レジリエンスとは英語で回復力・活力・弾力性を表す言葉で、
元々は物理学や生態学の用語だったのが、近年は安全工学やリスク管理、そして心理学でも使われるようになってます。
レジリエンス(resilience)は、元々はストレス(stress)とともに物理学の用語であった。
ストレスは「外力による歪み」を意味し、レジリエンスはそれに対して「外力による歪みを跳ね返す力」として使われ始め、精神医学では、ボナノ(Bonanno,G.)が2004年に述べた「極度の不利な状況に直面しても、正常な平衡状態を維持することができる能力」という定義が用いられることが多い。
具体的に解りやすい例がPTSDである。
1995年のアメリカの論文には、アメリカ人の50% – 60%がなんらかの外傷的体験に曝されるが、その全ての人がPTSDになるわけではなく、PTSDになるのはその8% – 20%であるという。
2006年の論文では、深刻な外傷性のストレスに曝された場合、PTSDを発症するのは14%程度と報告されている。では、なる人とならない人の差は何か、というのがこのレジリエンスである。
よーするに、ストレスを避ける・・のではなく、ストレスを受けてもバランスさせる力、能力であり、レジリエンスをフランス語読みすると「レジリオンス」で、
2005年秋頃、TVのフランス語講座でこの言葉を知り、なんだか妙に気に入りました。
そのフランス語講座では、「いつか、きっと」という映画を題材にして、
辛い過去に蓋をしないで、一度ちゃんと「入って」向き合い、そしてそこから「出る」ことがレジリオンスであり、
映画の原題「La Vie promise」は「約束の人生」という意味ですが、私たちは常にレジリオンスすることで「約束の人生」を歩むことができる・・というようなことを言ってました。
そして、「レジリオンス」と名付けたセミナーというか小さな集まりを、
2006〜2008年にかけてペルーラムさんと一緒にやっていたのですが、
その際手伝ってくれたアロマセラピストのY姉さんから「同窓会したいわ〜」と言われ、
ご一緒して、ペルーラムさんのお宅にお邪魔しました〜
2月9日、東京では「雪」予報でしたが、山梨県で一番暖かい南部町では、
水仙が花盛りで、
Y姉さんとペルーラムさんの7年ぶりの再会を祝うように、
梅の花が咲き始め、
「立派なサルスベリねぇ〜」とつぶやくY姉さんは、
ペルーの先生が突然に宇宙に帰還された2012年春以来の2度目の来訪ですが、
この大きな「物置き邸」は覚えているとのことで、
「物置き邸」には味噌とか種とかが大事に保管されてます。
で、この実のようなモノは何かと言うと、
ナント、お茶の木の「種」でした!
都会育ちのペルーラムさんが無農薬でお茶やお米を作り販売するようになるとは・・7年前には想像できませんでしたが、
元々ペルーの先生は「お茶」をたしなんでいたとのことで、
さっそくお茶を用意してくれたペルーラムさん、
自家製南部茶を抹茶のように「粉」にしたものを、
慣れた手つきで、
サクサクっと回転させ、
Y姉さん「お持ち」の絶品わらび餅と頂くと、
幸せ気分倍増で、7年の空白が嘘のようです!
Y姉さんは「運転免許を取れる」ギリギリの身長な小柄な方ですが存在感は大きく、
結局のところ、何を知っているかより、どう「生きる」かが重要であることを、至福のマッサージをしてもらいながら習いました。
アロマセラピストですので香りに敏感で、
これは「ペルー・レモン」という、
ペルーからの「種」で育てたオリジナルの木ですが、
ネロリに似た香りがする・・と言ってました。
お茶タイムの後、旦那さんは「大工仕事があるから・・」と清里に向かい、
同窓会トリオは静岡「富士宮」で夕ご飯です。
山越え30分ほどで着いたのはブリリアントな、
オーガニックものが揃ったお店で、
菩提樹など珍しい種類の国産ハチミツが多種揃っていて、
ハチミツ好きとしては目移りしちゃいましたが、
帰りは電車の予定なのでマヌカハニーだけゲット、
マヌカハニーは「インフルエンザの予防」「歯周病の治療・防止」になるほどの殺菌効果があるそうです!
さて、店構えと同じくお食事もヤタラと可愛くて、
自分が頼んだ焼きそばも、
ラムさんチョイスのカレーも、
バレンタイン仕様でハートが満載です。
これはY姉さんオーダーの「鰻もどき」、
大豆ミートの蒲焼きです!
食材にこだわってる・・けどお値段はお手頃で、
このパフェのイチゴ、甘くて美味しかったです!
私とY姉さんは豆乳酵素ジュース、
ラムさんは「玄米コーヒー」でしめて、
家に戻って、夜更けまで話込んでましたが、
夜のお供はやっぱり自家製ノンカフェコーヒーで、
ペルーの土で作られたカップで飲む、
ラムさんの玄米コーヒーは、コーヒー好きならやっぱり普通のコーヒーを飲んだ方がいいのでは・・って感じではありますが、
「コーヒーもどき」ではない独特の風味で落ち着きます。
夜長話のお供には八王子からの「お持ち」、
八王子磯沼ミルクファームの焼菓子で、
焼菓子は初めてゲットしたのですが、
磯沼ミルクファームのソフトクリームは絶品でして、
可愛がられている「牛」さんの味がします。
「牛」といえば、この小箱はペルー製で、
一見、木製ですが牛革とのことで、
ペルーでは「牛」さんのことを「バカ」と言うそうです。
日本では鹿と馬で「馬鹿」ですが、ペルーには「鹿」がいなくて、
ニンニクを「アホ」と呼ぶとのことで、
つまりニンニク牛ステーキは、「バカ」「アホ」で通用するそうで、面白いですネ!
何をするでもなく「アホ」みたいに3人でお喋りした翌朝は、
お天気も良くなり、日差しが注ぐ縁側に、
2年前から変わらぬ姿・・というアジサイが輝いてました。
朝のおめざはハーブティーで、
ホーリーバジルってお初ですが、ピリッとして気に入りました!
そのまま又「アホ」みたいに話し込み、
これは昨年、持ち帰り忘れた、
奄美の読者さんが送ってくれた「マコモ」ですが、
別の方からも「マコモ」が送られてきたとのことで、
そこに在るだけで周囲の環境を浄化する「マコモ」パワーと同じく、
懐かしい仲間と会って、ただ話してるだけで色々な気づきがもたらされ、
まさに「レジリオンス」という感じでしたが、
元気に復活するレジリエンス能力とは、
8つの要素で構成されてます。
<レジリエンス能力を構成する要素>
①自己認識
②自制心
③精神的敏速性
④楽観性
⑤自己効力感
⑥つながり
⑦生物学的要素(遺伝子)
⑧ポジティブな社会制度(家族、コミュニティー、組織など)
なるほどな8つですが、じゃあ、どうしたらいいのか・・は、
「アホ」になって「バカ」みたいに本音で話すのが効果的だと実感した7年ぶりの集いで、
心置きなく話せる「場」を提供してくれたラムさんに大感謝です!
わぁ❗✨私も泊まり掛けで“「アホ」になって「バカ」みたいに本音で話す”の、やりたい‼️✨✨
やりましょう・・南部町活性化は、ペル先生のご遺志ですから!