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2022年参加型の「夏越の大祓」で知った侮れないマスクの弊害

神社の「夏越の大祓」は毎年6月30日に行われ、

京都ではこの日に「水無月」という和菓子をいただく習慣があるそうです。


一年を前半と後半に分けると、6月30日は前半が終わる日にあたります。
古くから前半最終日の6月30日には、半年間の悪い行いや身の汚れを払い、明日からの新たな半年間を無事に過ごせますようにと祈願する行事が行われていました。
この行事を「夏越祓(なごしのはらえ)」または「水無月の祓い」といい、京都では、暑気払いの意味がある水無月を食べて、無病息災を祈願したのでした。

こうした風習により、現代の京都の方々は6月30日に水無月を食べることで、この半年の身の汚れを払い、暑い季節も夏バテせずに元気でいられるように願掛けをしています。
https://event365days.net/archives/796.html

日本人なのに「夏越の大祓」を知ったのはつい最近で、甲府在住の友人が「甲斐一宮浅間神社」で体験して、ヨカッタよ・・と教えてくれたのですが、

皆で一緒ヤル儀式ってあまり興味なく、しかし昨年、ちょっと行く気になったのは、

2021年「夏越の大祓」と「 日本政府がワクチンパスポート導入 締切7/1」

武士の神社である「大宮氷川神社」に行ってみたかったことと、日本にも「まさかのワクパチ!?」話が出ていたらからですが、今となっては(ワクパチは)「ありえない」話ですネ。

で、「大宮氷川神社」も「夏越の大祓」もなかなか素敵でしたが、甲府の友人の話では、「甲斐一宮浅間神社」の儀式は一般人も参加出来るとのことで、

2022年2回目の「夏越の大祓」は、古希の旦那さんも一緒に、勝沼まで行って来ました〜

清里を午後4時過ぎに出た時、車内に表示される外気温が30度もアリ、しかも(夕方なのに!)標高を下る度に気温はどんどん上昇し、甲府で寄り道し、神社に着いた5時半過ぎで34度、しかもムンムンしています!

駐車場は何箇所かあり、皆さんもう受付を済まして境内をブラブラしてたようで、

6時近くになるとチラホラ「茅の輪」前に集まりはじめ、

あっと言う間の行列の中、

受付を済ませたのですが、「初穂料は1000円〜」は、「1家族1つでいいのではないでしょうか」とのことで、良心的ですネ。

そしてちょうど並んだ時、結婚式にも来てくれた(30数年前)旧知の友人が現れ、
左手の、背広を着てる方々は「氏子」だと教えてくれました。

めちゃくちゃ暑いけど、なごやかな雰囲気の中、儀式が始まり、

この神社では皆で一緒にやりまして、遅れて来た方も参加させてもらえてました。

このヒトガタの中には、四角い小さな紙が入っていて、それをカラダに振って清めます。

「大宮氷川神社」では神職がやっているのをタダ「見ている」だけでしたが、

この儀式に参加すると、受付で名前を書いたヒトガタだけでなく、儀式で半年間の「穢れ」をうつしたヒトガタ・・と、ダブルでお祓いしてくれるのですネ。

カラダを清めた後は『大祓詞』で、

15歳年上で博識な友人が、事前にPDFで全文と解説を知らせてくれてました。

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『大祓詞』解読 貴船神社ホームページ

高天原(たかまのはら ※天上の神々の国)にいらっしゃる皇祖神
(すめみおやのかみ ※親神様)の御命令によって、八百万(数多く)の
神々が一堂に集まり、幾度も議論が重ねられた。
こうした神々による会議・相談の結果、
皇御孫命(すめみまのみこと=瓊々岐命 ににぎのみこと)は
豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに=日本国)を平和で
穏やかな国として統治しなさい、とお任せになった。
しかし、豊葦原瑞穂国には、素直に従う神もいれば、
ご威光に従わず荒れ狂い暴れ回り、恭順を示さない神々もいた。
そこで、瓊々岐命はそうした神々に『なぜ従わないのか』
ということを幾度も問われたあと、それでも反抗して
従わなかった神々を徹底して討伐し、追い払われた。
こうして、荒ぶる神々だけでなく、言葉をしゃべっていた岩や樹、
一片の草にいたるまで、その言葉をやめて静かになったように
国土が平穏になったので、瓊々岐命はその玉座を発たれ、幾重にも
重なってたなびく雲を激しく千切るようにかき分け押し分け、
高天原から地上に降臨された。
瓊々岐命はこのように統治を命じられた国において、
「倭(大和)の国」を都と定められ、統治の中心地とされた。
そこで、倭の国の中心にあたる場所に、地中深く穴を掘り、
そこに宮殿の太く立派な柱をどっしりと差し立てられた。
また、屋根の上にはあたかも高天原に届くかのように
千木を大空高くそびえ立て、荘厳で立派な宮殿を
お造りになり、天照大御神の御加護を受けて、
宮殿にお入りになった。
さて、平安に治めるこの国(日本国)の、極めて優秀な国民たちが、
過って犯すであろうさまざまな罪穢、天つ罪・国つ罪など、
沢山の罪穢が現れるであろう。このように多くの罪穢が出るならば、
高天原の天照大御神が行われる天津神の神秘な儀式にならい、それと
同じやり方で、神事に使う祓物(はらいもの)・撫物(なでもの)として、
数多くの堅い木の根本と先端を切り取って適度な大きさ長さに
切りそろえて、机の上に置き、また、清らかな麻の根本と
先端のところを切りそろえて適度な長さにして、今度はそれを
八つ裂きに切り裂き散らして(祓の神事をおこない)、天津神が授けた
きわめて効力の高い、神聖で完全な祓の祝詞を唱えなさい。

