食べ物だけでなく、化粧品にも使われるタール色素とは、19世紀中頃にドイツで開発されたもので、その原料は、ナント、
その名の通り、コールタールでした!
その後、コールタールには発がん性があることが分かり、現在ではプラスチックなどと同じく、石油製品から作られてますが、
タール色素は自然界に存在せず、体内で分解されないという点ではプラスチックと同じで、
食品の「見かけを良く」するために使われるタール色素は身体にリスク大で、
特に赤色2号は、アメリカでは動物実験で発がん性の疑いアリで使用禁止です。
発がん性については、アメリカのFDAが赤色2号を0.003~3%含むエサをラットに131週間投与したところ、高濃度投与群で、44匹中14匹にがんの発生が認められ、FDAは「安全性を確認できない」として、赤色2号を使用禁止にした。
ところが日本の厚生省は、評し得る実験ではないと判断し、この実験データを受け入れませんでした。
これ以外にも、ラットに赤色2号を投与したら、妊娠率が低下し死産率が高まったという報告があり、また、タール系色素はジンマシンの原因にもなります。
赤色2号の危険性は日本の食品メーカーも認識し、ほとんど使われなくなりましたが、
屋台などで使われる「業務用」には、色鮮やかな「赤色2号」が使われてたりで、
ディスカウント・スーパーでの「業務用シロップ」には要注意です。
赤色2号は発がん性以外にも、
「動物実験の結果、死産や妊娠率の低下など遺伝上悪影響がある」との指摘がされ、
野末陳平議員がこの問題を取り上げ、厚生省に使用禁止を迫ったことがありました・・
しかしながら、国は何ら対策せず、
赤色2号以外のタール色素も安全とは言えず、
例えば、
赤色40号・・腎臓へのダメージ
赤色102号・・赤血球とヘモグロビン値の低下(貧血)
が、確認されてて、
漬け物やお菓子類によく使われる赤色102号、黄色4号、黄色5号はアレルギーとの関連が警鐘されてます。
黄色4号がアレルギーの犯人だった!
黄色4号は、アゾ系色素と呼ばれ、この親類仲間に黄色5号、赤色2号、赤色102号がある。これらを体内に取り入れると「ぜんそく発作や、じんましん、鼻づまり、目の充血などアレルギー症状になる」ことが分かっている。
なかでも、黄色4号では「摂取後約一時間以内に症状が現れた」という報告が京都大学の末次勧さんによってなされています。
黄色4号は和洋菓子、漬け物、清涼飲料水、アメ、魚肉ねり製品に多く使われている。ノリのビン詰めや漬け物などの加工食品193品目を調べたら、実に半分、96品目に使われていたというから驚きだ。
最近は「食品アレルギー」が多いですが、こういった怪しい石油製品である添加物と、卵などが組み合わせた食品を摂取した結果、その「良くない出会い」が、アレルギー体質につながるとも考えられます。
アレルギーは、強い拒絶反応を意味します。アレルギーは、ある特定の物質のよって引き起こされ、小さな物でも身体に触れるだけで生じます。身体は、その物質、(例えば花粉、動物の毛、食物、化学薬品)との”悪い出会い”をあるとき一度経験したことがあり(身体が敏感にさせられ)、その後二度と耐えること(寛容になること)ができなくなってしまったのです。
ドイツの臨床医、ゲッツ・ブローメ医学博士
アレルギー反応が出たら、すぐにレスキューレメディや、
浄化のためのクラブアップルを飲んでおくとイイかもしれません・・
また、市販の漬け物を多く食べる人と胃がんにも相関関係が疑われ、渡辺雄二氏は、その原因を「タール色素」と塩分の組み合わだとしています。
漬け物は、やはり自家製がイイようで、
塩麹に浸けたダケでも美味しい漬け物になります・・
シュタイナーさんも言う通り、色彩が人間の健康に及ぼす影響は大ですが、
少なくとも口に入れるモノは、特にお子さんは、タール色素ナッシングの自然な色を撰んだ方が良さそうですネ。
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