11月3日の「文化の日」、久しぶりに早朝から外に出てみたら、
そんなに寒くなく、日差しがたっぷりでしたが、
薄い雲がかかっていて、南アルプスも八ヶ岳も見えない状態だったので、
う〜〜ん、どうしようかな? と思いつつ、何年ぶりかでキッシュロレーヌを焼き、
これまた久しぶりに朝からおにぎりを作ったのは、
清里近くの飯盛山に「ひとり登山」するからで、
4年前の夏、獅子岩に行ったついでに途中まで登った飯盛山のこと・・すっかり忘れてましたが、
先月行った奥穂高で泊まった温泉に置いてあった「日本の山」写真集に飯盛山もちゃんと出ていて、
富士山と並んでる飯盛山が印象的で、急に登りたくなった次第ですが、
どうせなら富士山まで見えるピカッと晴天の時がいいな〜 と、微妙な空模様にウダウダしていたら、出発するのがお昼近くになってしまいました。
ウチはテレビがナイので、11月3日の朝、北朝鮮がまたまた弾道ミサイル3発を日本海に向けて発射したことすら知らなかったのですが、
今回の「北・ミサイル騒ぎ」が今までと決定的に違うのは、NLL=「北方限界線」を初めて超えたことで、今はかつてない緊急状態で、特に韓国がかなり危ない・・そうです。
で、結局、昨日「文化の日」、お弁当をリュックに入れて登って来たのですが、
旦那さんは「登山、ノーセンキュー」とのことで「ひとり登山」です。
飯盛山は、子どもでもOKな登山コースではありますが、ステッキとか持った、ちゃんとした登山姿の方も多く見られ、ゴツゴツした岩場が多く、
4年前の夏、サンダル履きで行っちゃった絶景スポットまでたどり着いた時はもうヘロヘロでしたが、
飯盛山・山頂近くの絶景スポットからは、八ヶ岳を右手に、正面には南アルプスが連なり、
左手、進行方向には富士山がくっきりで、
富士山と並んでる飯盛山が見えてます。
4年前は富士山が見えなかったので、気づきませんでしたが、
飯盛山って、まるで富士山に相似したかのようなカタチ、位置関係です。
ここから山頂までは、なだらか道の絶景続きで、
山頂前の広場では、八ヶ岳が目の前にそびえ、
UHOみたいな雲が出てました!
もうお腹ペコペコですが、山頂までもう一息なので、南アルプスと八ヶ岳を横目に、
山頂までの急階段を登り終えると、
目の前には富士山が・・
す、素晴らしい・・光景で、富士山が手に届くかのように近くに感じられます!
飯盛山は標高1,643m、富士山は3,776 m・・ですが、富士山を眺めているうちに、
まるで富士山に似てきたようなカタチの飯盛山は、
見ようによってはピラミッドみたいでもあり、
ペルーの先生ご夫妻がマチュピチュで、マチュピチュのカタチにそっくりの岩を見つけ、「まさに相似象なのよ・・」と奥様が言っていたことを思い出しましたが、
飯盛山は富士山に憧れて、このカタチになったのかもしれませんね〜(笑)。
この日は、360度見渡せる絶景日和で、奥秩父連峰方面もバッチリです。
山頂前の広場で絶景見ながらランチし、もう一度山頂まで登って、
デザートの黒棒をイタダキ、
午後3時前、下山し始めましたが、
飯盛山からは富士山だけでなく八ヶ岳も絶景で、ウチの前からのフォルムとほぼ同じです。
家に戻ると紅葉がますます進んでいて、
ベンガル・ピノちゃんが騒いでいるので、ちょっと散歩に連れ出したら、
アラ、不思議・・
下山途中から膝ガクガクだったのが取れちゃいました〜〜
ピノちゃんの俊足パワーをいただいたのかもしれませんが、こういうのも相似象かもしれませんネ。
地球の表層に賦存する自然物は、その形態容相が、重深的に互いに相似する。
地表面における山の姿や植物生育の様子、あるいは岩石の風化される形や海水の陸地浸食の有様などは、そこになんらの規則性とか方向性とかが客観されないで、不規則に種々雑多の容相を示しているように思われていた。事実、相似象は気が付き難く、観測され難い現象である。
しかし、実際は注意深く観察すれば、雲の形と山容と相似し、山容と植物の生育の姿が相似して客観される地点がある。しかも、その地点は地表上の特定の場所に限定されるのではなく、地表面の任意の地点において相似の現象を観ることができる。
この現象は、単に自然物体の形が似るだけでなく、動植物の生理現象に関連し、人の精神作用と交渉をもつもので、また、多くの宗教的神秘性の物語はこの現象の二次的所産といえるのである。
で、翌日、今日11月4日になっても全然どこも痛くなく、紅葉は家の周りでも十分堪能出来ますが、
昨夜は千葉でM5の地震があったっりと、いろいろ不穏なご時世の中、心身の浄化、鍛錬に登山はナイスだと実感しましたので、
子どもでも登れる安全登山の飯盛山、是非ともまたトライしましょう!
COMMENT ON FACEBOOK