国津神(地上の神)は高い山や低い山の頂上にお上がりになって、
たちのぼる雲や霧や霞をかき払ってお聞きくださるでしょう。
このように天津神・国津神がお聞き届けくださるならば、
罪と名が付くものは一切残らず全て消え失せるだろう。
それはまさに、あたかも強い風が幾重にも重なり合った雲を
吹き飛ばす如く、朝夕の風が朝夕に立ちこめる霧を
吹き払うように、大きな港につながれている
大船の舳先(へさき・船の先端)や艫(とも・船尾)の綱が
解き放たれて大海原に押し放たれるように、見渡す限りの
繁茂した木々を、焼いて鍛えた鋭い鎌でことごとく
薙ぎ払ってしまうように、あらゆる罪を一切残らず
消え去るようにと祓い清められた。
こうして祓い清められた全ての罪は、高い山・低い山の
頂から勢いよく流れ落ちて渓流となっている急流にいらっしゃる
瀬織津比売と呼ばれる女神が大海原に持ち去ってくださるだろう。
このように瀬織津比売によって持ち出された罪を、今度は人が
近づけないほどの大海原の沖の多くの潮流が渦巻くあたりにいらっしゃる
速開津比売という勇ましい女神が、その罪をガブガブと呑み込んで
しまわれることだろう。このように速開津比売によって
呑み込まれた罪は、今度は海底にあって根の国・底の国へ
通じる門(気吹戸)を司る
気吹戸主といわれる神が根の国・底の国(黄泉の国)に
気吹によってフゥーっと息吹いて地底の国に
吹き払ってくださるだろう。このように気吹戸主によって
吹き払われた罪は、今度は根の国・底の国にいらっしゃるパワー溢れる
速佐須良比売という女神がことごとく受け取ってくださり、
どことも知れない場所へ持ち去って封じてくださるだろう。
このように、あらゆる罪穢をすっかり消滅させて浄化して
くださるならば、この世界に罪という罪は一切ありません。
このようにいたしますので、私どもが『祓え給え清め給え』
と申し上げる(祓の神事をおこなう)ことを、よくよくお聞き届けくださり、
どうかお力をお授けくださいますようにと、慎んで申し上げます。

*******************

このところ、「瀬織津姫」という言葉をよく聞きますが、

日本国民が「過って犯すであろうさまざまな罪穢、天つ罪・国つ罪など」を、

「瀬織津比売と呼ばれる女神が大海原に持ち去ってくださるだろう」なんですネ!

意味がわかると、なお感慨深い『大祓詞』の後は、

まず、皆で「和歌」を一句詠んでから

神職・氏子・一般の順に「茅の輪」をくぐり、

最初は左まわり、2回目は右まわり、3回目は左まわりで、よーするに8の字でまわるのですが、

あまりの暑さに、1回目の時まではつけていたマスクを、外しちゃいました!

