八ヶ岳の赤岳(2,899m)の東尾根の一部が孤立して形成された、
清里高原「美し森山」は、山というよりは、標高1542メートルの小高い丘で、
「清泉寮」のちょっと先にあり、6月上旬〜中旬にかけては「レンゲツツジ」が見頃とのことで、
昨日(6月2日)の午後、登ってみたら、
ホント、見事な群生で、
上に行くほど、「旬」な見頃でしたので、今年は咲くのが早かったのかもしれません。
で、ふもとの駐車場から展望台のある頂上(?)まで、10分位なんですが、
途中、日本一おいしい「ソフトクリーム」の看板があり、
着いたらさっそく、日本一おいしい「ソフトクリーム」を食べてみたのですが、
確かに手作りっぽい味で、しかも、普通は山頂だとカップラーメンとかでも高かったりするのに、
ナント、250円という、清里ソフトクリーム界・最安値で、個人的には清泉寮ソフトよりオススメです。
ココでは、ワンちゃんも元気に登っていて、
ココちゃんは、10歳の女の子です!
ココちゃんの飼い主さんは、優しそうな中年のご夫婦でしたが、
距離は短いですけど、けっこうな坂道を行き交う人は、全体に年齢層が高く、
日本一おいしい「ソフトクリーム」屋さんに教えてもらった、もう一つの見頃の花、
九輪草を見に行くと、
「九輪」というのは、お寺の五重塔などの頂上にある柱の飾り、
「九輪」に似ているからだという、
ひっそりと咲く九輪草には、たくさんのギャラリーがいて、
やはり年齢層は高く、年配者の方が、成長期に食べ物が(添加物とかがなく)ヨカッタので、長生きするという説がありますが、
昭和9年生まれ、九州で健康道場を営む吉丸房江さんは、
健康を支えてるのは、「見えないものの力」だと言います。
<見えないものの力>
人類が求め続けてきたもの、それは、豊かさ、便利さ、長生き、の三つの宝物です。さて、この三つの宝を手に入れてしまったのが現代の私たちです。・・
長生きも、元気で長生きは、これほどめでたいことはありませんが、寝たきりボケ老人の長生きは、本人の幸せも家族の幸せもあったものではありません。・・
夕方、デパートで食品売場がにぎわっています。ちょっとのぞいて見ましたら、お金さえ出せば、どんなお料理でもすぐ手に入るのです。持って帰ってお皿に並べるだけ、いや、洗う時間がもったいないから、そのままでいいや。女性の就学率が高くなって、台所でぐずぐずしていては、良い学校に通らないので台所のお手伝いはいたしません。・・
料理知らずのお母さんは、夫や子どもに加工食品ばかり食べさせて、加工食品産業を繁盛させて、経済成長に貢献しました。病氣の夫と子どもを増やして、医療費を急増させます。料理知らずのお母さんが外に出て働くことで、子どもや夫を病氣にしたり、自分も病氣になったりします。そのよう三重苦を重ねながら稼いで、経済成長に貢献することがいいことかどうかは、単純には決められないことでしょう。しかし、どこかで考え直さなければならない時がきました。
国民の総医療費は、なんと1年間に25兆円です。そして毎年1兆円ずつ増えています。医療費が増えることで病氣が治っているのならいいのですが、治っていないのです。病氣って楽しいのかしら?お薬っておいしいのかしら?手術って心地よいものなのかしら?答えは、すべて「ノー」です。病氣になれば、本人はもちろん、家族みんなも、不安と恐怖の日々をすごさねばなりません。夢も希望も一瞬に消えるのです。
今の医学は治療医学ですから、予防のためにお医者さんに行っても保険からはお金は出ません。自分のサイフから出さなくてはなりません。病氣になれば、保険からお金が出るのです。
一番大切なことは病氣にならないように予防することなのに、平気で大変な間違いを行っています。そして、病院に入院して治す病院医学ではなく、生活の中で病氣を治していく生活医学について学ぶ必要があります。
生活とは、食べることと出すこと(排泄)です。上手に食べて上手に出す。これをおろそかにして、文化人とはいえません。では何をどのように食べたらいいのでしょうか。
マスコミの広告費は、食べ物と薬がトップだと聞きます。広告は、それさえ食べれば、飲めば病氣は治り、健康は約束され、幸福になれるかのような錯覚を起こさせています。しかし、人間の体は薬品や栄養剤では創られてはおりません。食べ物を食べて、初めて生きていられるのです。
