酵素カフェ

臨床キネシオロジーで知るマイナス感情が「全部ナイ」「全部アリ」状態と月星座との関係

「集合的無意識」を提唱したスイスのカール・グスタフ・ユングは、

人間は中年期以降、「自己」を探求しはじめるとしましたが、

この、OSHOの「自己」は、ユングの「自己」とイコールで使われています。

・・・・・・・

人はエゴと共にではなく自己とともに誕生する。
エゴは社会的な構造物であり、後から成長したものだ。
あなたは存在できる。自己は存在できる。
だが、エゴそれ自体では存在できない。

エゴは他者との関係を持つことで生まれる。
二次的なものだ。
だからエゴは「我と汝」という関係の間に存在する。
それは一つの関係だ。
子どもはエゴとともにではなく、自己とともに生まれる。
そして、子どもはエゴを発達させていく。
彼がもっともっと社会的になり、多くの関係を持つ時、
彼のエゴは成長していく。・・

子どもにとって最初の気づきは、エゴからやって来る。
彼は自己ではなく、「私」というものに気づく。
実際には、まず最初に「あなた」を意識するようになる。
彼は最初に母親を意識するようになる。
それから反射的に、自分自身を意識するようになる。

まず最初、彼は自分の周りの対象を意識するようになる。
それから徐々に、自分とその対象が
別々だと意識し始める。
その別々だという感覚が、エゴの感覚を与える。
子どもは、まず最初にエゴに気づくようになり
そのエゴが自己を被ってしまうからだ。
そして、そのエゴはどんどん成長していく。
社会は自己としてのあなたではなく
エゴとしてのあなたを必要としているからだ。・・

あなたの本質は無意識、内なる暗闇の中に潜っていく。
人為的な構築概念、社会的な構築概念ーー

エゴがあなたの中心になる。
そうなると、あなたは自分自身を同化してしまうーー
自分のエゴや名前、知識、家族、
自分の宗教や自分の国と。

だが、それらは自己ではなく、単にあなたのエゴの一部に過ぎない。
自己はあなたの親に属するものではなく、
自己はあなたの国にも属しない。
自己はどんな宗教にも属さず
自己はあなた自身にも属さないからだ。

それはどこにも属さない!
自己は自由だ、自己はまったく自由だ!
何か他のものに属さない。
何か他のものに依存しない、それは在る!・・

この世界に関する限り、エゴだけで充分だ。
社会や人間関係に関する限り、エゴだけで充分だ。
が、もし人間関係がない孤独な隠遁生活の中に入ったら、
エゴは存在できない。
エゴは、私とあなたの間の一種の橋だからだ。
あなたがそこにいなければ
橋は片方の岸だけでは存在しない。

・・・・・・・

晩年、弟子のスキャンダル騒ぎで有名になってしまった「覚醒者」OSHOは、

「和尚」に学ぶ身体とマインドを越えるたった一つの方法

最初の頃は「バグワン・シュリ・ラジニーシ」という名で、その意味は「月の王」です。

<OSHO・呼称の変遷>

「ラジニーシ」は「月の王」を意味し、生来の名前である「チャンドラ」(月)に由来する。1970年代からは、バグワン・シュリ・ラジニーシとして知られる。

1988年、ラジニーシの名前を廃し、その後はたんにOshoとして知られることを望む。日本語では漢字による表記を望んだ。

wikipedia

で、和尚さん、占星術的には7歳までの寿命だったそうです。

1931年12月11日、インド北部マディヤ・プラデーシュ州の小さな田舎町クチワダ(Kuchwada)に生まれた。生後に作られたインド式占星術のチャートによると7歳で死ぬ可能性が強いということで、これを避けるため、両親はこの子を母方の祖父母のところに7歳になるまで預けた。この祖母はこの子の可能性を認め、しつけられ教育されるべき子供としてではなく、独立した尊敬されるべき個人として、この子の成長を見守った。後にラジニーシはこの祖母に対する感謝の気持を数多く語っている。

wikipedia

占星術上、7歳までは「月」の年齢域ですので、

月:0~7歳

水星:8~15歳

金星:16~25歳

太陽:26~35歳

火星:36~45歳

木星:46~55歳

土星:56~70歳

「月の支配」を払拭した・・という意味で「月の王」を名乗ったのでしょうか?

