「縄文ビーナス」は、1986年9月に八ヶ岳山麓の長野県茅野市米沢に位置する棚畑遺跡から発掘された大型土偶で、2000年に茅野市中ツ原遺跡から発掘された「仮面の女神」とともに、
茅野市尖石縄文考古館に展示されていますが、これらの縄文時代の土偶とシュメール文明の遺物の共通点から、
日本こそ世界の神々発祥の地だと、「はやし浩司」さんは強く主張しています。
公式には一応、人類最古の文明はメソポタミアのシュメール文明・・と、なってます。
古代メソポタミア文明は、メソポタミアに生まれた複数の文明を総称する呼び名で、世界最古の文明であるとされてきた。
紀元前9000年頃、シュメール人が移住して来て、農耕が始まった。これがシュメール文明の始まりとされる。シュメール人の民族系統は不明である。
紀元前6500年頃にはいくつかの集落が発達していた。
紀元前3200年頃にウルク古拙文字が発明された。
紀元前3100年頃に南部でシュメール人の都市国家が発達しはじめる。
紀元前2700年頃までにウル、ウルク、ラガシュなどの多数の都市国家を形成した。そのほか彩文土器や青銅器などを作った。暦は月の満ち欠けに基づく日付が使用された。
都市国家間の戦争が絶えることなく、シュメール人の都市国家は衰退していった。
縄文時代は紀元前14000年からですので、シュメールより古いことは古く、また、今まで考えられていた以上に「文化的」な生活だったことが判明してきてます。
例えば、稲作も行われていたようです。
ごく最近まで、稲作が始まったのは弥生時代の初め、年代でいうと紀元前4~5世紀と推定されていた。 ところが平成15年の国立歴史民俗博物館の報告によると、弥生時代の土器に付着している「ふきこぼれ」の放射性炭素を加速器質量分析法(AMS法)によって測定したところ、考えられていたよりも500年も時代をさかのぼるという結果が出たというのだ。これが正しいとすれば稲作が紀元前10世紀ごろに始まったということになる。
この報告は考古学の世界を震撼させている。 紀元前10世紀から5世紀までは縄文時代晩期そのものであり、稲作の始まった弥生時代と縄文時代晩期が全く重なってしまう事になるからである。考古学の世界で長い間信じられてきたことをもう一度検証しなければならなくなったため、この問題をめぐって考古学界はいまや大論争の渦中にある。
縄文時代の日本の海面は、100mも上昇してました・・
約2万年前に最終氷期が終わってから6000年前頃までは、地球の気温は徐々に温暖化していった時期である。この間に日本列島は100m以上もの海面上昇を経験している。縄文土器編年区分においてはこれは縄文草創期から縄文前期に相当する(13000年前-6000年前)。また、約6000年前には海面が現在より4m〜5m高く縄文海進と呼ばれており、海岸部の遺跡の分布を考える上で参考になる。
科学的手法で検証可能なこともありますが、
縄文とシュメールの関係、古代神=宇宙人説などは、
タイムスリップでもしないと、わかり得ないことですが、現物を見て「どう感じるか」を体験しに、昨日、釈迦堂遺跡博物館と尖石縄文考古館に行ってきました!
山梨県の釈迦堂博物館は、中央高速のパーキングエリアから直接「寄れる」便利さで、
入場料200円で、充実な展示の数々です!!
可愛らしい土偶さんがたくさんいて、
つり目の子と、ビックリ顔の子がいます。
釈迦堂遺跡のメイン。国重要文化財「水煙文土器」は、
縄文時代中期後半のものです。
縄文時代の時期区分
草創期(約1万5,000 – 1万2,000年前)
早期(約1万2,000 – 7,000年前)
前期(約7,000 – 5,500年前)
中期(約5,500 – 4,500年前)
後期(約4,500 – 3,300年前)
晩期(約3,300 – 2,800年前)
他にも気になる品の数々。。
蛇っぽいモチーフや、
宇宙人っぽいのとか、
古代人は「爬虫類な宇宙人を拝んでいた」説を思わせるモノもありましたが、
全然、おどろおどろしい感じはなくて、
もし、そういった宇宙人がいたとしても、縄文人とは仲良くやっていたような気がしました。
実際のところ、例えばこういった穴が、
どうして空いているのかすら、わからないそうで、
動物の皮を貼って「太鼓」にしてたとか、ぶどう酒を作っていたとか・・推測するしかないわけです。
さて、縄文ビーナスのいる長野県の尖石縄文考古館に行く前に寄ったのが、山下清美術館で、
コスモス咲く、レトロな風情なこじまりした美術館には名物ガイドさんがいて、
ゴッポばりな作品の数々に、
日本人の縄文DNAを実感しました!
