「健康でいられる期間が長い」長寿率の日本一は、
意外なことに、山梨県とのことで、男性は1位、女性は3位で、
その理由をAI(人工知能)が分析したところ、
「食事」でも「運動」でもなく、ナント、
「読書」とのことで、山梨県人はよく本を読むそうです。
意外・・というのは、長らく東京と山梨を毎週末に往復する生活をしていて、
少なくとも商売に関しては、山梨県って「やる気ないな〜」という印象で、
林業や農業、飲食業など、お隣の長野県と好対照です。
しかしながら、南アルプスに富士山、八ヶ岳に囲まれた「自然」は素晴らしく、
10月最後の土曜日、朝は雨でしたが、
1週間前とはすっかり別世界の紅葉が拝め、
午後はすっかり晴れて、どんどん日が射し、
西日に輝く紅葉の下、
旦那さんは腐葉土用の小屋を作ってました。
御年66歳の旦那さんは一級建築士ですけど、ガテン系な「もの作り」派で、
「お前はすぐ、活字書いてあることを信じる・・」とか言われちゃうんですが、
やはりそういうタイプと思われる、元シベリア実業家組合会長のウラジーミル・メグレ氏は、
タイガの森奥でアナスタシアと出会い、驚くべき体験と情報を得ますが、
情報の「根拠」に対して、アナスタシアはこう答えます。
「すべての根拠は、この大宇宙の真理は一人ひとりの人間の魂の内に永遠に保存されている。偽りやまやかしは長く存在することはできない。魂がそれを受け入れない。それゆえに多種多様な教義や思想が人々に投じられている。
偽りは常に新しくなければならず、噓やまやかしは常に目新しさ、新しい見せかけを必要とするもの。人類が社会構造を次々と変えていくのはそのため。失われた真理をそこに探し求めていながら、かえって真理から遠く離れていく」
「だが真理が一人ひとりの内にあるなんて、誰がどうやって証明した?人間の魂の中か、どこか他の場所か?それにもしあるとすれば、なんでそうやって隠れてばかりいる?」
「そうではないの。真理は毎日、人の一瞬一瞬の眼差しの前に自らを露にしようと懸命なの。永遠の命は私たちを取り囲み、命の永遠性は真理により起こるもの」
アナスタシアは素早く両手を草に押し当て、その上を走らせ、私の前に差し出した。
「みて、ウラジミール、これがあなたの疑念を追い払ってくれるかもしれない」
みると、差し出された手のひらには、草の種と小さな杉の種、そして何やら小さな虫が這っていた。私は訊ねた。
「いったいこれが何を意味するんだ?ほら、例えばこの杉の種が?」
「みて、ウラジミール、この種はこんなにも小さい。でも土に蒔けば、堂々たる杉の木に育つ。樫でもなく楓でも、そして薔薇でもない。必ず杉の木に。その杉にはまた同じ種がつき、そしてその種の中には、一番初めの杉の種と同じ根源のすべての情報が詰まっている。何百万年の前にも後にも、このような杉の種が土に触れれば、土から芽を出すのは、杉。杉なの。
神の完全なる創造物であるこの一粒一粒の中に、創造主によるすべての情報があふれんばかりに埋め込まれている。何百年経とうとも、創造主が埋め込んだ情報が時間によって消されることはない。最高の創造物たる人間にも、創造主は創造の瞬間にすべてを与えた。すべての真理とすべての未来の偉業を、偉大なる夢にインスピレーションを受けた父が、愛する子どもたちの内に埋め込んだの」
この紅葉、枯れてる部分は種でしょうか?
いずれにせよ植物は、枯れて葉を落とすだけでなく、
種を落として、永遠に生命をつないでいるわけですが、
そして、その「種」には完璧な情報が埋め込まれていて、
白樺は白樺に、
松葉苔は松葉苔に、
もみじはもみじに、
ススキはススキに、
それぞれ、その情報通りに、ちゃんと成長するって、
当たり前のことのようですけど、
これこそ「大宇宙の真理」なんですネ。
そういえば、ずいぶん前にペルーラムさんから頂いた、
大根の「種」が残っていたので、
ダメ元で清里に蒔いてみたら、ちゃんと発芽し、
こうした、遺伝子組み換えじゃない「種」を絶やさない重要性を、
アナスタシアの「種」の話で、つくづく実感します。
ウチもこの秋、ショウブなど、
自生してる花の種をせっせと採取してますが、
「遺伝子組み換え」の問題は健康面だけでなく、
「一人ひとりの人間の魂の内に永遠に保存されている」
真理の発芽にも影響があるのかもしれませんネ。
人間と植物が大きく違うのは、
「自我」がある人間は、ストレートに「種」からの情報、
つまり「真理」がなかなか分らない状態にあることで、
「どうしたら、いいのか?」というメグレ氏の質問に対して、アナスタシアはこう答えます。
「じゃあ、結局俺たちはどうやったらその真理を取り出すことができるんだ?
自分の中のどこかに?腎臓、心臓、それとも脳なのか?」
「『気持ち』から。自分が抱く気持ちによって真理を見極めようとして!
気持ちを信じてあげて。お金持ちのドグマから自分を自由にするの」
噓偽りない「気持ち」こそが、
ほんとうの情報にアクセスする「鍵」とのことで、
バリバリの実業家、メグレさんは最初、納得出来ませんでしたが、
ご自身の体験で、それがコレクトだということが分ってきます。
まだ月が残っている、日曜日の早朝、6時半頃、
八ヶ岳が見える草原がだんだん明るくなり、
太陽の光が差し込み、
草原が黄金色に輝き、
「気持ち」がホントに喜んでるその瞬間、
私たちは「真理」をかいま見てるのかもしれず、
山梨県の健康長寿率が高いのは、読書だけでなく、
商売下手・・つまり、「お金持ちのドグマ」に比較的ハマってないこともアルのかもしれませんネ!
種には「創造」の秘儀が宿る・・・アンドロメダ大法院・チャネル
このコメ、見落としてました。イイお言葉、ありがとうございまーす!