酵素カフェ

西行の月食ウォッチに学ぶアフターコロナ・レスキュー時代の心得

日本人の宗教観をあらわす「名句」として、

平安時代末期の歌人西行が、伊勢神宮で詠んだとされる「歌」がよく取り上げられますが、

「何事の おはしますをば しらねども かたじけなさに 淚こぼるる」『西行上人集』

「撰集抄」の作者とも言われている謎の多い歌人、西行さんは、

月食について、こんな歌を詠んでいます。

「忌むと言ひて 影に当らぬ 今宵しも 破(わ)れて月見る 名や立ちぬらん」『山家集』より

この歌は「世間の人々は月蝕は不吉だと言って光にも当たらないようにしているが、私はそういう月であればなおさら、無理をしてでも見ようとする。奇人変人の悪い評判が立たなければ良いのだが」という意味になります。

https://weathernews.jp/s/topics/201801/260095/

よーするに月食は「何か良からぬことが起こる兆し」だと世界各国で言われてたわけで、

西行と同時代人の源頼朝は、月食を理由に家来の家に「引きこもり」宴会してたそうですが、

西洋圏の月食対策は、ハンパなく残虐です・・

古代メソポタミアでは月食は7人の悪魔の仕業だと考えられた。

メソポタミア文明では王がその地を代表する存在であり、人々は月食(および日食)を王への攻撃だと考えた。バビロニアでは既に、日食・月食の時期を計算する「サロス周期」が知られていたと考えられ、その時期の災厄から逃れるため、王の身代わりを用意した。

王の身代わりには犠牲にしてもよい人間が選ばれた。身代わりは実際に王の任務につくわけではなかったが、食の期間中は丁寧な扱いを受け、その間本物の王は一般人を装った。月食が終わると、身代わりは大抵、行方不明となった。毒殺されたのかもしれない。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/9138/

う〜〜ん、身代わり「ゴム人間」って、昔からの伝統芸だったのですネ。

「赤い月」は血をイメージさせ、そのため畏れられてたようですが、

昨日起きた部分月食の継続時間は、「過去300年で最長レベル」とのことです。

月食は月には月が全て隠れる「皆既月食」と一部だけの「部分月食」がある。国立天文台によると今回は月の直径の97.8%が影に入り込む「ほぼ皆既」の部分月食。このため皆既月食のように月が赤黒い色(赤銅色)に見える可能性もあるという。

ウェザーニュースによると19日は関東以西ほど晴れるところが多く、北日本や北陸、山陰地方でも観測のチャンスがある。「限りなく皆既に近い部分月食が日本全国で見られるのは140年ぶり。月食の継続時間は過去300年で最長レベル」としている。

https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/18/news106.html

さて、そんな月食が無事終わり、11月20日の朝、

東南の窓辺で、水を沢山飲んだピノちゃんは、

気持ち良さそうにゴロンゴロンして、

バルコニーにとことこ出て行きました〜

清里では外に出たがりませんが、バルコニーから、

「高みの見物」ウオッチングは好きなピノちゃんで〜す。

この住宅地は擁壁の高い家が多く、擁壁を掘って駐車場にしてる家も多いですが、
ウチは、坂を下ってスグのところに駐車場を借りています。

昨日の夕刻、今思えば、ちょうど「食の最大」直前に、

旦那さん、(車の中の)大工道具を取りに駐車場に出かけました。

この写真は旦那さんが出かけてスグに撮ったのですが、
キッチンの出窓から夕日に輝く「赤富士」が見事で、外に出て撮ろうかな〜 と思いつつ、ラムさんから頂いたカブでクリームシチューを作ってました。

調理と富士山に夢中で、あまり気にしてなかったのですが、徒歩3分ほどの駐車場なのに帰りが遅く、その理由は、駐車場近くの家の前で男性が倒れていて、頭から血を流しているのに出くわしてしまったからです。

80歳近くの老人で、「大丈夫ですか?」と声をかけたら、「大丈夫です・・」と意識はハッキリしてましたが、そうこうしてるうちに、その家の奥さんが出て来て、「アラッ、●松さんのご主人じゃない!」と顔見知りのようで、警察と救急車を呼びました。

旦那さんとその奥さんは「第一発見者」として状況を説明し、警察官が男性宅に電話しましたが誰も出ず、

その奥さんが警察官に説明してたのは、この男性の奥方は具合が悪く、娘さんは統合失調症なので、誰も電話に出ないのではないか・・とのことで、警察官が直接その家を訪ねることになったそうです。

