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イーグルスが提訴した「ホテル・カリフォルニア」とメキシコと中国に学ぶ「安全」と「自由」の大切さ

メキシコのロス・カボスから北へ約130kmのトドス・サントスの町にある、

「ホテル・カリフォルニア」が、昨年、イーグルスから訴えられたそうです。
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産経ニュース 2017.5.3 10:23

「ホテル・カリフォルニア」のモデルのような営業は商標権侵害 イーグルスが提訴

米人気ロックグループ「イーグルス」は2日までに、メキシコのホテルがグループを代表する1970年代のヒット曲「ホテル・カリフォルニア」のモデルであるかのように営業しているのは商標権の侵害に当たるとして、ホテル側に賠償を求める訴訟を米カリフォルニア州の連邦地裁に起こした。訴状などによると、メキシコ西部バハカリフォルニアスル州の同ホテルは、50年代にホテル・カリフォルニアの名前で営業していたが、その後名前を変更。2001年にカナダ人経営者が購入し、再びホテル・カリフォルニアと銘打った。イーグルス側は、ホテルが館内でグループの曲を流し、売店で関連品などを販売したとして、こうした商業活動の停止や、これまでに得た利益の支払いを求めた。ホテルのウェブサイトは、イーグルスとは関係がないとしている一方、多くの宿泊客が曲の歌詞とホテルの特徴が一致していることに「魅惑される」とも記している。

https://shortvacation.jp/beach/los-cabos/hotel-california/

訴訟沙汰すらも、宣伝効果となるアメリカン・マジックですが、

ホントの舞台はもっと地味なホテルだったとのことで、イーグルスにしてみれば、勘違い「観光客」が後を絶たない現状を見かねての「提訴」かとも思われますが、

昨年、マグネチュード7.1の地震に見舞われたメキシコは、貧富の差がたいへん激しい国で、

トランプ大統領は、メキシコとの国境「強化」を大統領選の公約としてましたが、そのことが反米感情を増加させたようです。

当然、メキシコ人は米国側が正しく評価をしてくれないことを不満に思っている。

歴史的な怒りや、外の世界や米国からの投資に経済を開放することの不安を乗り越えて、米政府と緊密なパートナー関係を築こうとしたメキシコの長年の努力に報いたのは、屈辱的なステレオタイプや、裏切りのぬれぎぬ、さらに、メキシコ人を締め出すための壁建設資金の要求だった。

結果として、メキシコで減少し続けていた反米感情が急激に反転増加しつつある。米シンクタンクのシカゴ・グローバル評議会と世論調査会社ブエンディア&ラレドが行った調査によると、今やメキシコ人の3分の2が、米国について好ましくないという見方をしている。

https://jp.reuters.com/article/martinez-mexico-idJPKBN1FT0RV

そんな「怒り」せいか、どうかわかりませんが、2018年6月、メキシコでは観測史上最高の気温となり、
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44度超えというのは、信号機も溶け出すほどの「熱さ」です。
torreon-melting-shingou6月1日 メキシコ・トレオンで熱波で溶けた信号機のカバー

さて日本でも、梅雨入り前の6月最初の土日は各地で「夏日」となりましたが、

標高1200mの清里高原は、
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日差しは強いけど、空気はひんやりの快適日和でした!

しかしながらウチのジャガイモさんは成育がきわめて遅く、
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やっと「芽かき」をした状態で、
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木を切っちゃって、「日当り」を良くするか、
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なるべく、自然のままを生かして、
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夏場は木陰となる、涼しさを取るか悩ましいところです。

この日曜日、清里に、旦那さんの職場の「GGライダー」さんが、おニューのバイクでいらしたのですが、

すごくお若くて活気があり、先の「ホテル・カリフォルニア」の話はその方から聞きました。

娘さんが米国人と結婚し、娘さん夫婦の案内でロス・カボスを堪能してきたとのことで、
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<ロスカボスの世界最高級リゾート>

メキシコ・バハカリフォルニア半島の最南端にあるロス・カボスは、アメリカ西海岸のロサンゼルスから2時間のフライトという近さあり、アメリカの観光客に人気のリゾートエリアです。高級リゾートホテルが立ち並ぶコリドール地区の中でも更に上をいくハリウッド・セレブも利用する隠れ家的な最高級リゾートがあります。

https://shortvacation.jp/beach/los-cabos/besthotel/

2月のロス・カボスの海岸には「鯨」が現れ、泳げる暖かさで、
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「夏は行かない方がいい・・」と言ってましたので、やはり熱いんでしょうネ。

ホノルルマラソンにも参加したという国際派の「GGライダー」さんが言うには、

ロス・カボスでは、あまり日本人を見かけず、中国人団体客も押し寄せてないとのことで、

清里の「萌木の村」をご案内した際、「ここら辺にも、中国人団体客が来るの?」と聞かれましたが、

今や経済大国となった中国は、ほんの少し前まではメキシコと同じく貧しい国であり、

貧しいだけでなく、「自由」がないことに嫌気をさし、日本に移住した高学歴の中国人は、今、後悔してるそうです。

「日本に移住するべきじゃなかったかも」。アラフィフの中国人が、そんな後悔を口にするようになっている。彼らは1989年の天安門事件で中国を見限り、政治的にも経済的にも先進国だった日本に移り住んだ。だがその後、日本経済は沈滞。一方、中国は世界2位の経済大国となった。彼らの「後悔」に対して、日本人はどんな言葉をかけられるのだろうか――。・

http://president.jp/articles/-/25286

団体になると「うるさい・・」のは中国人だけでなく、かつての「農協ツアー」もそう言われてましたが、

日本と大きく違うのは、経済大国になった今でも、中国は「自由」が制限されています。

街中が監視カメラだらけで、チャットの会話まで当局に残らず把握され、政府に反対すれば戦車で轢かれるような社会は、いくら金持ちになれたとしても、御免こうむりたいはずだからだ。

