1年は12ヶ月で、1ダースは12と、4と3の倍数である12という数について、
人類のアカシックレコードを読めるという神秘家のゲリー・ボーネルさんは、
魂が物質界に宿っている状態の次元宇宙は12個であり、
もともと、オリジナルの「12の存在たち」というのが、いわゆる人類意識の始まりだと述べています。
そして、バッチフラワーの創始者バッチ博士も、
「全人類が12のはっきりとした集合的なパターンから成り立っている」と言っており、
最初に発見した12のレメディを「12のヒーラー」と自ら名づけ、
1933年に発行されたバッチ博士の著書『The Twelve Healers』で、
「根本的に12の根源的な人格タイプがあり、それぞれにポジティブな面と、そしてネガティブな面がある。生まれたとき、月がどの星座の位置にかかよっていたかによって、月はこれらの人格タイプを示す人間に干渉する・・」
と、記してます。
で、この「12のヒーラー」と「12星座」を対応させて使うバッチ研究家もいますが、
黄道獣帯12宮に対応するバッチフラワーの12ヒーラー
おひつじ座=インパチェンス(せっかちで、イライラする)
おうし座は=ゲンチアナ(がっかりしやすく、疑う)
ふたご座は=セラトー(他者の意見や確証を求める)
かに座は=クレマチス(夢見がち、グランディング弱い)
しし座は=バーベン(過度の熱中、他者を説得する)
おとめ座=セントーリー(自己主張出来ない)
てんびん座=スクレランサス(優柔不断で揺れてる)
さそり座=チコリ(自己憐憫、条件つきの愛)
いて座=アグリモニー(快活そうで内心は苦悩)
やぎ座=ミムラス(小心さ、臆病)
みずがめ座=ウォーターバイオレット(プライド高く引きこもりがち)
うお座=ロックローズ(パニック的な恐怖心)
当然ながら「占星術」だけで、すべてが「決まる」のではなく、
多岐な要素と絡まって「占星術」の影響も受けてる・・と考えられます。
バッチ博士は医学教育を受けた臨床家であり、バッチフラワーがドグマ的になることを望まなかったですが、人格のパターンが12星座の影響を受けていることは認めていたようです。
さて、そんなバッチ博士が残してくれた遺産である38種類のレメディは、その実用性から治療の臨床現場でも使われてますが、
ドイツの自然療法士であるディートマー・クレーマー氏は、
バッチフラワーを12の軌道の「3つのステップ」で使うセラピーを提唱してます。
第1ステップは、元々の性格傾向として必要なバッチフラワーレメディで、
誰でもウィークポイントはありますが、自分の性格と上手くお付き合い出来ないと、
本来の良さを発揮出来ずに、ウィークポイントを隠したり補償する第2ステップの感情状態となります。
さらに第2ステップでも改善が起きないと、最終的な第3ステップに陥ります。
つまり、感情の問題は、
「1、2、3」で、どんどん複雑な深みにハマるのです。
そして、ディートマー・クレーマー氏もバッチ博士やゲリー氏と同じく、本来の性格傾向である第1ステップは、12星座と対応する12種類としてます。
しかし「自分は○○座だからコレ」ではなく、あくまでも個々の感情状態から撰んでいきます。
で、実際にディートマー・クレーマー氏の「12の軌道」はたいへん実用的で、
12宮に対応するバッチフラワー&12の軌道
おひつじ座 ①インパチェンス②オリーブ③オーク
おうし座 ①ゲンチアナ②ウィロー③ワイルドローズ
ふたご座 ①セラトー②バイン③ワイルドオート
かに座 ①クレマチス②インパチャンス③マスタード
しし座 ①バーベン②ホーンビーム③ホワイトチェストナット
おとめ座 ①セントーリー②ホリー③パイン
てんびん座 ①スクレランサス②ロックウォーター③クラブアップル
さそり座 ①チコリ②レッドチェストナット③ハニーサックル
いて座 ①アグリモニー②バーベイン③スィートチェストナット
やぎ座 ①ミムラス②ヘザー③マスタード
みずがめ座 ①ウォーターバイオレット②チェストナットバッド③ビーチ
うお座 ①ロックローズ②アグリモニー③チェリープラム
自分ではっきり感じ取れる「マイナス感情」を1つでも特定出来れば、
この表から、それに付随する必要なレメディが特定出来て、
そういった気持になるパターンを認識し、新たな気づきがもたらされます。
例えば、自分はこのパターンをしばらく飲んでいたのですが、
その理由は、旦那さんとバトルになる際のパターンにピッタリだったからです。
まず、第1段階ではセラトーという「自分の判断に確信が持てず、他者からの承認や情報を求める」があり、
そんな自分の弱さから「強く」出る傾向、すなわちバイン状態になり、旦那に指図されると「ムカッと」なるという第2段階に突入です。
バインは、自信たっぷりな支配的態度に使うレメディですが、そういう態度に出る人の本来の性向はセラトーで「自分に確信が持てず苦しんでいる」のです。
セラトーは双子座に対応するレメディで、段階世代の多くは、ドラゴンヘッドが双子座で、
父親は昭和一桁世代ですが、太陽星座が双子座で、まさにバインな薩摩隼人ですので、親の影響も多大にアルようです。
又、このバインというレメディは、キネシオロジーテストでバッチフラワーを撰んだ際、
スピリチュアル好きな主婦の方に多くヒットして驚きましたが、
バイン状態の次に現れる最終段階、第3段階はワイルドオートな「自分探し」状態で、
ディートマー・クレーマー氏はワイルドオートな人達をこう描写してます。
ワイルドオートタイプは、永遠の探求者です。なにか特別なことがしたいと願い、すでの多くのことを試しましたが、まだ自分に合ったものが見つかっていないと感じてます。
彼らは自分の人生に満足していません。はっきりと定められた目標が見えてこないからです。このタイプの人達はしじゅう仕事やパートナーや住所を変え、色々なことを始めますが、最期までやり遂げることはありません。・・
人生が自分のかたわらを通り抜け、貴重な時間を浪費してしまったという感情にとらわれることがよくあります。
ワイルドオートは一般に、「中年の危機」や「職業の選択」でよく撰ばれるレメディです。
で、ワイルドオート状態は「人生の目的が分からずイラつく」気持ちになりますが、
この、①自分の判断に確信がない→②強く出る→③イライラする
といったパターンをグルグル繰り返すしていたことを認識し、
自信をもたらすために「ラーチ」も加えてせっせと飲んでいたら、
夫婦バトルが劇的に改善されました!!
それにしても、「人類意識の始まり」から夫婦バトルは数多く繰り返されてますが、
その元凶は会話不足にあるようです。
そもそも女性は、不満があるとヒステリーを起こしがち。そして、話し方が下手です。一方、男性は女性になんやかんや言われると沈黙してしまいます。要は、聞き方が下手なのです。
そのため、夫婦喧嘩を防ぐには、まず女性は不満を突然がんがん言わない。不満や要望・お願いごとは、優先順位をつけてひとつずつ話すようにすればいいのです。わかりやすく「私はこうだったからこうしてほしい」と説明するだけでOK。
女性の「話し方が下手」「不満を突然がんがん」「ヒステリー」は、
①自分の判断に確信がない(セラトー)→②強く出る(バイン)→③イライラする(ワイルドオート)
の軌道パターンが適用出来そうですが、
ディートマー・クレーマー氏も、実体験からの提唱なんでしょうかねぇ〜
COMMENT ON FACEBOOK