日本人の宗教観をあらわす「名句」として、
平安時代末期の歌人西行が、伊勢神宮で詠んだとされる「歌」がよく取り上げられますが、
「何事の おはしますをば しらねども かたじけなさに 淚こぼるる」『西行上人集』
「撰集抄」の作者とも言われている謎の多い歌人、西行さんは、
月食について、こんな歌を詠んでいます。
「忌むと言ひて 影に当らぬ 今宵しも 破(わ)れて月見る 名や立ちぬらん」『山家集』より
よーするに月食は「何か良からぬことが起こる兆し」だと世界各国で言われてたわけで、
西行と同時代人の源頼朝は、月食を理由に家来の家に「引きこもり」宴会してたそうですが、
西洋圏の月食対策は、ハンパなく残虐です・・
メソポタミア文明では王がその地を代表する存在であり、人々は月食(および日食)を王への攻撃だと考えた。バビロニアでは既に、日食・月食の時期を計算する「サロス周期」が知られていたと考えられ、その時期の災厄から逃れるため、王の身代わりを用意した。
王の身代わりには犠牲にしてもよい人間が選ばれた。身代わりは実際に王の任務につくわけではなかったが、食の期間中は丁寧な扱いを受け、その間本物の王は一般人を装った。月食が終わると、身代わりは大抵、行方不明となった。毒殺されたのかもしれない。
う〜〜ん、身代わり「ゴム人間」って、昔からの伝統芸だったのですネ。
バイデン、定期健康診断で病院で、その間、短時間、ハリスに大統領権限を委譲https://t.co/FTK8tJkaGA
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) November 19, 2021
「赤い月」は血をイメージさせ、そのため畏れられてたようですが、
昨日起きた部分月食の継続時間は、「過去300年で最長レベル」とのことです。
ウェザーニュースによると19日は関東以西ほど晴れるところが多く、北日本や北陸、山陰地方でも観測のチャンスがある。「限りなく皆既に近い部分月食が日本全国で見られるのは140年ぶり。月食の継続時間は過去300年で最長レベル」としている。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2111/18/news106.html
さて、そんな月食が無事終わり、11月20日の朝、
東南の窓辺で、水を沢山飲んだピノちゃんは、
気持ち良さそうにゴロンゴロンして、
バルコニーにとことこ出て行きました〜
清里では外に出たがりませんが、バルコニーから、
「高みの見物」ウオッチングは好きなピノちゃんで〜す。
この住宅地は擁壁の高い家が多く、擁壁を掘って駐車場にしてる家も多いですが、
ウチは、坂を下ってスグのところに駐車場を借りています。
昨日の夕刻、今思えば、ちょうど「食の最大」直前に、
旦那さん、(車の中の)大工道具を取りに駐車場に出かけました。
この写真は旦那さんが出かけてスグに撮ったのですが、
キッチンの出窓から夕日に輝く「赤富士」が見事で、外に出て撮ろうかな〜 と思いつつ、ラムさんから頂いたカブでクリームシチューを作ってました。
調理と富士山に夢中で、あまり気にしてなかったのですが、徒歩3分ほどの駐車場なのに帰りが遅く、その理由は、駐車場近くの家の前で男性が倒れていて、頭から血を流しているのに出くわしてしまったからです。
80歳近くの老人で、「大丈夫ですか?」と声をかけたら、「大丈夫です・・」と意識はハッキリしてましたが、そうこうしてるうちに、その家の奥さんが出て来て、「アラッ、●松さんのご主人じゃない!」と顔見知りのようで、警察と救急車を呼びました。
旦那さんとその奥さんは「第一発見者」として状況を説明し、警察官が男性宅に電話しましたが誰も出ず、
その奥さんが警察官に説明してたのは、この男性の奥方は具合が悪く、娘さんは統合失調症なので、誰も電話に出ないのではないか・・とのことで、警察官が直接その家を訪ねることになったそうです。
「老人が転んで頭から血を出してる」って、昨今では珍しくないのかもしれませんが、
驚いたのは「●松さん」って、最初の愛犬、ゴールデンのガープ君が、
