東京は「世界都市ランキングで第3位」の「都市」とのことで、
「う〜ん、何が基準なんですか・・」って感じですが、1位がロンドン、2位がニューヨークですので、交通網など「便利さ」重視のランキングであり、
東京と山梨を往復する生活を長らくしていて、「便利」=「豊かさ」ではないことをつくづく感じるようになりました。
例えばコレは、野辺山の「ヤツレン」で見つけたお初体験の食べ物、
「食べるホオズキ」ですが、
ちょっとミルキーで甘くて、何ともオシャレなデザート、美味です!
東京では出回らない、こういった珍しい野菜や果物がリーズナブルに手に入るし、
「住まい」だって、東京では考えられない広さの土地が手に入ります。
だから「衣・食・住」のうち、「食と住」に関しては田舎の方が選択肢が広く、
「衣」については、「今はネットがあるからいいや」と思っていたのですが、
先週日曜、フラフラと、
初秋の「花」目当てに、
「萌木の村」を探索していたら、
「てんつくりん」というお店に置いてあった。
手作りの服が目にとまり、
試着したら、すごーく着心地がいいので、ゲットしちゃいました〜
リネンウールの天然素材で、
裏を見ても「丁寧」な作りで、
パイピングにはリバティの生地を使ってるとか・・
スッキリとした、シンプルなフォルムで、
中に着る物を、タンクトップからセーターにチャンジすれば、
初秋から真冬まで活躍しそうです。
値段もめちゃくちゃ高いわけではなく、
CimicuriさんのHPを見てみたら、
夫婦ふたりでミシンを踏み、完全なる手作りで、通販もしてました!
チミクリの洋服はお客様に永く着て頂けるように
一点一点丁寧に作っています。
天然素材にこだわり上質なリネンや
コットン、ウールなどを使っています。
デザイン、パターン、縫製を夫婦ふたりで行っており
ロックミシンを使わずに折り伏せ縫い
で縫製しております。時間と手間がかかりますが
丈夫で裏を見てもとてもキレイに見えるよう ココロがけています。
長坂にアトリエがあり、
やはり東京からの移住組のようです。
天然素材をメインに一点一点手こだわりをもって手作りしています。
2008年に東京→八ヶ岳(山梨)に移住し自然に囲まれた古民家を
自分たちで改装し、田舎暮らしをしながらチクチク洋服作りをしています。
オーガニックコットンの国産パジャマをゲットして以来、
作り手の心意気が伝わる、丁寧に作られた衣類の心地良さに魅了されてます。
このところの衣料品は、2、3回着たら「使い捨て」にする若い子もいるらしいですが、
これは旦那さんの祖母がチクチク縫った「雑巾」で、
他界した義母が捨てられずに持っていたので、そのまま残っているのですが、
昔の女性の地道な手仕事が「日本人の特殊性」に関係していると、カタカムナの宇野多美恵氏は言ってました。
裁縫も得意だった向田邦子さんなんか、その典型と思われますが、
そういえば自分が子どもの頃は、母が何着が手作りのワンピースを作ってくれました。
手作りが「当たり前」だった時代から、買うのが「当たり前」になりましたが、
田舎で暮らしながら、手作りの服を作って売る・・って、すごーく豊かな暮らしのように感じます。
というわけで、すっかり気に入ったCimicuriさんの服、
予約すれば、アトリエを訪問して購入することも出来るようですが、
さっき電話してみたら、今週の日曜9月15日は、八ヶ岳マルシェ@原村 に出店するとのことで、天気が良ければ、行ってみようかな〜です!
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