一般に日本人は「怒り」という感情をあらわにするのを嫌いますので、
なるべく怒りを「抑えておこう」という意識が強いですが、
ホーキンズ博士の「意識マップ」において、「怒り」「プライド」は、
「勇気」というクリティカルポイントまであと一歩の、
「恥」や「罪悪感」「無感動」より、断然にエネルギーがある状態でして、
バッチフラワーの臨床でも、「怒り」が出るとすごーく変化する場合が多いです。
5月に行った初「リアル酵素カフェ」で、キネシオロジーヒットした「強い順から4つ」のレメディには。
ナント、「11人中9人」に「ヘザー」が出まして、
強い「怒り」に関係したレメディは「ホリー」と「ウィロー」ですが、3名です。
ヘザーが出るのは、個人的な問題というより「イベントの場」自体が、
「外に吐き出したい」「誰かに話したい」というムードにさせちゃうのかも・・で、
7月の第2回目の際は、最初に皆さんで乾杯した「手作り酵素」の中に、
あらかじめヘザーを2滴垂らしておきましたら・・
案の定、2回目はヘザーに偏ることなく、
新月直前だったせいか、
「ハニーサックル=過去を懐かしむ」が、ちょっと目立つ程度でした。
このように、キネシオロジーは「その場その時」瞬間のモノが正確に出るのですが、
家に戻ったら、いつもの「ゲンチアナ=プチ鬱」状態ということもあり得ますので、
必要なバッチフラワーを選ぶには、「自分を観察する=セルフカウンセリング」との併用が効果的です。
しかし、少なくともキネシオロジーでは、ナイものは出ないわけで、
既にセルフカウンセリングされてる方で、思いも寄らないレメディが出てビックリした・・という声も聞かれ、
こんなご報告をメールで頂きました。
またしてもグッドタイミングなウィローのお話で、大変興味深く読ませていただきました。
実は7/2にラムさんのキネシオロジーで選んでいただいたフラワーレメディは
「インパチェンス」「ミムラス」「ホリー」「ウィロー」で、
ウィロー以外のレメディは自覚しており大いに納得だったのですが、
ウィローのマイナス面は既に通り過ぎたか
今の自分にはあまりあてはまらないかも?とまったくノーチェックのレメディだったので、結構衝撃を受けました。
とはいえ、本でウィローの解説を読んだ時に、
「え~、こんな被害者意識の強い激しい怒りの性質はいやだな」と感じていたことも思い出し、
この「関係ないし、こんなのは嫌だな」感覚というのが、実は重要だったんだなあと・・・
選んでいただいた4本のレメディを使い始めてから、身体的な変化とともに色々な感情も溢れてきているのですが、
やはり怒りの感情の強さを感じています。と同時に、母親との関係性がこの感情に影響を及ぼしているというのも
強く感じます。
(もちろん、それだけではなく過去生から継続しているもの、その他諸々のものが入混じっていると思われますが…)
それでも今のところ感情が暴走することなく、溢れてくる感情から、過去の色々な場面が浮かび上がってくる事で
気づきのようなものが起きているのが興味深く、フラワーレメディの癒しの力の奥深さを実感している次第です。
おそらく、今回キネシオロジーで選んでいただかなかったら、
今後も自分で選ぶことはなかったのではないかというウィローが実は今回1番のキーではなかったであろうかと感じ、
浄化期間中の現在、心身ともになかなかしんどいですが、
この変化の波に乗れた(?)ことを改めて感謝しています。
(ブログの中の「多くの人にとって最初に必要となるレメディはウィローです」という言葉も納得!で、
何だか励まされました。)
ウィローに関して書いたブログはこちらですが、
メールの方はサビアンアストロロジーを学び、バッチフラワーにも興味を持ち、「バッチ国際教育プログラム」を受講予定とのことですが、
浅見政資氏はスタンダードな「バッチ国際教育プログラム」とは少し違う、独自の体系を打ち出してる方で、
38種のレメディの中で、以下の5種を重要だとし、
ウィロー
スターオブベツレヘム
スイートチェストナット
ホワイトチェストナット
ワイルドローズ
「通常、ほとんどの人がその絶対値的な強さは別にしてそのマイナス感情の強さの順番の上位にこれら五つのレメディのうちのいくつかは持っています」と言い、
その中でも「多くの人にとって最初に必要となるレメディはウィロー」で、
ワイルドローズとウィローだけは、上位のレメディがありません。
2005年6月24日、英国バッチセンターを訪れた際、
花盛りのワイルドローズが出迎えてくれましたが、
ワイルドローズのマイナス状態だと、「被害者意識」すら湧かなくなります。
自分の運命を呪う気力すら残っていないという感情は、まるで感情が麻痺してしまった抜け殻のような状態を生み出します。自分の置かれている状況は、何をやっても決して変えることが出来ないのだからと、自分の運命に甘んじて、不満をも口にしない行動を生み出しています。
こういう感情からは、「どうして私がこんな目に遭わなければいけないのか」という強い被害者意識も、人をねたみ、恨む気力も、心の底から湧いてくる余地すらありません。
