健康ブームでいろいろな薬草茶が人気ですが、
「お乳がよく出るようになる」と授乳中の女性に人気のタンポポ茶は利尿作用があり、
むくみを改善することからダイエットにも人気なようです。
清里の庭にタンポポが沢山あるので、5月の連休頃、タンポポを摘んで、
天日干しにして、
葉の部分だけを、ミルで粉状にして、
お初の「タンポポ茶」を、1週間前に飲んでみたら、
少し苦味があるけど「まあまあ」なお味で、私的はOKだったのですが、
旦那さんは翌日朝「首を冷やしたかな〜」と、偏頭痛と耳痛になり、
顔が青ざめていて、頬に触ったらすごく冷たくて驚きました。
で、この4種のバッチフラワーを原液でスグ飲ませ、
さらに2種追加して、久々にトリートメントボトルを作りました。
で、これをペルーラムさんの「ほうじ茶」に垂らしてを飲んだりしているうちに落ち着いたのですが、しばらく石積み作業を中断してました。
スターオブベツレヘム(トラウマ)とロックローズ(パニック的恐怖)を追加した理由は、
タンポポ茶を作った旦那さんは、この記事を拾っていて、
肝機能の改善、胆汁分泌促進、利尿、通乳…効能があるハーブティーとして紹介されることが多いタンポポ茶ですが、実は飲用する量によっては重篤な副作用や、併用の際注意が必要となる医薬品の数がとても多いことに驚きます。
タンポポ茶のすぐれた利尿効果が、多くの利尿に関係する医薬品の薬効を増幅させてしまうため、使用を避ける、あるいは禁止されています。高血圧や心臓疾患、躁病治療薬との併用も同様に避けなければなりません。
また、タンポポ茶と同じように利尿や血糖低下作用のある効能を持つ他のハーブとの併用も、重複して作用を強めてしまうため、使用の際は医師と相談して量を調整するか、避けるべきと考えられます。
カフェインレスで気軽に飲みやすいタンポポ茶だけに、ちょっとびっくりなこの事実は、実のところあまり知られていません。
<胆管の障害、胆嚢炎、腸障害のある人は特に要注意!>
仮に胆石症の人が、自分の症状を改善するハーブティーを検索したとすると、すぐタンポポ茶が見つかります。
しかし、肝臓や胆嚢に良いとされるタンポポ茶でありながら、密接に関係する胆道閉鎖、胆嚢炎、閉塞性イレウスなどを患っている方は、安易に飲用してはいけません。
肝臓でつくられた胆汁は、胆管を通って胆嚢へ流れ、さらに腸管内へ運ばれます。胆道閉鎖など胆管の障害は、胆汁が狭くなった胆管で詰まり肝臓内に溜まってしまうことで、肝硬変を発症する原因となってしまいます。
また、胆石や細菌感染で起きる胆嚢炎は、胆汁が流れ込むことで激しい痛みを伴う炎症を引き起こしたり、または激しくさせるため、大変注意が必要なのです。
閉塞性イレウスなどの腸障害は、腸管の壊死や穿孔を引き起こすような重篤な状態のため、タンポポ茶の胆汁分泌促進は逆効果の作用になるため危険です。
<まとめ>
口当たりが良く飲みやすいタンポポ茶が持つ、体内の毒素排出作用や抗ウィルス・肝機能改善効果はとても魅力的です。
また、通乳やホルモン分泌促進の効能は、コーヒー好きの若いお母さん達にも興味を持たれるのは必然でしょう。タンポポ茶という名前からイメージされる印象は、とても明るくヘルシーなものだからです。
とはいえ、具合がどうも悪いからと安易に口にするのは良くないということを知っておいた方が良いです。
しかし、肝臓機能改善用のサプリメントには併用を推奨できるものや、糖尿病治療薬にも併用が可能のものもあるため、一概にタンポポ茶はアブナイ!と避けるほどではありませんので、ご安心ください。
胆嚢や胆管に問題がある場合は要注意とのことで、
20年も前のことですが、胆石性の急性膵炎になったことのある旦那さん、「俺はやめておいた方がいいかな?」とちょっと心配していたので、
その時の恐怖がよみがえったのかな・・と、スターオブベツレヘム(トラウマ)とロックローズ(パニック的恐怖)を追加しました。
もちろん、物理としての「タンポポ茶の副作用?」とも思ったのですが、
自分はなんでもないし、たまたま重なっただけかもしれず、
しかしとりあえず、「タンポポ茶」を飲むのはやめておきました。
で、結局、気圧の変化で起こる天気痛(気候病)じゃないかと、昨日の記事にしましたが、
昨夜遅く、所用でペルーラムさんと電話で話したら、
ナント、ラムさんも2〜3日前から、今までにナイ強い頭痛に見舞われていたのが、
大雨が降ったらすっかり良くなった・・とのことで、
田植え後に大雨で稲が水没中~😅
いやはや自然は手強いです💧 pic.twitter.com/yC5G56UCjN— 縁と緑の日々✨ (@peruperuram) May 27, 2022
ペルーで地震もありましたが、
ペルーでM7.2の大きな地震発生。さらにチリ沖でもM6.2の地震発生。https://t.co/zQLsk41tva
— 森井啓二 (@keijimoriiVet) May 26, 2022
「天気痛」というのは確かにアル・・と合意しました!
