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黒船来航160年後の日本の桜にDNAの歴史を想う

黒船来航160年後の日本の桜にDNAの歴史を想う

これは昨日の横浜の根岸森林公園。満開のお花見で賑わってますね~ここは慶応3年に外国人クラブの主催で日本初の洋式競馬が行われた場所で、昭和18年に戦争のため閉鎖されるまでは東洋一の競馬場だったそうです。

そうか、競馬というのも外来だったのですね岸田秀というフロイト研究の心理学者が、「日本はペリー黒船来航以来、強引にレイプされっ放し」という説を唱えていたけど、それっていつの話だったのだろう?

黒船来航(くろふねらいこう)とは嘉永6年(1853年)に、マシュー・ペリー代将が率いるアメリカ合衆国海軍東インド艦隊の蒸気船2隻を含む艦船4隻が、日本に来航した事件。当初久里浜に来航したが、当時久里浜の港は砂浜で黒船が停泊できなかったことから、幕府は江戸湾浦賀(神奈川県横須賀市浦賀)に誘導した。アメリカ合衆国大統領国書が幕府に渡され、翌年の日米和親条約締結に至った。日本では主に、この事件から明治維新までを「幕末」と呼んでいる。

ウィキペディアより

というのは、「日本人の手により記述される 1897年の日本の光景」という写真を見つけたからです。

東京での田植え風景
20-ta-ue
ホームセンターも果物屋さんもこんな感じで、
13-mise
5-mise
相撲界もまだ健全?
7-sumo
お葬式は一大行事だったみたいです。
15-soushiki
ユニクロも無印もなく、プティックでオーダーメイド。
8-kimono
写真で見るかぎり昔の日本という感じですが、1897年の衣食の面でのトピックスは、


•リボン・組紐が人絹で作られ始める
•ハイカラという言葉に対しバンカラの言葉が使われる
•服飾調度品の上にも復古調盛ん、元禄復興の風あり
•婦人の間に被布の代りに、毛製のアヅマコートが流行、地方では赤ケットと共に二重廻しが多く行われる
•コハゼのある足袋が普及し始める
•著名の役者鉛毒で倒れ、メリー白粉好評を得る
•ぜいたくな婦人洋傘流行し始める
•尾崎紅葉の『金色夜叉』発表されて、指輪流行
•東京靴商組合できる
•ドル札入が流行
•スーツケース現れ始める
•外国綿はアメリカ・エジプトよりも輸入されはじめた


•ラムネの瓶が胡瓜瓶から玉瓶にきりかえられ、更に売れ行きは倍増
•アルミニウム製の箸や弁当箱が作られる

明治時代年表より

ということで、元禄江戸時代の復古調が流行しつつも、ドル札入が流行したり、アルミニウムが生活に入ってきたりで、無邪気に外国のモノを受け入れているうちに、じわじわと脳がアイツハイマーになっちゃたんですね。

知らないうちにレイプされ続けていた日本国民の精神性・・
とはいえ、黒船が来たのは、たった160年前。悠久の歴史の中で培われた、桜を愛でる日本人の感受性を司るDNAは、そう簡単には変わらないハズなのです。

1897年 東京、小金井の桜
sakura

感情を癒すバッチフラワーについて・・

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