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青いトマトのトマチンは筋萎縮にいいかもしれない

青いトマトのトマチンは筋萎縮にいいかもしれない

四国、京都に続き、広島でも記録的大雨で被害が出てますが、先週の清里は、一週間で草ぼうぼうになり、コスモスが咲きはじめて、トマトが急速に成長してました。

しかし、「芽かき」もろくにしないまま、ほったらかしだったので、
DSC_7951鈴なりだけど、青いんですぅ〜

赤く熟れてるのは2個だけ・・しかし、すごい勢いで伸びてる伸びてる・・
DSC_7953とりあえず、まとめてきたけど、その過程で青いトマトがたくさん落ちました。

なんか捨てるのもったいない気がしたので、はたして食べて害がないのか調べてみたら、青いトマトに限らす、トマトを食べ過ぎると、腹痛や下痢などを引き起こすことがあるそうです。

その理由は、青いトマトに多く含まれる虫除け成分のトマチンらしいのですが、一方では、そのトマチンが、筋萎縮の予防や筋力の増加、肥満の予防に役立つ、という最新研究がありました。

青いトマトの成分は、筋力の向上や筋萎縮の予防に役立つかもしれない、という米国アイオワ大学他の動物実験による報告。

筋肉の萎縮は老化、病気(たとえばがん、心不全)、怪我などが原因で起こり、身体活動や生活の質(QOL)を制限することにつながると言われている。人々を衰弱させて疲れさせることによって転倒や骨折を引き起こす筋萎縮は、毎年60歳以上の3000万人を含む5000万人以上のアメリカ人に影響を及ぼしていると推定されている。

筋萎縮の治療に役立つ成分の探索過程で、トマチジンと呼ばれる化合物による遺伝子発現の変化は、筋萎縮症患者の筋細胞における変化と反対の現象であると今回新たに知ることができた。研究対象をトマチジンに絞り、骨格筋に及ぼす影響をテストしたところ、その成分はヒトから採取された筋細胞の増殖を促進していると確認された。

食事に添加されたトマチジンを摂取した健康なマウスでは、筋肉の発達が促されて筋肉が増強していた。またそれらのマウスはより長く運動できるようになっていた。そして最も重要な点は、トマチジンがマウスの筋萎縮を防止し、その治療に寄与していたことであった。興味深いことに筋肉量は増えていたが、脂肪の量は減っていたため体重に変化はなかった。そのため今回の動物実験によってトマチジンは肥満を治療できる可能性もあると示唆された。

以前実施されたウルソル酸(リンゴの皮に含まれる成分)の分析でも今回と同様の手法が用いられたが、筋肉の形成を助ける効果や筋萎縮症の予防効果はトマチジンのほうが高く、さらに2つの成分の作用メカニズムは異なることも突き止められた。

トマチジンは青いトマトに多く含まれるα-トマチンが腸で消化されたときに生成するため、トマト由来の天然の成分であることがトマチジンの魅力の一つだと考えられている。それらのトマトを適量食べる分には安全であると推測されるが、マウスで得られた結果を出すためにヒトがそれらを何個摂取すべきかは不明だという。

ヒトにおけるトマチジンの有効性と安全性についてはさらなる調査が必要であるが、筋肉の量や機能を維持し、必要に応じてその機能を回復させる簡単な方法を見つけ出していきたい、と研究者らはコメントしている。

生物化学雑誌より

筋肉量が増えて脂肪が減る・・つまり、適量を食べる分には、筋力増強とダイエット効果が期待できるわけですね。
DSC_7938清里の帰り、富士山の見える韮崎の温泉で、野菜名人のオバちゃんに聞いたら、青いトマトはピクルスにして食しているそうです。要は一度に食べ過ぎなければいいわけで、青いトマトも有効に活用しようと、

清里の青いトマトで酵素ジュースを作ってみました!

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