「老人が転んで頭から血を出してる」って、昨今では珍しくないのかもしれませんが、

驚いたのは「●松さん」って、最初の愛犬、ゴールデンのガープ君が、
1362118537UcIBtoGdIf0lIIhy_post

この本にも出ている、悪徳動物病院に引っかかって早死にしちゃった時、

「●松さん」の愛犬も、同じタイミングで同じ目に遭っており、ちょっとお話した覚えがあります。

「●松さん」の場合、他にかかりつけの獣医がいたのですが、深夜に具合が悪くなり、タウンページで探して駆けつけたら「手術をしましょう」となり、「大丈夫ですよ」と言われて安心していたけど1週間後に亡くなり、

娘さんからは「そんなに怒っていると成仏出来ないから・・」と諭されたけど、「成仏しなくてもいい、化けて出て来い! って言ってやったのよ・・」って、すご〜く怒ってました。

もう26年も前の事になりますが、ウチにとってガープ君の事件から学んだ教訓は大きく、「司法」は正義の味方ではないことも、身を持って実感しました。

例えば、件の動物病院について行政に問い合わせたら、「苦情、トラブルが絶えず、暴行事件も起きていて訴訟になってます」と教えてくれましたが、だからといって営業停止とかにはならないのです。

それにしても「●松さん」の娘さんが統合失調症だったとは・・

それから7、8年後、プードル蘭ちゃんの散歩の際、綱を付けないでダックスを散歩させてる女性がいて、「ちょっと変わってるのよ・・」と散歩仲間が言ってましたが、その女性は「●松さん」の娘さんで、離婚して出戻ってる・・と聞きました。

そのうち、ダックスを散歩させてる姿は見えなくなり、その代わり、ビール片手にくわえタバコでフラフラ歩いてる姿をよく見かけるので、心療内科とかに行って「薬」とかやってるのかな・・と思ってましたが、統合失調症と診断されたのですね。

母親に対して「そんなに怒っていると成仏出来ないから・・」と諭した位ですから、フツーの娘さんだったと思われ、人生、何が「引き金」でそうなってしまうか・・わからないものです。

そういえば、不思議能力満載の「感じる」ヨガ先生の弟さんは芸大受験を失敗して「鬱」になり、ずっと入院してるとのことで、感受性の強い人ほど「引き金」には要注意で、「引き金」には「接種」も含まれるようです・・

スパイクタンパク質は神経疾患や精神疾患と強く関係する「MAO」に結合する

カラダ以上に家族が大変なのが「心の病」ですが、カラダと心は双方関係してますので、化学作用が原因で、おかしくなっている場合も多々あるようです。

というわけで昨晩は、ちょっと駐車場まで・・が、30分以上になってしまったのですが、

そんな話をしながら、ふと外を見たら、見えました〜月食。

6時半頃でしたから「食の最大」を過ぎた時で、

夜空に輝く赤い月は、確かにとても神秘的で、
ヤマシイことが多々ある、権力者は畏れたのでしょうね〜

赤い富士山と赤い月、そして赤い血に出くわした「過去300年で最長レベル」の月食の日でしたが、

翌日の朝、八王子では震度2の地震があり、

ちょっとビックリ!

首都圏を中心に広範囲で揺れた、深い震源の地震です。

う〜〜ん、11月22日に限らず、要注意な関東地方なのかもしれず、

要注意な11月22日「ニギハヤヒの日」と相性がある「油」

昨夜のこともあり、夫婦でレスキューを飲んでおきました〜

これから、人がバタバタ倒れていく・・という予想もされており、

実際、ペルーラムさんの周りでは、カナダ在住の叔父さんを含めて3人の方が急死したとのことで、

昨日出くわした「フラッと転んで頭を打つ」も、もしかしたら関係してるのかもしれませんが、

「赤い月」を、あえて見ようとした西行さんのように、今こそ「ウオッチ」することが大切で、

この歌は「世間の人々は月蝕は不吉だと言って光にも当たらないようにしているが、私はそういう月であればなおさら、無理をしてでも見ようとする。奇人変人の悪い評判が立たなければ良いのだが」という意味になります。

https://weathernews.jp/s/topics/201801/260095/

豊かな感受性こそが、日本人の専売特許で、個人的には、統合失調症の方々は見えないレベルで「社会の赤(垢)」を背負う「身代わり」になっているのではないか・・と感じてますが、

とりあえず、転んだ「●松さん」は大事に至らなかったようで、ヨカッタです!

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で







LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

COMMENT ON FACEBOOK