酵素カフェ

「4つの重要な前頭前野の働き」とワーキングメモリを鍛える方法

人間を人間ならしめている大きな「脳」の特徴は、なんと言っても「前頭前野」の肥大化にあり、

「前頭前野」は、言語や高次認知機能など複雑なコミュニュケーション能力を司ってますが、

「前頭前野」の器質が障害を起こしていることが、発達障害を含めた「精神疾患」の大きな要因だと、近年、分かってきました。

で、ご自身自ら、この「前頭前野」の機能改善に取り組み成功した、アスぺな吉濱ツトムさんは、

星新一「冬の蝶」と吉濱ツトム氏の「体の感覚に従ってはいけない」

「出来る人」になるためには、4つの前頭前野の働きを鍛えることを推奨してます。

<4つの重要な前頭前野の働き>
●ワーキングメモリ
●注意制御機能
●メタ認知
●NoーGo(抑制機能)

そして、「前頭前野」の機能があまり開発されてない・・という状態は、

実は古代から綿々と続いてきた「環境」に適応した結果であり、生き残りのサバイバル脳が暴走(炎症)している状態だと言います。

人類史のほとんどは、飢餓との戦いでした。常に食べ物が足りない環境の中では、食べられるチャンスを逃さない個体が生き残ります。できるだけ余計な活動をせず、カロリーを節約できる個体が子孫を残せます。なまけ者で目先の快楽に流されやすい「困ったヤツ」は、実はこうしたきびしい環境における優秀なサバイバーなのです。

問題は、現在の私たちは、もうそんな環境に生きていないことです。

常々、「生き残りサバイバル」という点では、ワンニャン脳の方が優秀だな〜と思うのですが、

人間の場合「サバイバル脳」に、あらぬ「妄想」が加わって、いろいろヤバい状態になる次第で、

そのことを身を以て体験したツトムさんは、「ブレイン・マネジメント」の「はじめに」で、

「発達障害改善に役立つものは、万人に効く」と言ってます。

私は子どもの頃から、「コミュニケーションが取れない」「あたりまえのことが、あたりまえにできない」「常に、根拠のない強い不安や恐怖に苛まれる」「深刻な劣等感を抱える」「病気にかかりやすい」「慢性疲労に悩まされる」「フラッシュバッグが頻発する」といった、典型的なアスペルガーの症状に苦しんできました。

二次障害として統合失調症になったこともあります。

高校時代にはバイトを9回連続でクビになり、大学は5日で中退、ひきこもりになりました。

20歳のときには、銀行員であり、厳格な生き方を良しとする父親に「ツトム、お前のことが理解できない、出ていってくれ」と宣告されます。

そう言われても、ひきこもりの私には行くところなどありません。半年ほどホームレス生活を余儀なくされました。

なんとか生き延びなくてはいけない。そのためには、発達障害をある程度、改善しなければならない。

私は図書館に行って、精神医学や脳科学の本を読み漁りはじめました。これが、私の発達障害カウンセラーとしての出発点です。

26歳のときには「社会復帰」として仕事をはじめ、現在では、かつての私のように発達障害で苦しんでいる来談者のお手伝いをするようになっているわけです。

この本で紹介するメソッドは、そんな私が身をもって体験し、学び、実践してきた脳のマネジメント法です。

前述のように、「脳の困った性質」は、誰でも持っている、脳の本来の姿です。それが特に強く出ているのが発達障害である人、つまり、発達障害に効くメソッドは、どんな人にも効くということです。

ついでに言うと、発達障害改善のメソッドの多くは、それ専用に開発されたものではありません。教育学や心理学の分野で、一般的な能力開発法として生み出されたものを発達障害のある人に適用してみたら、効果が上がったというものが大半です。

この点からも、発達障害改善に役立つものは、万人に効く、ということをご理解いただけるかと思います。

吉濱ツトムさんの著書で最初に読んだのはコチラで、

ちゃんと心理学を学んだ人なんだな〜 と感心しましたが、自力で学習したのですネ!

