なぜか日本のマスコミは報道しない「パナマ文書」問題ですが、
タックスヘイブンな方々の全容が、5月10日の午後3時に公開される予定で、こちらのサイトでチェック出来るそうです。
何でも、このリストには楽天の三木谷氏とか、
安部総理の側近さんとか、
意外というより、ナルホドな方々が並んでいるとの噂ですが、
ロシアの元量子物理学者の「振り子の法則」によると、
「社会の不正や闇」の正体は、構造体としての「振り子」であり、
不正に対して感情的にヤタラ「怒る」ことは、振り子を大きく揺らしてエネルギーを与えることになります。
ですから、こうした情報に接する際は感情的にならずに「物事をありのまま」に受け止められることが大切ですが、
「パナマ文書」のような脱税問題ならともかく、
タックスヘイブンでしこたま儲けた「富豪」たちが、はるばるアフリカまで行って、
聖なるライオン達を「缶詰ハンティング」しているというのは、聞くのが辛い話で、
マクロな視点から見れば、今、動物達に起きていることは人類存亡の危機と言えます。
序文 クレド・ムトワ
まともな人間ならば、インドへ旅して町の喧噪の中を歩く白いプラーマンを殺めたりしない。まともな人間ならば、タイへ旅して稀少な白象を殺めたりしない。
ところが人々は私の母国、南アフリカへやってくる。勇敢さの証として、スポーチの名の下に、ティンババティのホワイトライオンを無惨に殺すためだ。他の人種や国々ならば聖像は崇拝されるものだが、アフリカの聖像は罰もないまま冷淡な虐殺がゆるされている。それはしばしばアフリカ国民の黙殺の下に行われる。
嘆かわしいかな、ホワイトライオンはもう野性には一頭もいないという。私は己に問う。我々は何のために自由を勝ち取ったのか?と。世界の民主主義の一員となり、地球の全生命の絶命を責務と思うような人間たちに仲間入りしたいのだろうか?私はリンダ・タッカーの訴えに加わりたい。
「どうかお願いです。南アフリカのホワイトライオンに手を出さないで下さい。彼らが子孫を残せますように。彼らの母なる荒野を、悠然と歩くことができますように」
過去のおよそ200年間、人類はアフリカが大切にしてきた多くのことを失ってきた。そして未だに失い続けている。だが最悪なことは、失ったものが何かがわからないでいることだ。未来のいつか、暗黒の谷間で、人々は過去を振り返りアフリカの歴史を学ぼうとするだろう。しかし既に大方が抹殺されているので、見つかるのは微々たるものだ。
アフリカで一頭の動物が殺されると、その動物と共に大きなアフリカの知識の断片が、忘却の彼方へ連れ去られる。なぜならば、アフリカ人の知識の大半は、この大陸の植物と同様に、動物の命とともに密接に絡み合うものなのだから。・・・・・
人類の第一号、ミトコンドリア・イブはアフリカだと言われてますが、
そのアフリカで、聖なる化身とされているホワイトライオンは、
突然変異「アルビノ」のピンクっぽい目ではなく、
ブルーの目をした特別な遺伝子系統を持つライオンです。
ホワイトライオンはアルビノではない。その真っ白な毛皮は、地球上のある場所でしか引き継がれることのない特別な遺伝子なのだ。生息地の南アフリカのクルーガー国立公園周辺を除いては、ほぼ20年にわたって絶滅状態にあった。しかし近年になって、その特異性を守りながらホワイトライオンを保護しようとする世界初の組織が立ち上げられた。
このホワイトライオン、日本では福島の東北サファリパークが初めて赤ちゃんを誕生させて有名になりましたが、
故郷のアフリカでは、「殺すために」繁殖とは驚きです。
そうした事実に直面した元広告ウーマンだったリンダ・タッカーさんは、ホワイト・ライオンを守るプロジェクトを立ち上げ、ホワイト・ライオンの「缶詰ハンティング」は禁止になりましたが、
この書の「訳者あとがき」には、こう記されています。
2015年現在、アフリカのライオンを取り巻く現実は深刻さを増している。皮肉なことに、本書が最初に南アフリカで出版された後、著者によればトロフィーハンティングにおけるホワイトライオンに価格は釣り上がった。保護を訴えて強調された彼らの神聖さや希少性は、ハンター達の強欲さを煽るためのキャッチコピーになった。
日本の動物園やサーカスにもホワイトライオンはいるが、この本をきっかけに、ライオンが人間の娯楽のためではなく、野性の生息地こそ伸び伸び生きてほしいと願う人が増えれば嬉しい。
この本が読者のインスピレーションの源となることを願い、クレド・ムトワの序文の言葉を改めて引用したい。
「あなたが瓦礫の下で自ら発見するダイアモンドは、店にある磨かれたダイアモンドより、あなたとってずっと尊いものになるのだから。あなたが自ら発見する真実は、あなたのために誰かが著した真実よりも、簡単には消し去れないものだ。この本を胸に、ここに明かされたことよりさらに壮大なアフリカの真実へ、あなたが導かれんことを」
アフリカ最高位のシャーマンであるクレド・ムトワ氏の体調はすごぶる悪く、
アフリカ出身のスター達の謎の死も気になるところですが、
絶滅の危機に瀕している猫族は何もホワイトライオンだけでなく、
こんな可愛いらしい猫族たちも、
スコットランドワイルドキャット
サビイロネコ(ハイランドタイガー)
もうすぐ地球から姿を消すかもしれない・・絶滅危惧種です。
いずれにせよ「神聖さや希少」なモノを殺して喜ぶという「富豪珍獣」に腹を立てるより、
一人一人が身近な自然・動物を愛でる生活をする方が良さそうです。
大事なのは、振り子と闘うことでも、非難することでも、いらだつことでも、怒りに我を忘れることでもない。なぜなら、これらはすべて振り子が主催するゲームにあなたが参加することを意味することになるからだ。
逆に穏やかな気持で、振り子を、仕方のないもの、避けることのできない悪、として認めてやる必要がある。そうした後で、そっと立ち去るのだ。どんな形であれ、断固たる受け入れ拒否を表明すると、あなたは振り子にエネルギーを渡してしまうことになるからだ。
日本人は縄文の頃から動物と共生してきましたが、今では「ペット」じゃなくて、コンパニオン・アニマル「家族の一員」であり、人間には出来ない力を発揮してくれてます。
例えば、2ヶ月前、94歳で一人暮らしの義母の愛犬モモちゃんが12歳で逝去し、
義母はどんどん体重が減っていたのですが、
昨日訪ねてみたら、思いの外顔つやが良く、
その理由はコレでして、
まるで「魔女の宅急便」のキキのような黒猫が、
義母に魔法をかけたのか、
3週間前に義母の所に来たとたんに、膝に乗って一緒に寝るようになり、義母はすっかり元気になり、体重も増えて若返ったようです。
室内飼いの母猫と父猫と一緒に暮らしていた生後6ヶ月のドラ猫血統ですが、男の子で「モモ太郎」と名付けられ、前と同じく「モモ」と呼ばれ可愛がられてました。
種を超え、猫を育てるワンコもいるのに、
https://youtu.be/8T984iD2iq0
タックスヘイブンな「富豪珍獣」さんって、地球にとって異物な変態動物なんでしょうね!
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