ワイルドローズは、「恥」「罪悪感」「無感動」の意識レベルにある状態とも言えますが、
「無感動」の次は「深い悲しみ」ですので、
ワイルドローズは、「深い悲しみ」がブロックされてる状態とも言えます。
梅雨寒が長かった2019年の夏ですが、
やっと庭の百合が咲き、
今年も芳しく、部屋を飾ってくれてます。
2017年は7月14日に飾っていて、
2018年は7月10日でしたので、今年はやや遅い開花ですが、
放ったらかしでも、毎年、悲しみを癒すとされる百合の花が咲くは、ありがたいことです。
で、先のメールの方に出たバッチフラワー4種なんですが、
「インパチェンス」「ミムラス」「ホリー」「ウィロー」のうち、
「ミムラス=恐れ」以外はアグレシッブな性向を意味し、
とても品格のある方でしたので、そういう部分を出さないようにしてるのかもしれませんが、
「ミムラス」と「ホリー」の組み合わせは、スピリチュアルに造詣が深く、感じやすい人によく選ばれます。
で、ご本人も自覚がある・・という「ホリー」と「ウィロー」の違いは次の通りです。
それに対して、ホリーの場合には、その激しい感情の大部分は、確かにそのはけ口として他人に向かいますが、しかしその一部は自分の言動にも向かいます。そのために、自分に対してさえも、苛立だしく思ってしまいます。
ホリーの性質の強い人は、他人や自分の些細な言動に対して、すぐに苛立ってしまいます。他人に対してでなく自分に対してさえも、ほんのちょっとした出来事がしゃくにさわり、いまいましくて仕方ありません。
ウィローの性質の強い人は、「人生は何でこんなに不公平なんだ」「こんな目に遭うなんて、私が一体何をしたというのだ」という被害者意識に満ちた強い不満を持ち続けています。つらく思えてしまう運命に出会うたびに、強烈な被害者意識が、こころの底から目を覚ましてきます。そして、それらの激しい感情が自分の中でいちど騒ぎ出してしまうと、はけ口を求めてついつい他人にそれらの感情をぶつけてしまいがちです。
つまり、ウィローが100%「〇〇のせい」と責任転嫁してるのに対して、
ホリーの場合は「自分が嫌い、自分にムカつく」という面があり、ガンや鬱、アレルギーは自分への攻撃性であることがよく知られています。
そしてウィローはホリーの上位のレメディですから、ウィローが出た人は幸いであり、
実際、自分で納得してウィローを飲み始めると、驚くような速さで変化します。
これは今年の立春前に八王子の近所で起きた火事の跡地ですが、
生まれて初めて火事を間近に見て、社会全体にくすぶってる「怒り」が燃え上がってるようにも感じ、
このところ火事が多いと思っていたら、33人死亡という前代未聞の火災が京都で発生してしまいましたが、
放火した犯人は明らかに「100%責任転嫁」の激しいウィロー状態で、多くの人にとって「考えらえない」動機ですが、
こういった事件は「他人事ではない」と、浅見氏は指南します。
しかし、自分にいま与えられているものが、いかに多いかを教えてくれるために、自分の未熟な部分を気づかせてくれるために、大勢の人が大変な事件を引き起こして、目の前に現実化してくれていると考えてみたら、いかがでしょうか。
自分に与えられているものの多さに気づくために自分の身代わりになって、大勢の人が損な役回りを今回の人生で演じてくれていると考えてみてください。・・
どんな良い人も、遠い遠い前世では自分のマイナス感情に振り回されていたはずです。いま大変な事件を引き起こしている人も、遅いか早いだけの違いです。同じ道を歩んでいます。こうしたことに気がつけばいかかでしょうか。
他人に対する接し方や思いやりの方法も、いままでとは違ったものになっていくはずです。他人のマイナス感情に接しても、以前と比べてもむやみやたらと責める気持ちも非難する言葉も自然と少なくなっている自分に気がつくことでしょう。
マイナス感情の最上位ウィローは、メールの方が看破した通り、
「親との関係性」から生じてる場合が多く、前世までたどらなくても「わかる」ことが多いのですが、
家族間の問題は複雑に抑圧されているので、なかなかウィローまで辿り着けません。
そして実は、親に対する「〇〇されちゃった・・」的な被害者意識は、
私たち人類の「生みの親」である宇宙の同胞に対して、
人類の集合意識が感じ続けてきたアンビバレンツな気持ちが投影されているようでして・・
フロイドも言ってる通り、トラウマ記憶は妄想の場合もありますので、あまり深刻にならないことも大切です。
いずれにせよ「親を許す」ことは、地球開港のキーポイントであり、
しかし「許す」ためには、まず「許してない」ウィローな面がアルことを感知することが先決です。
ですからキネシオロジーでウィローが出た方は幸いであり、
多くのチャネリング情報が伝えてるように、
惑星地球は、宇宙的に生じた感情的問題を浄化する「大舞台」なんでしょうね!
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