で、ツトムさんのアスペルガー遺伝子は「祖母」「父」からの遺伝とのことで、

アスペルガーな吉濱ツトム氏の「コロナ後アセンションが加速する」理由

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母は、アスペルガーとは無縁の、ごく普通の女性でした。すごく繊細な人で、傷つきやすく、一つのことに深く悩んでしまう性格だったように記憶してます。とても優しい母でした。その母は、僕が中学二年生の時に家を出ていきました。姑から激しく執拗な嫁いびりを受けた末の行動でした。・・祖母はアスペルガーの強い症状を持ってました。

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母親が出て行った時、ツトムさん家には10歳年上の姉がいましたが、姉が結婚し、祖母は施設に入って、

アスぺな父と息子だけの暮らしとなり、暴力沙汰のバトルを繰り返した末、「出ていってくれ」となった次第で、

これはまさに、父ライオンが子ライオンを崖に突き落とすかのような、「正解」な方策だったと思われますが、
実際のライオンさんは、そんなことはしませ〜ん!

親子関係がこじれる・・なんてことも、「前頭前野」が肥大した人間ならではことですが、アスぺ同士が一緒に住むって、確かにシンドそうです。

「あたりまえのことが、あたりまえにできない」って、自分にもあるので、

自分もアスぺじゃないか? と思ったのですが、

Mちゃんやペルーラムさんからは「絶対に違います!」と言われちゃいまして・・

ちなみにMちゃんは、発達障害の両親に「鍛えられて」育ったとのことで、
最近では、発達障害のお子さんの家庭教師をしているそうです。

「リアル酵素カフェ」に関わった方々が、
どんどん「自分らしさ」を発揮してるのはウレシい限りですが、

こういったイベントを開催したり、参加すると「ワーキングメモリ」が向上するとのことで、

その理由は、複数のことを同時に処理する「同時並行処理」のトレーニングになるからで、

ツトムさん推奨の「ワーキングメモリ」の鍛え方は、

●同時並行処理
●逆復唱

で、どちらも、日常的にもトレーニング出来ます。

例えば昨日、大量の洗濯物を畳みながら、ユーチューブを聴き、ピノちゃんと遊んで、写真をパチリ。

「同時並行処理」は苦手なタイプなんですが、この程度なら出来ます。

このように「ワーキングメモリ」は「スモールステップ」で、少しずつ「鍛える」のが秘訣で、

「逆復唱」とは、人の名前でも何でも、身近な言葉を「逆に言う」訓練法で、やってみると結構面白いです!

ミカ→神
えみな→みなえ
好き→ キス
死ぬ→ 主(ヌシ)
イルカ→ 軽い

で、「4つの重要なの働き」のうち、この3つは、

●注意制御機能
●メタ認知
●NoーGo(抑制機能)

バッチフラワーを飲んでいると向上する・・という実感でして、

「注意制御機能」とは集中力に関係する機能で、この機能がダメだと、不快なことをつい「注視」し、「反芻」してしまいますが、この機能を伸ばせば「トラウマ」にとらわれなくなります。

「メタ認知」とは、自分のことを「客観視」する機能で、この機能を伸ばせば「悟りの境地」に達せます。

そして「NoーGo(抑制機能)」とは、「目先の欲」を抑制する機能で、この機能を伸ばせば甘いモノやスマホ依存など「嗜癖」を止められます。

バッチフラワーを飲んでいると、どんどん「メタ認知」が高まっていき、

例えば、ガッカリしちゃうような状況が起きても、あらかじめ「ゲンチアナ」を飲んでいると、

あ〜、自分は今「ガッカリしてるな〜」と「客観視」が出来て、

天王星牡牛座の「金融・収入革命」をフォローするゲンチアナ

ガッカリな状況に付随して起こりがちな「怒り=ホリー」や「恨み=ウィロウ」な感情も、最小限でスルー出来ます。

ウィローの場合には、その激しい感情のすべてが、そのはけ口として他人に向かいます。ねたみを始めとして憤り、恨み、復讐心、嫉妬心、憎しみなど、すべてが他人に向かう感情です。その強烈な被害者意識でさえも、その感情を味わわされた相手に対して、怒りや復讐心などの感情を激しく燃やします。

それに対して、ホリーの場合には、その激しい感情の大部分は、確かにそのはけ口として他人に向かいますが、しかしその一部は自分の言動にも向かいます。そのために、自分に対してさえも、苛立だしく思ってしまいます。

ホリーの性質の強い人は、他人や自分の些細な言動に対して、すぐに苛立ってしまいます。他人に対してでなく自分に対してさえも、ほんのちょっとした出来事がしゃくにさわり、いまいましくて仕方ありません。

