この写真は2月9日の朝、甲府の高台から撮ったのだけど、富士山をバックに街全体がアイスブルー色になっていました。
今朝はいい天気で台所の窓からは富士山がくっきり。ずいぶん前だけどフランスで友人になったドイツ娘のベラちゃんが我が家に1ヶ月ほど滞在した際、八王子からの富士山でも「オー、マウントフジ!」とえらく感激してました。
ヨーロッパでも富士山の知名度は抜群に高いのだけど、今は3.11の方が印象深いのかな?
カンヌの語学学校で一緒になったベラちゃんは、バカロレア(大学入学資格)を取ってスグには大学に行かず、銀行で働いてから大学に行き、また銀行に戻るというコースを決めていて、若干20歳にて、「自分は世界中を旅行するのが夢で子供は持たない」と断言してました。
栗色のロングヘアーをたなびかせて、まるでルノアールの絵画から出てきたようなベラちゃんは、いたく日本に興味があるようで、ドイツの自宅に(かなり強引に)招待されたのですが、東ドイツとの国境近くの彼女の家はプール付きの豪邸で、それでも自分で学費を稼ぐために働くわけです。
彼女の愛犬とともにハイキングに行き、丘の上から東ドイツとの国境線を指差して、「あなたはこの問題をどう思うか?」と聞かれて困ってしまった。語学力の問題以前にそんなこと考えたこともなかった・・・OL経験も経て7つも年上なのに・・・1988年、ベルリンの壁崩壊直前の頃でした。
異国で少しでも暮らす体験をすると、日本という国がいかに特殊な環境かを知ります。スマホでない普通の携帯電話のことを、日本だけで独自に進化した携帯(形態?)、ガラパゴス諸島に例えてガラケーと呼ぶそうですが、日本全体がガラケー民族ともいえる・・
だって、カラードなのに植民地化されずに先進国の仲間入りしたんですよ~隣国との軋轢や、他国に支配されるという屈辱を知らない「おぼこ娘」のままでね。
少なくとも、ちょんまげ結ってた頃までは毒されてなかった。だからその余韻でロシアとかにも勝っちゃって、ロシアにずっといじめられてきたポーランドでは「あのロシアに一度でも勝ったことのある日本はスゴイ国だ」と人気があるそうです。
しかし悲しいかな、黒船さんが来て以来・・徐々にシオニストだかフリーメーソンだか、とにかく「富を独占して人々を自由に操ろう」という赤鬼さん達の手先に期せずしてなってしまった日本人が出始めたのです。
で、「おぼこ娘」たちはうまくハメられて太平洋戦争突入・・・日本人の特殊性にビビッタ赤鬼さん達は、その息の根を止めるために原爆投入・・までしたのでありました。
敗戦後は、食べ物やら医療やら親切ごかしの巧妙な「ガラケー民族消滅作戦」開始・・「おぼこ娘」はまんまと乗りましたね~私みたいに何も考えずに大人になっちゃう人が続出です。
しかしながら、DNAからくる民族の血は強かった!この「日本に学ぶ10のこと」は、ベラちゃんが日本に来て言ってた感想と同じです。私たちは東日本大震災と原発問題を機に、「ガラケー民族」であることに、もっと自信を持ってもいいのかも知れませんね~
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