酵素カフェ

アルツハイマー病を予防する腸の脳力と本物味噌の見分け方

精神神経免疫学の研究で、感情の問題や精神的ストレスが免疫力に大きく作用することがわかりはじめ、

精神神経免疫学

種々の外的ストレスが自律神経や内分泌系を介して免疫系の調節していることも明らかになっており、精神的ストレスが内分泌系や交感神経を介して末梢の免疫細胞の機能変化を誘導し、自己免疫の発症の誘因になることも明らかになっている。

wikipedia

長年やってるバッチフラワーは、感情的ストレスを軽減してくれてますが、
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「逆もまた真なり」で、

腸は「第2の脳」で、感情と免疫系に大きな影響を与えることも科学的にわかってきました。

<腸が脳に感情のサインを送る>

腸には迷走神経という、大きくて、厄介な神経が埋め込まれている。研究では、その繊維の最大90パーセントまでが腸から脳へと情報を運んでいることが明らかとなっている。言い換えると、脳は腸からの信号を感情として解釈しているのだ。だから、あなたは心から腸を信頼するべきだ。

<胃腸障害は腸の”精神疾患”とも言えるかもしれない>

抗鬱剤として身体の調子を整える素晴らしい気分物質セロトニンだが、およそ95パーセントが腸の中で見ることができる。ということは、食事や薬、抗生物質が人の気分をめちゃくちゃにしてもちっとも不思議ではないということだ。

<何を食べたかで腸が気分に影響を与える>

様々な食事をチューブを通して腸に与えた実験からは、被験者が何を”食べている”のか分かっていなくても、気分に影響を与えることが確認された。例えば、脂肪は、脳の天然の麻薬であるドーパミン放出の引き金となるようで、幸福感や喜びを増加させる。一方で、炭水化物は、幸せ神経伝達物質セロトニンの放出を刺激する。

<脳と同じく麻薬中毒になる>

腸内には、脳のものと同じ麻薬受容体がある。したがって、脳と同じく簡単に麻薬依存症になってしまううえ、その悪癖を絶つときにも大きな困難が伴う。

http://karapaia.livedoor.biz/archives/52193845.html

つまり「腹が立つ」のは、「食事や薬、抗生物質」の影響がアル場合もあるし、「腹の虫の知らせ」の場合もあるようです。

そういえばバッチ博士は腸内細菌学者であり、「腸の状態と患者の性格傾向」に共通点を見いだしたことがバッチフラワーを開発したきっかけでした。

さて、世界的な酵素研究の第一人者、高畑宗明氏は、

腸内細菌のバランスが崩れてると、あらゆる病氣を引き起こす「素」になると指摘します。

<悪玉菌の毒性が多くの病氣の原因>

これはある意味、人間本位の呼称なのですが、

・体によい影響を与える酵素をつくる腸内細菌は善玉菌

・悪い影響を与える酵素をつくるなら悪玉菌

と呼ばれます。

ちなみに、悪玉菌が悪い影響を与えるのなら、なぜ体は排除しないのかというと、コレラ菌やサルモネラ菌など強力な菌がきたときには、悪玉菌が攻撃してくれるからです。

悪玉菌はいざというときの保険のような役割を果たしていると考えていいでしょう。

このほかにも日和見菌と呼ばれるグループがいて、ふだんは悪玉菌でない菌たちなのですが、悪玉菌が活発になると一緒になって悪さをし始めます。

割合としては、善玉菌と悪玉菌が合わせて30%、残りの70%が日和見菌です。健康な人の腸内バランスは、善玉菌が20%、悪玉菌が10%となっています。

腸内バランスが崩れて善玉菌より悪玉菌が優勢になると、悪玉菌の持つ酵素によって、硫化水素、アンモニア、インドール、アミンなど、さまざまな毒素やガスが腸内でつくられてしまいます。

そして、これらの持つ毒性が、多くの病氣の引き金になっていることがわかってきました。がん、動脈硬化、糖尿病、腎不全、心筋梗塞、脳血管障害、神経障害、アレルギーなど、関わり深い病氣を挙げていけばキリありません。

つまり「2:1」の「善玉菌と悪玉菌」と、7割の「日和見菌」が腸内の最適バランスで、

ネガティブ(悪玉)を全て排除しようとすると、かえってバランスを崩してしまうのは「心の仕組み」と同じです。

高畑氏は「2:1:7」を保つためには、味噌などの伝統的な発酵食品がベストだと言います。
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和食を撰ぶ

腸内細菌のパターンは、世界の地域ごとにタイプが異なり、日本人は海藻類を分解する酵素は定着してるけど、牛乳の乳糖を分解する酵素を持つ者は少ない。日本人の腸内細菌に合った、和食を中心にした食生活にする。

発酵食品を食べる

伝統的な手法でつくられている発酵食品(納豆、味噌、ぬか漬けなど)は、乳酸菌などの多様な菌を取り込むことができる。ただし、大量生産しているタイプの食品は、特定の菌しか使ってないため効果が薄くなる。

で、味噌汁なら「毎日飲んでる」から安心と思いきや、

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外食やスーパーに並ぶ市販味噌のほとんどは、「伝統的な手法でつくられている発酵食品」で作られてません。

伝統的な手法とそうでない味噌の違いは、

まず第一に、もともと入ってる酵母菌が、

天然酵母菌か、人工培養の酵母菌かという違いがあります。

味噌や醤油は、味噌蔵や醤油蔵に生息している麹菌の、日本酒は酒蔵に生息している酵母菌の、納豆はわらに生息している納豆菌の自然の力を活用していました。現在、ほとんどの『食品製造メーカー』は、『種菌メーカー』から買ってきた発酵醸造菌を使っています。

http://blog.sizen-kankyo.com/blog/2008/11/445.html

次に、伝統的な手法の味噌は「塩・こうじ・大豆(麦)」以外のモノは入ってませんが、
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そうでないモノは、アルコールなどの添加物が入ってる場合があります。

そして何より、市販品は「早く作って、長く店頭に並べる」ために、殺菌・滅菌・熱処理されてるので、熱に弱い(50度以上で酵素の働きが失われ、変性します)酵素の力が期待出来ないのです。

又、主原料である大豆が、表示が曖昧(原材料の5%以下なら遺伝子組み換えでないと表示出来ます)な日本においてはリスキーだったりします。

ですので、原材料を吟味した「手づくり味噌」が安心なんですが、

意外と簡単な手づくり味噌の作り方とカビない秘訣

自分で作るヒマがない人は、この4点をチェックポイントしてお選び下さい。

①天然酵母菌を使っている
②「塩・こうじ・大豆(麦)」以外は入ってない
③殺菌・熱処理されてない
④遺伝子組み換えでない大豆

こういった「伝統的な手法の味噌」は、地方の「道の駅」などではをよく見かけます。

例えば、最近行った山梨県白州のアンチエイジングな「尾白の湯」では、

温泉水を煮詰めてとった塩を原料とした味噌を販売してましたが、
DSC_6084添加物なしで見るからに「本物」でした!
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通販で本物を「お取り寄せ」も可能ですし、

最新の研究では「アルツハイマー病は 20代(あるいはそれ以前)などから始まっている可能性がある」ことがわかり、近年、アルツハイマー病が急増中とのとこですので、

日本の伝統的な発酵食品を積極的に食事に取り入れて、

感情をも左右する「第2の脳」である腸内バランスを整え、脳力をUPさせましょう!

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