎・限界集落化が進んでますが、
ヨーロッパの田舎では、どんな小さな街にも美味しいパン屋さんにチーズ屋さん、
そしてハムやソーセージ、総菜、果物などを売る店があり、
コンビニ、自販機は一切ありませんが、ものすごく豊かな生活をしてる印象で、
日本も首都圏にヤタラと人口を集中させずに分散した方がイイかと思われ、
うちも将来は清里に移住するかも?・・なんですが、
北杜市では「太陽光発電」問題が生じてるようです。
<景観が無秩序に破壊された>
北杜市は森の美しさで別荘地として開発され、高原観光も盛んだ。水もきれいで、サントリーも工場を置き、高原野菜でも知られる。
ところが太陽光発電による森林伐採が進む。八ヶ岳と富士山の見える絶景の場所があった。ここを切り開いて、メガソーラー発電所ができていた。この場所は、ある不動産業者が「日本のドイツ」といって、別荘を売り出していた。景観はぶちこわしだ。この発電所のオーナーはオランダの投資会社という。彼らは儲けだけを考え、日本のことなど何も考えないだろう。そしてこの土地を貸し出した地主は、北杜市の職員だったそうだ。・・
問題は、FITの施行直後の12年ごろから懸念されたのに、町議会などで審議が行われるようになったのは最近だ。ようやく市は太陽光の関連要綱の見直しの検討などをはじめるという。あまりにも遅すぎる。
日本の地方にありがちだが、ここにも新旧住民の間で問題対応への温度差がある。旧住民は、地縁と血縁で結ばれている。そして山梨県の風土として、「物を言う」人が少ないそうだ。規制をかけようと声をあげたのは、移住者、そして別荘の所有者という、新規住民だった。旧住民は、署名や名前を出すことに消極的という。
このネットワークのメンバーは「私たちは太陽光発電に反対ではありません。建築物や工作物をめぐる規制をかけ、無制限の開発を止めてほしい」と言っている。正論であろう。・・このままでは、日本全国が太陽光だらけになってしまう。
道に沿って太陽光パネルが並ぶ。元は森だった・・
これは北杜市だけの問題ではなく、いつまでも「長いものには巻かれろ」でいると、
日本全国「外国資本」が増えてしまいそうですが、
それを食い止めるためには「若いパワー」を育てることが大切で、
ペルー生まれの友人、ラムさんは地元と溶け込み農場に励み、
南部町の「町おこし」に意欲満々ですが、
こういう若者たちが増えていけば地方経済も活性化する予感です。
さて、まだ移住はしてませんが毎週欠かさず通っている清里の、
セルフビルドで作った家はようやく、ほほ完成なんですが、
長年いてしみじみ思うのは、風景的には冬場が一番美しく、
まるでスイスにでもいるような気分になれるのに、
訪れる人が少ない・・のがもったいない、ということです。
で、それで「寒いほどお得」イベントを始めたようで、
今回、八ヶ岳を望む「牧場通り」にある、
「美味小舎」という、ぴったりな名前の店に初めて入りましたが、
店内は広いスペースで、スイスの山小屋みたいな感じで、
山梨県産の美味しいお肉を使ったボリューム満点の、
オシャレな「洋風どんぶり」を、
「寒いほどお得」でリーズナブルに頂くことが出来ました!
で、その際「北杜シェフズバル2018」のことを案内され、
2月24・25日、入場無料で生ジャズ演奏を聞けるイベントが開催されるとのことで、
これも「町おこし」の一環なんでしょうが、
冬用タイヤを装備の方は、八ヶ岳と生演奏をつまみに、美味しいものを頂くチャンスですよ!
いつも拝見させていただいています。以前北杜市にある、龍宮というとてもエコで環境に配慮した、自然派のお宿に泊まり、八ヶ岳や昇仙峡を観光したのですが、もう虜になりまして…ずっと住みたいな…と思っています!今25才で娘もいるのですが子供にも素晴らしい環境だなぁ、と。まだまだ実現には遠いですが、頑張ります✨ 農薬のことやこれからの地球のこと、いつも簡潔に書いてくださるので、学ばせていただいています。
悠加さん、お若い方からのうれしいコメントありがとうございます。
25才・・こらから何でも出来ますネ。お子さんのためにも長ーくユルユル頑張って下さい!