2024年9月11日の清里高原の朝は、
空気が澄んだ、秋らしい晴天で、
満開となったユーパトリウムが朝日に輝いてました。
ピンクのハナトラノオも、
赤いイヌダテも、白いミントの花もまだ咲いていて、
花アブさんがセッセとお仕事してました〜〜
最近、記憶力がすこぶる低下してまして・・う〜〜ん確か「ハナアブのハネは2枚、ミツバチは4枚」だったよな〜 と、もう一度調べたこのサイトに、
なぜか、コロナに関する寄稿文が掲載されていて、以前も目にしたのですが、レプリコン開始を目前にした今、再び読み直してみたら、すご〜く参考になりました。
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検証コロナ新時代 寄稿「繰り返されてきた物語」生物学者・福岡伸一(秋田さきがけ2021年4月30日)
・・・切り札となるはずのワクチン接種が世界中で進められる一方、新手の問題が起きつつある。変異株の出現だ。
E484KやN501Yといった変異株の名称にはちゃんとした意味がある。ウイルスはスパイクタンパク質という突起を持つ。これはアミノ酸が連結してできたもの。変異株では、484番目、もしくは501番目のアミノ酸が、それぞれE(グルタミン酸)からK(リジン)に、N(アスパラギン)からY(チロシン)に置き換わっている、ということを示す。
スパイクタンパク質は、ウイルスが宿主の細胞に接着するときの足がかりとなり、またワクチンも、このタンパク質に対する抗体の産生を促すよう設計されている。抗体がスパイクタンパク質に結合すると、細胞への接着をブロックできる。
ところが、E484Kは、抗体を跳ね返すような変異であり、N501Yは、細胞に接着する力が強まる変異であることが分かってきた。つまりウイルスは、攻撃をかわしつつ、より効率よく感染するタイプに変化したことになる。
あたかも人間側のもくろみの裏側を読んで、ウイルスが意図的に変身したかのようだが、もちろんウイルスには意図も意思もない。ただただ浮遊するまま、たまたま取り付いた宿主細胞の中で自己複製を行う。
コロナウイルスの自己複製の単位は遺伝RNAである。複製を繰り返す際、ときに書き間違いが起きる。このRNA上の書き間違いがスパイクタンパク質のアミノ酸配列に反映され、変異体が生じる。
書き間違え自体は、RNAのあらゆる場所で全く無作為に起こり得る。では一体なぜ、E484KやN501Yのような、合目的な変異が起きるのか。実は、人間の側がそれを選びとっているからである。あらゆるタイプのウイルス変異体が、日々、世界中で出現している。そこにワクチンが網をかけるから、それをすり抜けるような変異体が選抜される。あるいは、宿主により素早く取り付き、より早く複製できる変異体が、より拡散のチャンスを得る。
つまり、ウイルスにとって感染者の増加は壮大な進化の実験場となり、ワクチンは自然淘汰の促進剤となりうる。変異株に対しては改良型ワクチンが製造される見込みだが、抗生物質と耐性菌のようないたちごっこになりかねない。押せば押し返し、沈めようとすれば浮かび上がる。これが自然という動的平衡の理である。
とはいえ希望がないわけではない。私たちの生命もまた自然である。身体に備わった免疫系は最高最良のワクチンであり、ウイルスを多面的に制御して、せめぎあいのバランスを探ろうとする。これがウイルスと共生ということであり、過去、幾度となく病原体と人類の間で繰り返されてきた動的平衡の物語でもある。問題は、物語が落ち着くまで、常に長い時間を要するということである。
http://www.forest-akita.jp/data/konchu/06-hanaabu/hanaabu.html
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そうそう、「身体に備わった免疫系は最高最良のワクチン」ですよね〜
で、生物学者・福岡伸一氏って、ロックフェラー大学で教鞭をとっていた方で、
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これまでに25人のノーベル賞受賞者を輩出してきたロックフェラー大学。かつて同校で研鑽を積んだ著者が、その歴史と偉大な先人たちの業績をたどりながら生命科学の道のりを今一度振り返り、「社会利益を実現し得る学問」ばかりに偏重する現代の科学研究に警鐘を鳴らす。
狂牛病問題では、「米国産牛肉の輸入再開を批判」した経緯があります。
そんな福岡氏は、2025年の大阪・関西万博のテーマ事業プロデューサーとなり、ロックフェラーも万博も、インボー論的はめちゃくちゃ言われてますが、生命の本質に迫るこのお話は、なかなか面白かったです!
【QuizKnock×生物学者・福岡伸一】生きるだけで「壊れ続けている」私たちって?「いのち」をテーマにスペシャル対談!」
「生きている」本質は、「エントロピー増大の法則」に対して一生懸命にあがなっている健気な姿・・というお言葉に、生物に対する「愛」を感じましたが、
遺伝子ノックアウトマウス実験の例(6:34〜)で「動的平衡」をうまく説明しており、生命の偉大さに気づかせていただきました。
ゲノムを操作で遺伝子の一つを欠損させたネズミが、問題なく成長・繁殖したとのことで、なければナイなりに「何とかなる」力が生命には備わっているのですネ。
そして、進化の物語は、一般に言われているような「適者生存」「弱肉強食」ではなく、「利他的」「共働的」という視点も素晴らしく、
奇しくも、あの9.11から23年目の日、たまたま目にした花アブさんのおかげで、
人間以外の生命には、観念的な差別がなく、ただただ健気に「生きている・・」という基本に立ち戻ることが出来ました!
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