米国在住のミラクルな治療士、小林健氏の知り合いのアメリカ人が、
日本のとある有名なパワースポットで木にハグしたら、あまりに元気がなくて驚いたそうで、
「日本の木は、人間が自然を失ってしまった悲しみを抱いているのです」と語ってますが、
パワースポットの木だけでなく、日本の農作物からも年々パワーが失われているようで、
キネシオロジーチェックが得意だった故ペルーの先生は、
都市部のスーパーマーケットにはキネシオロジーチェックをパスする「力のある」野菜や果物がほとんどないことを嘆いてましたが、
面白いことに、同じブースの野菜や果物の同じ山に中にも、時々ポツンと一つだけキネシオロジーチェックをパスするモノがあるそうで、たまたま農薬がかからなかっただけでしょうか?
いずれにせよ「見た目の良さ」=「カラダが喜ぶと反応する」食べ物ではないことは、消費者として覚えておいた方が良さそうです。
そんな「ペルーの先生」が晩年に日本に帰国して居を構えたのは、静岡県に隣接する山梨県の南部町というお茶とタケノコの産地で、
前面には富士川が流れ、
裏手にはタブノキの大木のある井出八幡神社を控えた立地の、
今時めずらしい純和風建築の家で、行く度に「すごい家だな〜」と感心しちゃいます。玄関には大黒柱が2本あり、この柱1本分で「建て売り住宅」一棟分の材料費を賄えそうで、
建具もピタッとした作りで、
こういう家を建てる人も、作れる大工さんも、どんどん少なくなっています。
奇しくもペルーの先生が築11年のこの家をGETした2010年の10月、
ウチは清里でセルフビルドで家を建て始め、7年目にしてやっと家が完成しそうで、これからは畑やガーデニングに励みたいですが、
南部町では既にペルーラムさんが米作りにハマっていて、
地元の人や志しを同じくする若者たちの支援を受けて無農薬米を作ってますが、これがメチャ美味しいお米で、このあたりは山梨県の中でも「水」がイイ所だそうです。
先週、田植えが終わって一段落したところをお邪魔したら、手作りの「竹踏み」が置いてあって、裸足でこの上を歩くと「足つぼマッサージ」になります。
暖かい南部町はバジルやイチゴも、もう出来ていて、
まだまだ朝晩は寒くなる清里とは大違いですが、同じ山梨県でも、清里と南部町の大きな違いは「ご近所つき合い」であり、
観光地で別荘や都会からの移住者が多い清里では、ご近所でもあまりプライバシーに立ち入らない距離感なのですが、
ペルーラムさんはご近所とすっかりとけ込み、農機具とかお互いに貸したり借りたりのナイスな協力体制を築いてます、
で、先の小林健氏によると、都会の喧噪を逃れて「田舎暮らし」が必ずしも健康にイイとは限らないようで、やはり人と人との暖かい触れ合いが健康のポイントです。
自然の中で余生をのんびり暮らすというのは、誰もが一度は憧れることでしょうが、自然の木や石が発しているエネルギーの気は、人の身体には少し強すぎるところがあります。
身体が病氣にかかりにくくはなりますが、かえって長生きするのが難しくなってしまうのです。そのため、海の側、山の側に暮らしている人が短命だったというケースは、意外に多いものです。私の知り合いの100歳以上の人たちは、ブルックリンのような田舎でも都会でもない地域で、人と程よく交流しながら暮らしています。
彼らは、ニューヨークのセレブのように、リッチなイメージはありませんが、自分の趣味を大切にしていて、ネコや犬を飼って気ままに暮らしています。
そして、時には近所の子どもたちの面倒を見たり、一緒に野球をしたりすることもあります。
周りの人々との「持ちつ持たれつ」という関係性は、「愛」ですから、結局は、愛を大切にしていることが、都会に住む人々の長生きの秘訣だと言えます。
小林健氏は食べ物とともに、「人と人とのつながりに感謝する」ことが「素性力」の秘訣だと言ってますが、
これからの日本は、プライバシーを大切にしつつも支え合っていけば、
日本の作物も「力」を取り戻せそうですネ!
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