で、ついでに「タンポポ茶」のことを訊いたら、
「あっ、それは(頭痛の誘発原因に)なるかもしれませんね〜」とのことで、
「タンポポ茶」は強いので、かなり薄めて飲んだ方がイイと言われました。
しかしまあ、やはり「天気痛」でしょう・・と、試しにもう一度「タンポポ茶」飲んでみたら、
飲んで数時間後、すっかり治っていた偏頭痛特有の痛みが来たとのことで、
再度調べてみたら、タンポポ茶は漢方薬としては「体を冷やす」はたらきがあり、インフルエンザや膀胱炎にも使われています。
生薬に使う場合は乾燥させ、全草、根、葉、花、種を使います。主に根を使います。花が咲いたら根から全草を採集します。他の生薬は部位によってはたらきが違うことがありますが、タンポポは部位ごとのはたらきがほぼ同じです。
甘みと若干の苦みをもち、体を冷やすはたらきがあります。漢方では、胃と肝の不調や、以下の症状のあるときに使います。
内服では、
①のどかぜの初期の発熱、のどの腫れと痛み
②化膿性皮膚炎、おでき、ニキビ、ものもらいなどの化膿を伴う炎症
③膀胱炎
④脳炎
⑤インフルエンザ、おたふくかぜ
⑥消化不良、胃炎、便秘、肝炎、胆嚢炎
外用では乳腺炎、おたふくかぜには生のものを潰して貼る、生食する、お茶などで用いるなど。
乾燥したタンポポの全草をお茶として飲む場合は、症状の強さによりますが、5~15gを目安に、600ccの水から煮出して15分前後で成分を抽出します。菊花と合わせると化膿性皮膚炎に良いとされています。ただし、冷える季節、体が冷えやすいときは、控えめにするよう注意しましょう。
日本で出ている漢方薬には配合されていませんが、中国処方では、おできや化膿性の炎症に使われる五味消毒飲(ごみしょうどくいん)に配合されています。
多分、市販の健康茶はかなり薄めなんでしょうが、自家製だと漢方薬レベルになり、
漢方はまさに「薬」であり、使い方を間違えると「副作用」が強い・・ことを思い知りましたが、
自然のモノは、時間とともに排泄されますので、そういった点では安心です。
2022年5月最後の土曜日は、空気が澄んでいて、
ベンガル・ピノちゃんと早朝散歩したら、
今朝は富士山側もクッキリ晴れてましたので、
ペルーラムさんの南部町も「晴れ」ですネ。
そういえば故ペルーの先生は、西洋薬のみならず、漢方薬もサプリメントも一切飲まなかったことを思い出しましたが、
タダの水である、バッチフラワーは飲んでくれましたネ(笑)。
ちなみに今回処方したバッチフラワーは、私に必要だったカモで、作ると一緒に飲んでるのですが、自分はとてもイイ感じです。
幸い、2度目の「タンポポ茶」副作用は、最初ほどハードじゃないようで、
旦那さん、今日は「石積み」作業がはかどっていたようですが、
物理的にカラダに作用する「漢方薬」ないし健康茶はネット情報を鵜呑みにせず、それぞれの体質と相談して・・がイイと実感しました〜
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