酵素カフェ

ヒーリングハーブ社とネルソンバッチ社のバッチフラワーに学ぶアフターコロナで表面化した問題

言葉の使い方も時代と共に変化するようで、

「五月晴れ」のサツキは旧暦の六月にあたり、本来は「梅雨の合間の晴天」を指していたけど、

今では「爽やかな五月の晴れ空」という使い方がフツーになってますネ。

2022年のGWは「五月晴れ」続きで、終わったとたん5月9日月曜日は冷たい雨でしたが、

火曜日はまたまた「五月晴れ」で、雨上がりの朝は空気が澄んでいて、

八ヶ岳がクッキリお目見えで、

南アルプス側の雲も、昼過ぎには取れてきました。

清里高原は、これからが本格的な花のシーズンで、

スイセンはそろそろ終わりですが、

新しい蕾が待機していて、

虫さんも、そろそろ出没し始めました。

清里に、セルフビルドで家を作り始めたのは3.11の直前で、

ナント、3.11直後の日曜日も清里に行ったのですが(日帰りで)、

2020年のGWは、3.11直後と同じく、中央高速に車がまったく自家用車が走ってなくて驚きました!

ウチとしては「外出」ではなく、「自宅間の行き来」という解釈でしたが、

「緊急事態宣言」というお言葉が、これほどまでに拘束力があるとは・・

しかし、今、振り返ると、アノ「緊急事態宣言」って、いったい何の効果があったのでしょうかね?

それはともかく、清里が気に入ったのは、2005年にバッチフラワー修行で行ったウェールズとよく似ていたからで、
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ウェールズで、英国バッチ財団公認の「動物のためのバッチフラワーコース」を受講したのですが、

なんでも、日本のプラクティショナーとして「初めての」参加とのことで、
IMG_0180 (2)オランダやアイルランドから来た方など、各国のバッチ&動物好きの方々と楽しく交流させていただきました。

で、2012年まで「英国バッチ財団登録プラクティショナー」として活動していたのですが、

<英国バッチ財団登録プラクティショナーについて>

​英国バッチ財団登録プラクティショナー(Bach Foundation Registered Practitioner)は、バッチ国際教育プログラムのレベル1から3までの全てを受講・修了した後、 英国バッチセンターへ登録し活動しています。
BFRPは、カウンセラーではありませんが、バッチ博士の意図した「セルフヘルプ」の重要性を理解し、相談者がレメディを自分で使えるようにサポートし、正しく レメディが選べるよう伝えていく役割を担っています。
卒業後、英国バッチ財団へ登録できる条件は、以下の通りです。

1)バッチフラワーレメディはバッチ博士が、38種とレスキューレメディで完成させたシステム(体系)と認める。

2)対話を通して感情を見つめ、レメディを相談者とともに選ぶコンサルテーションを行う。

3) 業務規定を遵守し、独立したセラピーとしてバッチフラワーのコンサルテーションを行う。

https://www.bachflower.gr.jp/bfrptop

清里でのセルフビルド生活が始まって以来、いろいろと忙しくなり、

更新手続きを「忘れて」まして・・サオダ先生から直々にお電話をいただいたのですが、結局、これを機会に登録を外してフリーで活動することにしました。

サオダ先生が翻訳した「バッチの花療法―その理論と実際」は名著で、

日本人が日本語で『バッチ国際教育プログラム(BIEP)』を受講できるのはサオダ先生のご尽力のおかげで、

一般社団法人バッチホリスティック研究会は、バッチフラワーレメディを学ぶための世界共通の『バッチ国際教育プログラム(BIEP)』(レベル1~3)を日本で開催する許可を受けた国内唯一の団体です。その他バッチフラワーや植物療法に関するミニセミナーなども開催しています。

https://www.bachflower.gr.jp

もう20年以上も前ですが、発足まもない「バッチホリスティック研究会」で学べ、セミナーの機会なども与えてくれたことに心から感謝しています。

で、先日ゲットしたジュリアン・バーナード氏の「バッチフラワーエッセンス 水のパターン 」は、

20年前当時、ちょっと「???」と思っていたことに言及していて、長年の疑問が解けてスッキリしました。

ジュリアン・バーナード氏は、この本の冒頭の謝辞で、まず、こう述べています。

謝辞

新たな着想と研究を含む小著を形にするのを手助けしてくださった多くの人に、やっとお礼を伝えられる時が来ました。まず、ニッキー・マリー氏に。彼女はかつて私に自信と信頼を与えてくださいました。

バッチセンターで初めてお会いしてから40年が過ぎましたが、その間に私は多くの友人と出会い、共に働き、経験を積み、歩んできました。・・バッチセンターのジュディ・ハワードとステファン・ボール両氏の近年の厚い友情に感謝しています。

ヒーリングハーブ社は創業から25年以上がたちますが、その間、世界中から訪れる数えきれないほどの人々と出会い、議論の機会を持ちました。この方々なしでは、私はとうに昔に仕事をやめていたでしょう。ご指導くださった先生方はもちろん、関わったすべての人が私の師となってくださり感謝しています。