しかし、この食べ物の中のたんぱく質、カルシウム、ビタミン、ミネラルと名前のつくものを、どんどん体に突っ込んでも健康にはなれません。分析しても出てこないもの、見えないものの力で生かされています。これを「氣」といいます。
病氣のほとんどは「氣」の病だというのに、検査や注射で治そうとしています。加工食品の中には、この「氣」が入っていません。食べ物の「氣」とは、食べ物が本来もっている自然のエネルギーのことです。特に旬の野菜や魚などには、「氣」が多いのです。
私たちは、「自然の氣」「宇宙の氣」「氣の氣」を摂り入れて、自分の「氣」を高めて生きているのです。もう一つ絶対忘れてならないのが人の「氣」です。親や友人、まわりからいただく愛のエネルギーです。食べる時に感謝して、その味をかみしめる。「かみしめて、抱きしめて」の日々を送ることです。これで、その人の「氣」がぐんと高まり、体内の毒素、食べ物の毒素などを分解して、体の外へどんどん出します。これが本当の元氣です。
元氣になるために、もう一度台所を見直しましょう。台所は薬局です。何か一種類でも手作りの食品があるでしょうか。
まず「何か一つ・・」から始めましょう。梅干しでも、どくだみ酒でも、心を込めて作り、「これで治る」と自信をもって漬けたり、食べたりしてみてください。病の「氣」はすぐに吹き飛んでしまって、元氣、元氣になります。
台所から光が出ます。この光こそ生命です!
なかなか厳しいお言葉ですが、今や国民の総医療費は25兆円どころか40兆円を超えていますので、真摯な警告で、
さらに吉丸房江さんは、「体を大切にしない悪い癖を私たちは持っています」と、ズバリ的確な指摘をしています。
自分の体の変化に対して、敏感になりましょう。それは、神経質になることではありません。変化は、心をすましてないとわからないものです。神経質にあれこれ考えていては、体からの本当の声は聞こえません。体の声が聞こえたら、素直に聞いてあげて、それに対する対処をしましょう。それは、すぐお医者さんに行ったり、薬を飲んだりするするのではなくて、自分の生活に誤りがないか見渡してみます。そしてまず、体を休めることです。
かくいう自分も若い頃は、体調が悪いとすぐに病院・薬に頼ってましたが、だんだんそれでは回復しなくなり、
吉丸房江さんご自身も、体験として語っているように、食生活にちょっと氣を配るようになったら劇的に改善しました。
<光を食べよう!>
長雨のせいで、ナスは一本200円、キャベツが500円、と高い値段で、なかなか食卓にあげられず、私も加工食品を主に食べていました。2、3日はよかったのですが、これが続いたら、体がだるくなりました。胃がすっきりしません。便秘が始まり、皮膚に張りとつやがなくなりました。集中力がなくなり、仕事がイヤになり、イライラして、ちょっとしたことで腹が立つのです。「あら、私はおかしいぞ」と気づきました。別に変わったことは何もない。変わったとしたら、野菜不足の食事かしら・・?きっと、そうだ!!と思いました。
もう一つは、毎日毎日長雨で、植物の光合成だけが問題なのではない、人間も太陽の子、光の子で、植物と同じように光合成しているのだ、お日様が恋しいのだということもわかりました。野菜を食べることは、お日様を食べること、野菜は光です。生命の大元は、光、水、空気です。人間は食べたものの化身なのです。
土の中には、ミネラルやいろいろな栄養素が全部入っています。人間もこの土から生まれ、土に育てられ、土の隠れるものです。
「大根さん、ちょっと土の中から出てきてください」大根は、「大きい根っこ」と書きます。大根ほど食事になくてはならない、人間と密接な関係のものはありません。大根畑のそばを通る時には、軽く会釈ぐらいは、いたしましょう。
「旬」の植物には、ホント勢いがあり、
自然に増えてきた、庭先のマーガレットは、
今を盛りに咲いてますが、
切り花にしても、めちゃくちゃ長持ちで、
同じ切り花でも、買ったものとは違う、生命力の強さを感じます。
昨年植えたばかりのラズベリーも可憐な花を咲かせ、
この辺りに自生している、
小さな小さなワイルドストロベリーは、
小さくてもメチャ美味しくて、まさに「自然のエネルギー」です!
「よもぎ」など、清里の雑草に惹かれて、「酵素作り」を始めてから、手作りが癖になったので、健康は考えるより「行動」で、
まあ、たまにはソフトクリームもイイですけど、乳製品の摂り過ぎには重々注意して、
毎日の食卓に、なるべく自然な「光」を摂り入れたいものですネ!
COMMENT ON FACEBOOK