ウィローの性質の強い人は、「人生は何でこんなに不公平なんだ」「こんな目に遭うなんて、私が一体何をしたというのだ」という被害者意識に満ちた強い不満を持ち続けています。つらく思えてしまう運命に出会うたびに、強烈な被害者意識が、こころの底から目を覚ましてきます。そして、それらの激しい感情が自分の中でいちど騒ぎ出してしまうと、はけ口を求めてついつい他人にそれらの感情をぶつけてしまいがちです。

で、「メタ認知」が高まっていくと、「注意制御機能」も「抑制機能」も自然にアップしていくのですが、

このところ「ワーキングメモリ」が著しく低下してまして・・トライし始めた次第です。

で、「ワーキングメモリ」を鍛えるには、先の「同時並行処理」と「逆復唱」に取り組むとともに、

以下の4つのうち、最低1つにチャレンジすることを、ツトムさんは推奨してます。

●クロスワードパズル
●料理
●外国語学習
●ジャグリング

「ジャグリング」とは西洋お手玉で、「ワーキングメモリ開発に有効なことがわかっています」とのことで、

う〜ん、確かに「ボケ防止」に良さそうですね〜

ちなみに「外国語学習」ですが、自分は26歳の時、初めての外国旅行でいきなりフランスに留学したのですが、

色々な国の方から「どの位、フランス後を学んでいるのですか?」と聞かれ、「半年間」と言うと、「それはスゴイ、あなたは頭がいい」とお世辞を言われましたが、今思うと、やはり「若い」からこそのワーキングメモリだったのだと思います。

しかしながら、「フランスに行こう!」と一発奮起しなければ、そのワーキングメモリは埋もれたままであり、

ツトムさんは「おわりに」では、こんなことを言ってます。

最期に、これまで語ってきたことをすべてひっくり返しかねないことを言わせてください。

この本で目指してきた優秀な脳、「できる人」の脳、「成功者」の脳、「エリート」の脳というのは、あくまでも「現代社会でハイパフォーマンスを出せる脳」に過ぎません。

世の中は変化します。そして変化のスピードは年々、速くなっている。

おそらく、私や読者の多くが生きているうちに、今とは違うタイプの脳が「できる人」「優秀な人」の条件になる時代が来ます。

たとえば、現代では、ワーキングメモリが優れていて、同時並行処理が得意な脳を持っている人が「できる人」です。

しかし、これからさらに科学技術が進歩すれば、人が働く環境は変わっていきます。

世界はより狭くなり、需要と供給のマッチングはより簡単になります。

同時に、各専門分野で求められる知識や技術はより深くなっていきます。スペシャリストはさらにスペシャリストであることが求められるということです。

こういう世界では、特に目標も設定せず、「やるべきこと」なんて考えもせず、ひたすら自分の「やりたいこと」だけに没頭した趣味人、あるいはオタクが、その趣味を公開するだけでエンターテイメントビジネスになってしまいます。

もちろん、こうした変化が起きるまでのはまだ時間があります。現在の社会に合わせて脳をマネジメントすることがムダになるわけではありません。

ここで脳をマネジメントし、時代に適応することを学んだ人は、次に訪れる新しい時代にも適応しやすいでしょう。たいていのことは、1度目よりは2度目のほうが簡単です。

現在の世界で活躍することはもちろん、これから訪れる新しい世界をより深く味わい、楽しむためにも、脳のポテンシャルをできる限り発揮しておきたいものです。

本書が、そのための一助になれば幸いです。

最近、身近で、東大とか京大出の「ワーキングメモリが優れて」方々が、「ボケ」たり「アルツハイマー」になってまして・・

体力の低下ととも「ワーキングメモリ」の機能が衰えた時、他の3つの機能も低下すると「ボケ」ちゃうようです。

●注意制御機能
●メタ認知
●NoーGo(抑制機能)

そして、バッチフラワーが有効なことからも、この3つには「感情」が深く関わっていると思われますが、

ツトムさんが言うように、トラウマを分析するより「認知行動療法」的なアプローチが有効であり、
バッチフラワーのシステムもその一つです、

いずれにせよ現代社会は、誰もが多少なりとも「前頭前野」の機能障害を起こしているわけで、

遺伝的にその程度が強い人達を「発達障害」と呼んでますが、

そういった意味では、人生の初期に「障害」を自覚した方が、「ボケ」ずに長生き出来るのかもしれませんね〜

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