一般の方々には注意を引かないかもしれませんが、個人的には「近年の厚い友情に感謝しています」に注目で、

なぜなら、自分が初めてバッチフラワーを使ったのは、お腹に模様がナイ以外は、

ベンガル・ピノちゃんにそっくりな、

トラ猫・クレちゃんのためで、
2001年、一緒に育ったマメちゃんが突然死してしまい、様子が変なので、そのケアのために使いました。

「カリス成城」でゲットしたのですが、その際、飼い主さんも一緒に飲んだ方がいい・・と言われ、旦那さん共々飲み始めたら、二人ともなんか「スッキリ」で、

タダの水のハズなのに・・一体コレは何だ〜 と、「バッチホリスティック研究会」を見つけて学び始めたのです。

で、認知療法にも似たバッチフラワーのシステムはまさに「我が意を得たり」という感じで、

是非、これを仕事にしたい・・と思い、サオダ先生に「カリス成城で働くってどうでしょう?」と聞いたら、ちょっと困った様子で曖昧な返事をされてました。

そして、自分が聞いたせいかもしれませんが、授業中にヒーリングハーブ社とネルソンバッチ社が裁判になり、

バッチフラワーというロゴ(商標)を使わないということで和解したという話をしてくれました。

最初に使ったバッチフラワーはヒーリングハーブ社製だったので、英国「裏事情」に驚きましたが、

この辺りのことを知っていると、「受動的力場」を強調するジュリアン・バーナード氏が、

イーロン・マスクの新スマホ情報とアフターコロナでますます重要になる「受動的力場」の影響

こう書いている理由がよく分かります。

バッチフラワーエッセンスの有効性は、メッセージの明確さとそれを読み取る力の二つにかかっています。そうであるなら、私たちはどのように受動的力場を読み取ればよいのでしょうか。それは、本を読むのと同じ方法です。私たちはその情報パターンを文字のように意味があるものとして受け取っているのです。・・

私たちもメッセージを読み取る力は、実際に誰がエッセンスを作ったのか、という事実によって変わるものではありません。「このエッセンスはあのエッセンスよりも良い」、「これが本物のオリジナルのバッチフラワーエッセンスだ」といった発言は、とても主観的なものです。母液がエドワード・バッチ博士のオリジナルの指示通りに作られているのなら、それは正真正銘の、本物のバッチフラワーエッセンスになるでしょう。ラベルに書かれた名前を理由に、特別優れている、と主張するのは愚かしいことです。

少しマニアックな話になっちゃいましたが、時々、クライアントさんからヒーリングハーブ社とネルソンバッチ社の違いを聞かれるので、ハッキリお答えしますが、臨床的にはどちらも「効きます」。

自分は登録プラクティショナーをしていたのでネルソンバッチ社で揃えてますが、
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バッチ仲間の間では、ヒーリングハーブ社の方が「シャープ」だと言ってる人もいました。

バッチフラワーのエッセンスは、その作り方が公開されてますので、今や世界中で作られ、他のメーカーもありますが、少なくともこの2社の品質は、さほど違いがないようです。

2005年にバッチセンターを訪れた頃は、
IMG_0286ネルソンバッチ社のバッチフラワーの母液は、ジュディ・ハワードさんらバッチセンターで管理してましたが、現在ははネルソンバッチ社に移管されたようです。

シンポジウムでお目にかかったジュディ・ハワードさんは小柄で、まるで妖精みたいにピュアな印象で、

あくまで想像ですが、ネルソンバッチ社とヒーリングハーブ社が裁判沙汰になったことで、ジュリアン・バーナード氏とジュディ・ハワードさんらは複雑な関係になっていたのが、近年、和解したのではないでしょうか・・

もしそうなら、「組織」というものに付き物の「限界」を凌駕する素晴らしいことであり、自分にとっても、ちょっと引っかかっていたことが氷塊した思いです。

両氏ともお互い、真摯に「バッチ博士の遺産を守っていく」という想いは同じであり、

ベンガル・ピノちゃんも、

日本トラ猫・クレちゃんも、
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同じように、飼い主を「癒して」くれますが、クレちゃんを「ベンガル」とは呼べませんネ。

そういう意味で、オリジナルの品質を守るために「商標登録」したのでしょうが、

ジュリアン・バーナード氏が言う通り、それ以外は「偽物だ」という言い方は権威主義的です。

コロナのおかげで、人類は長らく(支配者に都合よく捻じ曲げられた)「情報」に操られてきたことを深〜く自覚しましたが、

「緊急事態宣言」というお言葉に、人々がコロッと従ったのは、「情報」の中身よりも権威に従うようにしつけられて来たからで、

しかしながら、盲目的に権威のラベリングを信じていると、痛い目に遭う場合もあり、

ヒーリングハーブ社を立ち上げたジュリアン・バーナード氏のお言葉は、

今、起きている諸々の事柄について、広い範囲で応用出来ると思いました!

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