「裸の大将」山下画伯は「サバン」だったそうですが、
デーヴィッド・アイク氏によれば、「サバン」とは一種の天才です。
右脳の潜在能力は驚異的「自閉症のサバン」
心理研究所の実験では、「理知」の脳の領域が優位性を失えば、芸術的・数学的な能力が拡張され、記憶力も改善することが示されている。
左脳に損傷を受けた人々は、右脳の潜在能力が解き放たれたため、突如として「超人」とも言うべき並々ならぬ能力を開花させた。だが、彼らは「超人」ではなく、「抑圧された人間」に課された「ファイアウォール」を突き破ることのできた「自然の人間」である。・・
彼らの多くは「サバン」と呼ばれ、発達上の問題、「知恵遅れ」、脳損傷・障害などを抱えつつも、驚異的な技能を持つ子供たちである。「サバン」のおよそ半数が自閉症である。
彼らは、爬虫類人のせいで大半の人では休眠している脳の潜在能力にアクセスしており、そのために、信じられない能力を持っているだけでなく、左脳が支配する社会の中で行きていくのが難しいのである。
私には、その問題の一部は、右脳が本当に開花したときに、左脳の現実回路があまりにのエネルギーと認知のレベルに耐えきれず、故障してしまうからではないかと思える。・・
人間の能力は、右脳の潜在能力を取り戻すことで、飛躍的に上昇する。左脳には限りがあるが、右脳は無限だ。
山下清は、大活躍中の49歳の時、脳出血でポックリ逝ってしまいましたが、
「右脳が本当に開花したときに、左脳の現実回路があまりにのエネルギーと認知のレベルに耐えきれず・・」だったのかも知れません。
芸術の秋を満喫した後は、いよいよお目当ての「縄文ビーナス」のところへ・・
尖石縄文考古館も充実なラインナップで、
トカゲっぽいのとか、
珍しい2連の土器とか、
モダンアートな逸品とか、
「水煙文土器」に似てるものもありましが、
迫力は、釈迦堂のものの方が断然です。
ここのメインは何と言っても、縄文ビーナス&仮面の女神で、
「縄文ビーナス」は1986年に、
仮面の女神は2000年に発掘されましたが、
ボランティアの学芸員さんの話では、「仮面の女神」は尖石縄文考古館オープンの「ご祝儀」で、掘り当てたオバさんは、3日前から夢でお告げがあったそうです。
「縄文ビーナス」は縄文時代中期、「仮面の女神」は縄文時代後期前半と、約1000年の開きがありますが、両方とも同じ大きさで、祭祀に使われていたと考えらてます。
確かに、どちらも拝みたくなるようなイイ出来で、立体感が素晴らしく、
あらゆる角度から見て美しく、細部にも凝っており、
何となく「こわーい」感じのするシュメールのイナンナとは異質感ありましたが、
同じものでも、見る人の意識で異なる描写になるわけですから、「はやし浩司」説も否定はしません。
いずれにせよ、並々ならぬ芸術的センス、宇宙意識からして、
縄文人は「限りがある左脳」より「無限の潜在能力の右脳」を使っていたような気がします。
一緒に行った友人が、縄文ビーナスを「これは腕のない人だな・・」と言ってましたが、縄文の人々は障害のある人も共存していたことが、骨の遺跡でわかっているそうです。
学芸員さんの話では、ミステリアスな土偶が何を意味してるのは、本当のところ、専門家でも謎だらけのようです。
唯一、確実に言えるのは、2体とも国宝に認定されたとのことで、
一昨日届いたばかりだという「仮面の女神」認定証を披露してました・・
「はやし浩司」さんは、「縄文ビーナス」も実は仮面をかぶってると言い、
これらの像は女性ではなく、男女統合なユニセックスなシンボルだとする説もありますが、
自分としては、特に「仮面の女王」は宇宙人に見えましたが、
両方ともコミカルで明るい感じで、ペルーの先生の奥さんが「古代インカの博物館で気持が悪くなったことがある・・」と言っていたのとは対照的な印象です。
で、数ヶ月前に突然縄文に目覚めたという、ゲーテばりに博学な翻訳家の友人が連れ出してくれた大感謝な旅路のシメは、
帰り道の中央高速、追い越しかけて入ってきた車両には縄文レディースが・・
リアルタイムな出現に、並々ならぬ「パワー」を実感した縄文ツアーでした〜
ウインドーを覗いてる蘭ちゃんがネコっぽいポーズですネ。
それと小さい土偶の左のは手カエルっぽい顔ですネ。
https://www.youtube.com/watch?v=NDF6iUM_FQA
それとあと一つ目巨人と蛇にクモの巣ウエブを張り巡らされ攻撃は本質をついた表現ですネ。
<ネコっぽいポーズ>
最近、犬系から猫系になったのかな?
カエル手、笑っちゃうデス・・
<一つ目巨人と蛇にクモの巣ウエブを張り巡らされ攻撃は本質をついた表現>
うん、スゴイね、右脳は何でも知っている!