地球と太陽の位置関係によって決まる「二十四節気」的には、
一年の始まりとして、1月1日の元旦よりも、節分・立春を重視しますが、
2022年2月3日、八王子で「豆まき」した後、清里に向かい、
すっかりドライブに慣れたベンガル・ピノちゃん、
運転席は「ダメよ!」以外は、車の中を自由させてますが、
ピノちゃんのお気に入りは後部席で、
後ろのドライバーを観察してるのでしょうか?
で、途中、パトーカーを追い越しそうになり、
ピノちゃんに「やばいから戻って〜」と言ったら、
「えっ?」という顔をして、
ちゃ〜んと戻って来ました!
ピノちゃんとは子猫ではなく、6歳からの付き合いですが、1年も一緒だと、以心伝心になりますね〜
節分の日、韮崎からの八ヶ岳は「もう春?」の風情で、日差しが強くて暖かい日でしたが、
午後3時半頃、清里に着いたら「雪」はほとんどナイけど、
台所で、「いきいきペール」に汲んでおいた水が、
アララ・・凍ってます!
日中はわりと暖かいけど、朝晩はマイナス5度の清里高原ですが、立春以降は「緩む」ハズで、
これは今朝、2月4日、立春の日の八ヶ岳で、
ぼんやり見ていたら、飛行機が飛んで来まして・・
軍用機のようですが、
八ヶ岳の麓を、こんなに低空飛行していて、
1機、2機・・
そして3機目が通過しました〜
自衛隊の輸送機でしょうか? 八ヶ岳をバックにこんな風景は初めてで、ちょっと新鮮でした!
さて、家に戻ると、セルフビルダーな旦那さんが、
「柿渋」を塗って準備していた棚を、
吊る作業をしてまして、
余った「杉板」を利用した、キッチン棚の下には、
布巾などがかけられる「棒」を付けてくれて、
これだと「目隠し」にもなるし、ナイスなアイディアです!
さて、日本ではコロナ感染が10万人超えとかで騒がれてますが、諸外国の「接種後」の情況から当然予想出来たことで、後発の日本が、どうして「学ばない」のか不思議ですね〜〜
それはともかく、強制の厳しい国ほど、「EAST」コントロールから醒め始めているようで、
子どもが、親の財布から100円200円くすねても「気づかない」けど、1万円札がなくなったらさすがに「気づく」のと同じですネ。
強制の厳しいカナダやオーストラリアは「イギリス連邦加盟国」で、「フリーダムコンボイ」の運転手さんはインド人が多いとのことですが、
このところの「抗議活動」が今までと違うのは、「平和的」であることで、「フリーダムコンボイ」では一人の逮捕者も出ていません。
21歳で覚醒したインド人のOSHOさんは、「人間が取り得る姿勢は二つある」と言ってましたが、
「一つは戦士、闘う者の姿勢、もう一つは、恋人、愛する者の姿勢だ」
ひと昔前と違って最近では、「愛する者の姿勢」で抗議するのが主流になってますネ!
21歳で覚醒したOSHOさんは晩年、「禅」に関する講話を集中的に行ないましたが、
その昔、「禅」はインドで生まれ、中国で育ち、日本で花開きました
ボーディダルマは見まわして、世界全体をよく観察した。そして、中国こそ最も適した土壌があることがわかった。それは中道を行く土壌で、極端なところがなかった。・・ボーディダルマは種子をもって逃げ出した。インドが産んだ全てをもって逃げ出した。誰一人、彼が何をしていたのか気づいた物はいなかった。
これは偉大な実験だった。そして彼は、それが正しかったことを証明した。
中国で、樹は成長し、すばらしい大きさにまで成長していく。
ところが樹はどんどん高大になっていったにもかかわらず、花は育たなかった。開花は起こらなかった。というのも、花は外向性をもった国を必要とするからだ。
ちょうど種子が内向的であるように、花とは外交的なものだ。・・花は、樹の精髄(エッセンス)を、樹の意味そのもを、樹の本義そのもを、世界に向けて解き放つ!花たちは分かちあうことがすばらしく好きだ。種子はたいへんなケチンボで、いつも自分の内側に入りこんでいる。それにひきかえ、花たちはとんでもない浪費家だ。
さて、日本が必要だった。
日本は外向きの国だ。生活の様式そのもの、意識が外向きの国だ。
見わたしてごらん。インドでは、外の世界にかまう人間など誰もいない。着るもののこと、家のこと、どのように生活するとか、誰も気にかけやしない、だからインドはこうも貧しいままでいるのだ。外の世界のことを全く心配しないとしたら、どうやって豊かになれよう?もう外部世界を改良することに全く気をまわさないとしたら、人は貧しいままで終わる。・・
インドは、生より死の方向に傾いているようだ。内向性をもつものはどうしても死に向かう。このためにインドは、完全に死ぬためのあらゆるテクニックを発展させてきた。二度と生まれかわることがないように、いかに完璧に死ぬかのテクニックだ。ここでは死が終着点(ゴール)であり、生はそうではない。生はバカ者たちのためのもので、死こそ賢者のためにある。・・・
