
ペットを庭に埋葬してはいけないという説もあるけど、動物のためにお坊さんになった横田晴正さんの話では、いっこうに構わないそうで、むしろ推奨してました。ただし、近隣住民に配慮して、との事です。
庭に埋めると良くない、と思っている人にとって、それは迷惑な話になってしまうわけですから、迷惑にならないスペースが必要となると、都会では中々難しい・・かも。
そこで、ペット霊園というものが、けっこう繁盛していますが、お骨は家に持ち帰る人もけっこういるらしい。だけど、横田晴正さんは、ペットを庭にうめてもいいけど、お骨をずっと持っている事はおすすめしてませんでした。
これはペルーの先生も同じで、要は土に還してあげるのがいいようです。ちなみに、十年前、旦那の実家のシェットランドコリーのお骨を、既に他界した義父のお墓に入れるという案が出たのですが、ご先祖様で嫌がる場合もあり得なくもないなあ〜」というペルーの先生の話を聞いて、やめておきました。
あちらがわに逝っても、人間の場合、こだわりを持ち続ける場合があるようで、生きているうちにわからなかったことは、向こう側で学ぶことは難しいようです。
動物たちは、こだわらない。だから気持ちさえ伴えば、どんな形でもいいのですが、ある種の儀式というか、セレモニーを行うことは、残った飼い主さんのためには有効だと思います。
と、いうわけで、先週の清里では、14年を供に暮らしたトイプードル蘭ちゃんの愛犬セレモニーを行ってきました。
セルフビルド中の清里の家は、ほとんど山林状態で野の花が代わる代わる咲き乱れています。
この日は、大工仕事はお休みで深く穴掘り・・佐久鉄平石で囲み、間違って掘り返さないようにしました。純毛のセーターを底に敷き、化繊だと土に還らないかも?
抜けた歯と、九頭竜の蘭ちゃん用のお守りも一緒に入れて、終ったとたんに、雨が降ってきてました。
翌朝、夜明け前に目覚めて庭を散歩すると、なぜか鳥の羽が落ちてました。
早起きのついでに、「花子とアン」の広場に行ったら・・
霧で山はみえないけど、これはこれでいい感じです。
誰もいない草原で、十分に泣き尽くしたら、けっこうすっきりしました。自然な感情を抑え込まないことがペットロスにならないコツです。事前にバッチフラワーを飲んでいたせいか、感情が出やすい・・
日中はいい天気で、昨年植えた「虫取りナデシコ」が花盛りです。
旦那はこの日、床張りが完了。私は笹の新芽やミント、ヨモギで酵素をつくり、
蘭ちゃんのお墓には、朝みつけた羽を添えました。
天使になって、大空を自由に羽ばたきますよーに。そして、いつも一緒にいようね!
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