いずれにせよ和尚さん、覚醒したことは間違いないようで、

エゴを解体するには、「孤独」な期間が必要だけども、

ただ「ひとり」でいても、エゴがなくなるわけではなく、

そして、エゴが解体される直前が一番大変だと、的確に描写しています。

・・・・・・・・

あなたが孤独の中に入って行ったとして
あなたはそこで、神と対話し始める。
すると再び、エゴを作り出すことになる。
あなたは、汝、他者を作り出した。
たとえあなたが孤独の中に隠棲しても、神に祈り、神と対話し始めるなら、想像の汝を作り出してしまう。
すると、再びエゴは存在する。
だから、孤独の中にあるということは
汝がない状態にあるという意味だー汝がないー
完全に一人であること。そうすれば、このエゴは存在しない。エゴは枯れてしまう。
そして、あなたは混沌の中に放り出されるだろう。
というのも、あなたはある一定の期間だけ
中心なしでいることになるからだ。
だが、その混沌には直面しなければならない。
その混沌に直面しない限り
あなたと自己が統一することはできない。
あなたはその混沌を通り過ぎなくてはならない。

キリスト教の神秘家は、それを「魂の闇夜」と呼んだ。実際、人はただただ狂ってしまう。
中心がなければ、あなたは狂ってしまうからだ。
あなたには機能し始める地点がない。
あなたはその状態では、統合されていない。
そういう精神状態において、あなたは統合するエネルギーのない、中心のない、焦点のないただの断片だ。
あなたは群集だ。あなたは狂ってしまうだろう。
だが、その狂気は直面されなければならない。・・

どんな偽の中心も再び作らず
その状態を通り過ぎていくこと。
本当に自分に誠実で、真実の中心が湧き上がって来ない限り、それ以上どんな中心も作り出さないこと。
それが本当の苦行だ。あなたは待つ。
待つのには、どれぐらい時間がかかるかわからない。
何とも言えない。

・・・・・・・

マハヴィーラは12年間、マホメッドは30日間、そしてイエスは40日間だけ「待った」とのことで、その理由を、和尚はこう分析します。

・・・・・・・

マホメッドのエゴはそんなに発達してなかったし
教育も受けていない。
実際、特にどういうことのない、ただの貧しい男だったーどうということのない男だった!

が、マハヴィーラはひとかどの男だった。
彼は偉大なる家族の中に生まれた。
彼は莫大な財産、ごく洗練されたエゴ、
そして、深い教養と文化を持っていた。
あらゆる意味で、非常に洗練されたエゴを持っていた。

イエスは40日間だけ孤独の中にいた。
彼もまた、エゴを発達させるような状況の何もない環境の中で育った、貧しい男だった。

文明が発達すればするほど、エゴを消し去るのは難しいーなぜなら、あらゆる発達した文明は、当然、その文明の中で作り出されたエゴに強固な影響を持つからだ。

・・・・・・・・

余計なモノが無い方が、覚醒には有利なようですが、

1936年、英国のバッチ博士が完成させたバッチフラワーの39種類のレメディは、
DSC_7423

マイナス感情という「エゴを消し去る」障壁を、その対極にあるプラスの波動でバランスさせるツールです。

しかしながらマイナス感情がナイことがイコール覚醒というわけではなく、覚醒者とは生じた感情を無意識に押し込めず、速やかにクリアに出来る方々です。

そして人間とは、この社会の中で生きてる限り、その時々で多少なりともマイナス感情を発しているもので、

無意識に潜ってる状態より、手放すことが可能な「意識」に上がってる方がむしろ幸いと言えます。

さて、令和記念で始まった「リアル酵素カフェ」では、

キネシオロジーの名手、ペルーラムさんの呼吸法キネでバッチフラワーを選んでますが、

回を重ねるごとに新たな発見があり、ご参加の皆様に大感謝です。

初回の際、参加者のほとんどに「ヘザー=話がしたい」レメディがヒットして、

2回目の、イベント内での個人セッション編では「ハニーサックル=過去を懐かしむ」が多かったです。

3回目と5回目は、完全「個人セッション」でしたので、それぞれの個性がズバリ出てまして、

「毒親コクリ」イベントだった4回目は、リピーターさんが多かったせいか、あまり目立った特徴が見られませんでしたが、

先日行われた6回目では「ウォーターバイオレット=孤独を好む」が優位に多く、

やはりグループワークには、その時々の集合意識の影響がある印象です。

そしてもう一つ勉強になったのが、「マイナス感情がまったくない」パターンの特徴で、

ラムさんはレメディに触るだけで、呼吸の具合で「必要か否か」がわかるのですが、

全然、出ナイ場合があり、こちらの「まめちゃん」もそーでした。

過去回で人間でナッシングだったケースは、「畑仕事」とか「踊り」の直後だったりで、よーするに「無」になって「流す」ことが大切なんだと感じましたが、

せっかく来てくれたのに「ナイ」じゃ何ですので、必要というほどではないけど「あえて選ぶ」で、ヒットしたレメディがまたドンピシャで驚きました〜

例えば先の「まめちゃん」の場合、飼い主さんの「変化の時期」を気遣ってか、

レッドチェストナット=愛する者への心配
マスタード=憂鬱な気分
インパチャンス=イライラしちゃう
チコリ=かまってほしい

という、ドンピシャな組み合わせです。

6回目は「まめちゃん」の他にもナッシングが出て、常連さんの旦那さんなのですが、前回、キネシオロジーで選んだレメディを飲ませていたら、「今」は何も必要ナイ状態でした〜

ちなみにレメディの瓶はランダムに置かれていて、ラムさんはただ触るだけで無作為に「選ぶ」のですが、

この旦那さんのバッチフラワーも「あえて」で選んだら、4種類中3種が前回と同じだったのもビックリ。

飲み続けると確実に、長らく固定化していた感情が減っていくことが、よ〜く分かる事例でした!

