脱サラして１億4千万円を株で儲けた森田健氏は、「幸運の女神」を味方にするためには、

男女問わず、ムリに「内面を変えよう」とするよりも、外面に気を遣った方がイイとアドバイスします。

＜大切なのは”外見”だった＞

私の世代の男性には、「男がチャラチャラとオシャレに励むもんじゃない！」と考える人が少なくありません。

私自身も40代までそう思っていました。しかし、「私は結果」である以上、外見はとても大切です。外側とのつながりが私を作るわけですから、外見が変われば自然と内面も変わります。・・

実際、いつも同じような髪型で、同じような服を着ていると、運命が変わることは少なくなります。運命を変えたいと思ったら、まず”外側”を変えてみましょう。

私はそのことに気づいてから、オシャレを心がけるようになりました。髪型を変え、服に気を使うようになりました。

すると、どうでしょう。長年ほとんど変わらなかった会社の売り上げが伸び始めたではありませんか！

性格の欠点を見つめ、反省する必要などありません。そんなヒマがあったら外見を気にして、オシャレに励んだほうがよっぽど効果的です。

「会社員だからスーツ以外は無理だ」という人は、ネクタイやシャツに気を遣ってみてください。

前に紹介したワンブレイス・テクニックを使い、頭に浮かんだラッキーカラーのネクタイを選ぶのです。たったそれだけのことで、運は良くなります。

この「幸運の女神を味方にする方法」が出版されたのは2009年ですが、

森田健氏はその後、長年のライフワークである「生まれ変わりの村・スープ」がベストセラーになり、映画化もされましたので、オシャレにはホントに効用があるようで、

五行思想を使ったワンブレイス・テクニックについてはコチラに記しましたが、

2017年秋冬のトレンドカラーには、

ネイビーブルーに、

鮮やかレッド、

そして深いグリーンや、

くすんだ黄色、

コレに白黒のベースカラー色を加えると、

五行色が全部入ってることになりますので、流行色で運気もアップします！

「外見が変われば、自然と内面も変わり、運命まで変わります」

という森田氏のアドバイスは、

バッチフラワーの臨床経験からしてもナルホドであり、

感情的な閉塞状態の時に、「感情のバランスを取る」フラワーエッセンスを飲むと、

まず外見が変わって活き活きする人が多く、皆さんオシャレになります。

バッチフラワーのシステムは、マイナス感情のあるところには必ずプラスがあり、

例えば、水瓶座に対応するウォーターバイオレットというレメディのエネルギーを強く持った人は、

その性向がマイナスに表れると、人付き合いの悪いとっつきにくい人に見られ、引きこもりがちになりますが、

プラスに表れると、ひとりでいるのが気楽で好きだけど、優しく、魅力的な人として皆から愛されます。

森田氏が言う通り、「持って生まれた性格を直すのは、とても難しい」ので、

まずは「感情のバランス」を整えると、森田氏が言うように「自分の欠点は、長所でもある」という風に自然に思えるようになります。

＜欠点を受け入れる＞

かつての私に限らず、自分の欠点を気にしている人は多いと思います。でも、持って生まれた性格を直すのは、とても難しいことです。

不思議な現象を研究していくうちに、私はその理由がわかりました。
私は「原因」ではなく、「結果」だったのです。私は外部のあらゆる出来事の「結果」として存在しています。まず、そのことを知るべきだったのです。

なぜなら、運命は9割決まっているのですから。

あなたが「背が低く、髪が黒い日本人」として生まれたことは、あなたの責任ではありません。それと同じように、あなたの性格もあなた自身が作ったものではありません。生まれる前から決まっていたもので、だから意識して直そうと思っていても簡単には直らないのです。

大切なのは、今の自分をありのままに受け入れることです。

肉体的な欠点、性格上の欠点、能力上の欠点、すべて丸ごと認め、「それが自分だ」と受け入れるのです。あなたは世界にひとりしかいない貴重な存在です。あなたが気にしている欠点だって、あなたという人間には欠かせない要素になっているのです。

成長しなければいけない、と思う必要もありません。あなたは今のままで完成されているし、あらかじめ決められた自分を変えることなんかできないのです。

また、自分の内面だけ見ている人は「外応」をキャッチしにくくなります。

反省ばかりして、外に目を向けようとしない人を女神は好きではありません。「もっと私を見てほしい」「私の存在を気にかけて」と思っているのです。

どうやら「幸運の女神」は、「○○しなければいけない・・」というガンバリは趣味じゃないようですが、

かといって怠惰な態度も好きではなく、日々、「問いを持つ」人には親切に動いてくれます。

どんなにくだらない質問でも女神は答えてくれます。ただし、いい加減な問いではいけません。本気で知りたいこと。昔からずっと気になっていたこと・・。問いが強くて長いほど、女神はちゃんと答えてくれます。

問いを持つことで、運命は変わります。問いによって人間は動き、問いによって人生も大きく変わります。人生とは、問いの結果なのかもしれません。

さらに「外応」という、ユング心理学で言う「意味ある偶然の一致」に意識的になると、女神はドンドン降りて来ます！

外応の原理をうまく利用すると、「運を良くする」こともできます。意識的に「きれいな風景」や「美しい音楽」に触れる機会を多くするのです。心の中に「あれはどうなるだろう？」という”問い”が生まれたとき、いい外応に出会える可能性が高くなります。

つまり、きれいなもの、快適なものに触れることで運が良くなるわけです。

今朝の通勤中、電車の窓から見えた風景を覚えてますか？忙しい現代人は、意外と景色が目に入っていないものです。

外の風景は外応、すなわち未来からのメッセージにあふれています。ポジティブなメッセージに触れれば、それだけ運命は好転していきます。運が良くなり、9割決まっている運命の残りの1割が変わってくるのです。

だから外に出たら、積極的に美しいものを探しましょう。

住宅街の庭に咲いている季節の花に目を止め、ふと流れてきた美しいメロディに耳を傾けるのです。

私は寝室に自分の笑顔の写真を置いています。目を覚まして、「今日はいい日だろうか？」という”問い”を持ったとき、すかさずその写真が目に入るようにしているのです。

笑顔の写真は、自分のものでなくても構いません。恋人や芸能人など、自分が好きな人なら誰の笑顔でも効果があります。簡単な方法なので、ぜひ試してみてください。

最後に俗っぽいことを言えば、きれいな異性を見ることも効果的です。昔のオヤジが言った「眼福」というのは決してバカにできません。男性は美女を見ると運が良くなり、女性はイケメンを見ると運が良くなります。

「美男美女」を見るだけで運気が良くなるとのことですが、

今年のハロウィンは「ブルゾンちえみ風のコスプレ」が人気とのことで、

まあ、死者の仮装よりは、コッチの方が「眼福」になるような・・

好きな言葉に「愛と真実のあるところには”美”がある」というのがあり、
若い頃、クリムトの『接吻（Der Kuss）』を見に、ウィーンのベルヴェデーレ美術まで行きましたが、

「美意識」はそれぞれでも、「美」に対する信頼は万国共通・宇宙共通の言語です。

当たり前のことですか、人それぞれ個性があり、「悪い性格」などなく、

森田氏の「外見が変われば、自然と内面も変わり、運命まで変わります」

は、かなり使えるテクニックだと思いますよ！