日本は全く違う。日本的意識にあっては、あたかも内部など存在しないかのようだ。外界に意味があるかのようだ。日本の着物を見てみるがいい。花や虹のもつあらゆる色合いがある。まるで外界は意味深いものかのように。・・日本人は単純なものから、祭典を、祝典を創りあげる。お茶を飲むことを彼らは祝典にし、芸術にする。
外側が非常に大切だ。着るものが非常に重要だ。関係が非常に大切なことなのだ。
世界に、日本人ほど外を向いている人々は他には見られない。常に微笑していて幸せそうだ。インド人にとって彼らは浅はかに見える。真剣に見えない。
インド人は内向きの人々であり、日本人は外向きの人々だ。彼らは全く逆方向を向いている。
日本人は常に社会の中で動く。日本の文化全体が心を向けるのは、いかにして美しい社会をつくり出すか、ということだ。どうしたら素晴らしい人間関係がつくられるかということだ。あらゆることに、どんな小さなものごとのなかにまで、どうやったらそれに意義を与えることができるかを彼らは考える。
貧しい人の家でさえも独特の美しさをもっている。芸術的ですらあり、ユニークだ。豊富ではないかもしれないが、ある意味ではとても豊かだ。その美しさゆえに、物の配置の仕方ゆえに、どんなちっぽけなものにも向けられる心配りゆえに。窓はどこにつけようか、どんなカーテンをかけたらよいか?どこからどんなぐあいに、どの窓から月の光を入れようか?些細な小さな事柄だが、どの細部も大切だ。
インド人にとってはどうでもいいことばかり。・・寺院ですら醜悪だ。何がそこにあろうが、汚物であろうがほこりであろうが、誰もかまわない。寺の真ん中に牛が寝そべっていたり、犬が喧嘩していたり、人々が祈っていたり、でも誰もかまわない。外の世界に対する感覚はまるでない。外側の世界には全く関心を寄せない。
日本は、外に対して深く関心をもつ国だ。まさに、もう一つの極端にある。
こうして禅の樹全体が日本に移植され、そこで花を咲かせた。何千もの色合いをもった花を咲かせた。花は開いた!
花は開いたのだから、それは再びインドに帰ってこなければならない。それに、花は既に散ってしまったのに、日本は種子を生み出せないでいる。
日本では種子はつくれない。日本は内向する国ではない。だから、今ではあらゆることが外側だけの儀式になっている。禅は日本では死んでしまった。過去、確かに花を咲かせることは咲かせた。が、今ではそれは本で読むしかない。鈴木大拙やその他の人たちが書いた本をだ。
日本で花開いた「禅」は、今や形骸化された「儀式」になってしまった次第ですが、
現代社会において、種子が育って花開く可能性は「英国と米国」にあるのではないか? と、1978年の時点でOSHOさんは予想してます。
だが、世界を見渡すと、いろいろなことが変化してしまった。中国はもう可能性をもっていない。中国は外交的な国にみずからを変えてしまった。今では物が精神より大切とされている。そして現在では、意識の新しい潮流に対して自分を閉じている。
私にとって、もし将来どこかの国が種子のために土壌になりうるとしたら、英国がそうだと思う。これはアメリカこそと思っていた人たちにとっては驚きかもしれない。いや、アメリカではない。今、世界で最もバランスの取れている国は英国だ。ちょうど、かつての中国がそうであったように、種子を英国に持っていって蒔かなければならない。そこでは開花には至らないだろうが、大きな樹になるだろう。
イギリス的意識、それは保守的であって中間の道を歩み、自由思想でありながらけっして極端なところへは動かされない。常に真ん中にとどまっている気質、これが役に立つ。
こういうわけで、私は次から次へと英国人を私のまわりに落ち着かせている。が、これはけっしてビザの問題ではない。なぜならひとたび種子の用意ができたら、私は彼らにこれを英国まで持っていって欲しいからだ。それは英国からアメリカに渡ることができる。そしてアメリカで花を咲かせることになるだろう。というのは、今のところ、アメリカが最も外を向いてる国だから。
言っておくが、禅とは真に稀有な現象だ。それは、まわりの情況全てが整い満たされない限り、起こりえないものだ。
英国のジョンソン首相はいち早く「方向転換」の意向を示し、
大手メディアは報道しませんが、テキサスでのトランプラリーには5万人もの人出が集まったとのことで、
まさに、OSHOさんの「英国で育って、米国で花開く」の流れで、コロナ騒ぎのおかげで、今、「稀有な現象」が起きつつあるのかもしれません。
「江戸川の花火大会」を引き合いに出されたのには笑いましたが、
調べてみたら、139万人(2009年)もの人出を記録してまして・・・
かつて「禅」が花開いた「分かちあうことがすばらしく好き」な「外向き」の国、日本が目覚めると、ホントにすごいことが起きるかもしれず、日本政府も「規制緩和」の流れに乗ることをオススメします!
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