で、6回目のメインイベントとして、最後にオカベ師匠の初バッチ選びをしたら、

いつも冷静なラムさんが、「ええっ〜」ってのけぞるほど驚いちゃって、感覚的にハッキリ出たそうですが、

「全部ヒットしてます!」でした〜

「全部ナイ」のではなく、「全部アリ」とのことで、このパターンは初めてです。

同じ8月8日生まれでも、「全部ナイ」まめちゃんとは真逆な結果で、

しかし、やはり「あえて」選んだら・・

以下の5種がヒットしました。

レッドチェストナット=愛する者への心配
スクレランサス=択一問題で優柔不断
ラーチ=自信がない
エルム=責任のプレッシャー・圧迫感
スターオブベツレヘム=トラウマによる現実回避

師匠いわく、仕事上のプレッシャーは確かにアルとのことで、
ギズナ・バーで、とあるプロジェクトのデザイン会議。白熱中。
*本業はデザイナー&ライターさんです

レッドチェストナットですから、何気に家族への気遣い、心配もあるようですが、

注目したのは、ちゃんとスクレランサスが出ていたことで、

「スクレランサス」は天秤座に対応するレメディですが、師匠の月星座は天秤座です。

1978年8月8日生まれのホロスコープ

月:0~7歳・・天秤座

水星:8~15歳・・ 乙女座

金星:16~25歳・・ 乙女座

太陽:26~35歳・・ 獅子座

火星:36~45歳・・ 天秤座

木星:46~55歳・・ 蠍座

土星:56~70歳・・ 乙女座

*ドラゴンヘッド(前世から受け継いだ今世で成し遂げる課題・方向性)・・乙女座

マドモアゼル愛さんの「月公式」だと、7歳までに培われる月星座の特性は、ホントは「ナイ」のだけども、

マドモアゼル愛さんの「月がわかった」と集合的無意識を浄化する感情の力

一生涯、自分の「得意技」だと思い込んで、幻想を追っかけてしまう・・とのことでしたが、

バッチフラワー的にはマイナス感情はすべて「幻想」ですので、天秤座に該当するスクレランサスを飲むとイイわけです。

4月天秤座の満月に知る太陽系だけでない星々の影響と音の重要性

スクレランサスは、まるでバッタが飛び跳ね回ってるように気分が移ろいやすく、バランスが取れない状態に使いますが、天秤座は常にバランスを取ろうとするサインですので、月が天秤座にあるということは、ホントはバランサーではない・・ということになります。

しかしながら月星座は「世間に貢献」する、言い換えれば「人気者」になれるサインでして、
確かに師匠がいると、いいバランスでイベントが収まる感じはアリアリです。

で、そんな師匠のホロスコープ にはやたらと乙女座が多く、ドラゴンヘッドも乙女座です。

自分のドラゴンヘッドも乙女座なんでよーく分かるのですが、乙女座に対応するレメディはセントーリーで、

第六感に関係する皮膚感覚センサーの遺伝子と緊張しちゃうセントーリーな人たち

セントーリーな人達は「断るのが苦手」なイエスマンで、奉仕の人ですが自我(エゴ)が弱いのです。

で、思い出したのは、バッチフラワーを始めた頃、ラムさんの父上である故ペルーの先生のキネシオロジーでバッチを選んだ際、やはり全部がヒットした時があり、その人は妊婦さんで、お腹の「胎児」にアクセスした時でした。

つまり、まだ地上に出る前の「胎児」には、「あらゆる可能性があるんだね」と先生は言ってましたが、

う〜〜ん、師匠はまだ「胎児」ですか??って、皆で大爆笑!
「お父さん大好きな」愛娘さんは、「胎児」という言葉を知って大満足な様子だった第6回「リアル酵素カフェ」で、

OSHOいわく、「人はエゴと共にではなく自己とともに誕生する」とのことですから、

もしかしたら師匠の「全部アリ」状態は、オールオアナッシングの無垢な状態なのもしれませんが、

ホロスコープ的にはスクレランサスとともに、自我(エゴ)を確立するセントーリーもオススメですよ〜

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