ここで、私たちが失いたくないと感じるものこそ、日本の社会や政治体制が本質的に中国に対して優越している部分のひとつだろう。それは、中国の天安門世代の勝ち組たちが、大人になってから妥協して切り捨ててしまったものだ。

日本が中国に「負けた」後で、それでも世界で認められ続けるために大事なものは何か。その答えは、天安門世代の中国人の姿から逆説的に見えてくるとも言えるのである。

http://president.jp/articles/-/25286

日本の経済がダウンしたことで、日本で「稼ぐ」目的の外国人が減るのはイイことなのかもしれず、

天安門の頃は読む本まで制限され、ドストエフスキーも「禁書」だったと、中国人の友人が言ってましたが、

東工大で建築を学んだその友人は「私費留学」の富裕層で、結局、日本に帰化したのは、やはり日本の自由さが魅力だったのかもしれません。

ちなみに、メキシコという国は観光地圏なら安全だけども、
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麻薬・人身売買の「危険ゾーン」がたくさんある国で、

観光業自体、自然破壊と隣り合わせですが、だからと言って全部否定するのもナンセンスで、

ジャガイモの成育と同じく、なるべく自然環境に配慮しつつ、
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経済成長は「ゆっくり」でOKですから、「安全」と「自由」を切り捨てない日本社会でありたいですネ!

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  1. 先日、シャーロックホームズとワトソン博士を録画予約したのに、入ってたのはフィリピンのルバング島で旧陸軍(中野学校出身)の小野田さんを発見した日本人冒険家の鈴木さんが、ビッグフット(雪男)を探しにネパールに行って帰らぬ人となったというドキュメント番組だったんですが、消す前にチラッと見たら、ヤーさんっぽい軍人姿とは別人みたいな、長髪でブラジルを開拓?する小野田さんの写真とかが出てきたりして、結局最後まで観ちゃいました。

    ビッグフットといえば、放射能耐性を持つ第二密度の身体を纏ってはいるけど、でも実は第三密度存在で、地球に来る前に逃げ隠れ技術を習得してるからめったにお目にかかれないにも拘らず、私たち人類に最も馴染み深いとされる光る目の謎の存在が思い出されたワケですが、小野田さんにもビッグヘッドな経験エピソードがあり、戦時中に自身が体験した人間が持つ潜在的な能力にも触れていて、本当に命を賭けなければいけないと必死になった瞬間、頭が数倍の大きさに膨らむ感覚と同時に悪寒に襲われ身震いし、直後、頭が元の大きさに戻ったと感じると、あたりが急に明るく鮮明に見えるようになったんだそうです。

    「夕闇が迫っているのに、まるで昼間のような明るさになりました。そして、遠くに見える木の葉の表面に浮かぶ1つ1つの脈まではっきり認識することができました。そうなると、はるか先にいる敵兵の動きも手に取るように分かります。それこそ、相手が射撃をする直前にサッと身をかわして銃弾を避けることさえできると思いました」

    命を賭ける場面が、命を賭けなくても大丈夫だという自信に変わった瞬間だったとのコトです。

    その小野田さんが「自分しか言う人がいない」と、雪男ロマンにとり憑かれた鈴木さんを止める為に、わざわざブラジルから何度も足を運んだけれど、それを聞かずにまたネパールに出かけて死んじゃったんだそうです。

    ちょうど今日テレビのニュースで「日本人がフィリピンで穴掘って逮捕」とかいうのも見たし、無度さんにマネーのトラ財宝や731と小野田さんについて聞いてみたいとか思っていたら、ひとつ思いついたのは、光る目の彼らは空間/時間側では森林の奥深くに住んでいるけれど、時間/空間(あの世)側では私たちに身近なのではないかなと。

    たとえばあの世でスープを配ってる歯の長い人たちが実はそうだったりなんかして。。。(・・;)

    なんか記事に関係ない話でスミマセンが近況報告でちた。

    • <なんか記事に関係ない話でスミマセンが近況報告でちた。>

      いやいや大変に興味深いお話でしたよ。ちょうどこの春から旦那さんの「現場」が中野になり、よく咳をするので「中野には何かある?」とか思ってました。

      鈴木さんってノーマークでしたが、ワンダラーかウォーク・インか?小野田さんを「連れて来る」役割だったのでしょうネ。

      <あたりが急に明るく鮮明に見えるようになったんだそうです。>

      そういえば旦那さんがペル先生に初めて治療してもらった時、同じようなことを言ってました・・旦那さんの伯母はブラジルに移民したりで、南米には縁があるようです。

      <光る目の彼らは空間/時間側では森林の奥深くに住んでいるけれど、時間/空間(あの世)側では私たちに身近なのではないかなと。>

      うんうん、あり得ますネ。

      <たとえばあの世でスープを配ってる歯の長い人たちが実はそうだったりなんかして。。。(・・;)>

      彼らが「門番」?

  2. イルカさん

    中野学校の話題ありがとうございます。

    山田さんと私の共通点が中野学校なんです。

    中野に何か鍵があるのかな?

    • えっ、そうなんですか・・旦那さんも中野に行き出してから、鼻ズルズルで浄化?って感じなので、中野には何かあるのかもしれませんネ。

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