そーいえばこの神社には「マスク着用」張り紙はないな〜と・・しかし確認出来た限り、マスクしてないのは私を含めて5人だけでした。

皆で、3回和歌を詠み、3回「茅の輪」をくぐった後、

神職がおごそかに箱を運ぶ・・は、「大宮氷川神社」と同じでしたが、

参加型の「甲斐一宮浅間神社」では最後に宮司さんのお言葉があり、その話ぶり、目の表情から、とても「徳の高い」方のように見受けられました。

そして儀式終了後は受付で名前を言って、これらを受け取りました〜

皆で詠んだ「歌」が茅の輪になっていて、本葛入りの和菓子も付いていて(水無月」の代わり?)、メチャ美味しかったで〜す。

この3点を受け取る時に並んでいた際、甲府の友人が言うには、

「自分はこれで終わりにするけど、この後の室内の儀式も参加していいんだよ・・」とのことで、しかしもう暑くて暑くて・・限界なので、

本殿にお参りして帰ろうとしたら、甲府の友人の姿がなく、

もう帰ったのかな〜 と思っていたら携帯が鳴り、「具合が悪くなったので車の中で休んでいたら回復した・・」とのことで、ディナーを(うどん)をご一緒しながら、「もう、来年は無理だな・・」とおっしゃってました。

10年ほど前に心疾患で倒れた友人は翻訳家で(英語で記事が読めることもあり)コロナワクチンはしてませんが、持病のある後期高齢者にとって、この暑さで長時間立っているのは大変だったようで、

こちらの記事で言っている、

マスクは「禁止」されなければならない。消毒も「禁止」されなければならない

「マスクによって体調の悪化が加速する人」たちが、たくさん出てきてしまいます

を、目の当たりにしました。まあ、友人の場合、短時間で回復したからヨカッタですが、治験ワクチンで免疫力が弱っていたら・・と思うとゾッとします。

高気温の中でのマスクは「熱の吸引を促している」だけでなく、「自律神経の働き」を阻害するとのことで、あなどれない「マスク」問題で、そういったことをちゃんとやってくれそうなのは「参政党」や「NHK党」位でしょうか?

さて、今日、7月1日の清里高原は文句なしの晴天で、

八ケ岳も、

南アルプス側も、

富士山側も、バッチリ晴れてました。

この草原にピノちゃんを連れて行かなかったのは、「大祓」の後、清里に戻る途中「ゲリラ豪雨」となり、「ゲリラ豪雨」は一時的でしたが、その後も降り続け、

朝起きたら、道路はもう乾いてましたが、

草木はまだ、ビショ濡れだったからで〜す。

畑や草木にとっては恵みの雨で、

昨日は清里でも「暑い」ほどでしたが、夜に大雨降って「地熱」が冷えたのか、今日は一段と爽やかです!

というわけで、今年は参加型の「夏越の大祓」を体験しましたが、

甲府の友人のおかげで、「大祓」とは多くの神々の連携プレーで成立することがよくわかり、

このように、あらゆる罪穢をすっかり消滅させて浄化して
くださるならば、この世界に罪という罪は一切ありません。
このようにいたしますので、私どもが『祓え給え清め給え』
と申し上げる(祓の神事をおこなう)ことを、よくよくお聞き届けくださり、
どうかお力をお授けくださいますようにと、慎んで申し上げます。

文面からすると、これは個人的なお祓いというより「国」レベルの「大祓」で、そういったことが個人の健康にもつながることを、昔の日本人はよくわかっていたのでしょうネ。

そういえば、甲府の友人は「連句の会」を主宰していて、
車のナンバーが9999なのは、「連句」にちなんだそうですが、

来年は77歳になる彼がまた「夏越の大祓」に行けるように、
この猛暑を機会に「マスク外す」がフツーになるとイイですね!

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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. わが家も毎年6月の夏越の祓いと12月の年祓いを氏神様で茅の輪潜りをしています。氏神様は伊勢の天照大神様です。
    事前に人形代、猫や犬の形代、車の形をした形代が入っている封筒が送られてきます、人形は勿論犬や猫の名前を書き車のナンバーを書いて袋に戻して神社に申し込みます。
    年2回毎年人だけでなく動物や機械までも罪穢れ祓い、大海原で禊いで祓って神道って凄いですね。
    去年と今年は神職だけでの挙行でしたから、参列できませんでした、今年は氏子さん達も参列させてもよかったのではと思いましたが、仕方がないですね符
    昨日神社から宅急便で斎行した旨のお手紙と神符が送られてきました。
    小さな神棚の前で毎朝大祓いの詞を奏上するのですが、解説版初めて見ました、良くかみしめます、ありがとうございます。

    • aoiさん

      コメントありがとうございます。

      <伊勢の天照大神様>

      ナント、まだ一度も伊勢神宮に行ってないんですよ〜行きたいです。

      <猫や犬の形代、車の形をした形代>

      ええっ、そんなのあるとは知りませんでした。

      それにしても毎朝「大祓いの詞を奏上」とは素晴らしいです!

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