この本にも出ている、悪徳動物病院に引っかかって早死にしちゃった時、
「●松さん」の愛犬も、同じタイミングで同じ目に遭っており、ちょっとお話した覚えがあります。
「●松さん」の場合、他にかかりつけの獣医がいたのですが、深夜に具合が悪くなり、タウンページで探して駆けつけたら「手術をしましょう」となり、「大丈夫ですよ」と言われて安心していたけど1週間後に亡くなり、
娘さんからは「そんなに怒っていると成仏出来ないから・・」と諭されたけど、「成仏しなくてもいい、化けて出て来い! って言ってやったのよ・・」って、すご〜く怒ってました。
もう26年も前の事になりますが、ウチにとってガープ君の事件から学んだ教訓は大きく、「司法」は正義の味方ではないことも、身を持って実感しました。
例えば、件の動物病院について行政に問い合わせたら、「苦情、トラブルが絶えず、暴行事件も起きていて訴訟になってます」と教えてくれましたが、だからといって営業停止とかにはならないのです。
それにしても「●松さん」の娘さんが統合失調症だったとは・・
それから7、8年後、プードル蘭ちゃんの散歩の際、綱を付けないでダックスを散歩させてる女性がいて、「ちょっと変わってるのよ・・」と散歩仲間が言ってましたが、その女性は「●松さん」の娘さんで、離婚して出戻ってる・・と聞きました。
そのうち、ダックスを散歩させてる姿は見えなくなり、その代わり、ビール片手にくわえタバコでフラフラ歩いてる姿をよく見かけるので、心療内科とかに行って「薬」とかやってるのかな・・と思ってましたが、統合失調症と診断されたのですね。
母親に対して「そんなに怒っていると成仏出来ないから・・」と諭した位ですから、フツーの娘さんだったと思われ、人生、何が「引き金」でそうなってしまうか・・わからないものです。
そういえば、不思議能力満載の「感じる」ヨガ先生の弟さんは芸大受験を失敗して「鬱」になり、ずっと入院してるとのことで、感受性の強い人ほど「引き金」には要注意で、「引き金」には「接種」も含まれるようです・・
スパイクタンパク質は神経疾患や精神疾患と強く関係する「MAO」に結合する
カラダ以上に家族が大変なのが「心の病」ですが、カラダと心は双方関係してますので、化学作用が原因で、おかしくなっている場合も多々あるようです。
というわけで昨晩は、ちょっと駐車場まで・・が、30分以上になってしまったのですが、
そんな話をしながら、ふと外を見たら、見えました〜月食。
6時半頃でしたから「食の最大」を過ぎた時で、
夜空に輝く赤い月は、確かにとても神秘的で、
ヤマシイことが多々ある、権力者は畏れたのでしょうね〜
赤い富士山と赤い月、そして赤い血に出くわした「過去300年で最長レベル」の月食の日でしたが、
翌日の朝、八王子では震度2の地震があり、
ちょっとビックリ!
首都圏を中心に広範囲で揺れた、深い震源の地震です。
う〜〜ん、11月22日に限らず、要注意な関東地方なのかもしれず、
昨夜のこともあり、夫婦でレスキューを飲んでおきました〜
これから、人がバタバタ倒れていく・・という予想もされており、
米国は民主党の州で感染者が増えていて、共和党の州では減っている。ワクチンを打たないと早めに感染して終わりになり、ワクチンを打つと遅れて感染して泥沼になるということでは。https://t.co/KUxziU0ipH
— 藤原直哉 (@naoyafujiwara) November 19, 2021
実際、ペルーラムさんの周りでは、カナダ在住の叔父さんを含めて3人の方が急死したとのことで、
昨日出くわした「フラッと転んで頭を打つ」も、もしかしたら関係してるのかもしれませんが、
「赤い月」を、あえて見ようとした西行さんのように、今こそ「ウオッチ」することが大切で、
豊かな感受性こそが、日本人の専売特許で、個人的には、統合失調症の方々は見えないレベルで「社会の赤(垢)」を背負う「身代わり」になっているのではないか・・と感じてますが、
とりあえず、転んだ「●松さん」は大事に至らなかったようで、ヨカッタです!
COMMENT ON FACEBOOK