酵素カフェ

「朝三杯」に学ぶ人間の”猿的パターン”と四つのタイプ

10月の3連休初日、10月9日の清里高原の朝は、

秋らしい、イワシ雲が出ていて、

一部、紅葉してますが、まだまだな感じで、

なぜかタンポポやミントといった、春モノがリバイバルしてます。

昨年11月、Mちゃんから頂いた「花のタネ」はマゼンタ色の可愛いらしい小花で、

真夏より、今の方が元気に咲いてます!

さて、10月中に八王子宅を引き払って「引っ越す」のはヤメたけど、

いずれにせよ、清里に移り住むことになりましたので、八王子から荷物を運び、

先週は、鳥の巣箱をメンテナンスしていた旦那さん、

今週は久々に大工仕事をして、

屋根裏にある隠し部屋に、

棚を作って、使いやすくし、

八王子から運んだエレクターを組み立てて、

本は捨てられない・・人なので、しまっておける場所を確保しました。

急に引っ越すかも? となり、衣類はずいぶん捨てましたが、

たった二人暮しでも、30年近くも住んでいると捨てるモノだらけでして・・食器類とか整理したら妙にスッキリし、

おかげさまで、少しずつ準備しておこう〜 となりましたので、「引っ越し騒ぎ」に大感謝です!

今日、10月10日は薪ストーブの煙突掃除をしましたが、

2020年の煙突掃除は、9月半ばで、

米国でコロナが多い理由と日本人とシアトルのインディアンに共通する精神性

2019年は8月31日にやってますので、

「神の玉座」を忘れたリーライアンとカラダにこびり付いてるマイナス感情

年々、遅く・・なってますが、まあ、体制に影響はないようです。

八王子宅の売却も、なにも急ぐ必要はないのに、

決まるかどうか分からない状態で「急いでいた」この2週間が「夢」みたいであり、

1974年7月14日のOSHOさんの講話、「朝三杯」が身に沁みました〜

**************

<朝三杯とは何だろう?>

これはある猿つかいのはなしーー
ある日彼は自分の猿たちに言ったという
あまえたちのクリの実だが
朝三杯夕四杯にしようとおもう

これを聞いた猿たちは怒りだした
そこで猿つかいは言う
わかったわかったではこういうことにしよう
朝四杯にして夕三杯ということにしよう
猿たちはこの取り決めに満足した

この二つの取り決めはどちらも同じ
クリの実の数にちがいはない
だが猿たちは一番めのは気に入らず
二つめの取り決めには満足した

猿つかいは自分の個人的な取り決めを
客観的な情勢に合うように変更した
それによって失ったものは何も無い

真の賢者はより好みせず
ものごとの両面を考慮する
二つを<道(タオ)>の光りにあてて見る
これこそ同時に二つの道筋を行くということーー

朝三杯の法則ーー

荘子はこの話をきわめて好み、くり返しくり返し話したという。これは美しい話だ。

意味が幾重にもわたってこめられている
あきらかに単純な話だが、人間のマインドに関して深く示唆的だ

まず最初に理解すべきこと
それは人間が考えることなど猿のそれと大して変わらないということだ・・

時折まれに
人は自分の猿的なるものを超絶することがある
内側が静まり沈黙するとき
まったくの無思考状態に在るとき
人は猿的パターンを超える

”猿的パターン”とは何だろう?
一つはっきりしていることは
それは決して静かではないということだ
が、静かになれないかぎり真理を見ることはできない
あなたはぐらついている、震えている
だから何一つ見えなしない
明晰な知覚は不可能だ・・

ソビエト・ロシア革命に起こったことを見てごらん。1917年、地上最大の革命が起こった。取り決めが変えられた。・・
資本家たちは消え去り、金持ちはいなくなって貧乏人もまったくいなくなった。古い階級制度はもうなくなった・・・・
が、実は名前が変わっただけだ
新しい階級制度が取ってかわった
以前は金持ちと貧乏人、資本家と労働階級だった
今やそれが、管理者と被管理者になった
その区分、そのギャップは同じにとどまった
なに一つ変化したものはない・・

荘子がいたら笑ったことだろう
彼だったらこの話を語って聞かせていたことだろう
何がどうなったのか?
管理階級が力強くなり、被管理階級は無力のままだ

ヒンドゥの人たちは社会を4つの階級に分けた
そして彼らは
社会とはけっして階級なしではいられないものと言う
四種類のタイプの人たちが存在するということだ
このタイプが変わらないかぎり、革命など大して役に立ちはしない

彼らヒンドゥは
まず一つは労働者、つまりスードラのタイプがあって
この人たちは常に管理されることになると言う
誰も管理する人がいなかったらこのタイプは途方にくれる、嬉しくない
彼らは誰か命令してくれる人を必要とする
彼らは誰かに服従することが必要だ
誰か責任を全部引き受けてくれる人が必要だ
自分で責任をとるという準備はまだできていない
これがタイプの一つ
管理者がいてはじめてこの種のタイプの人たちは働くことができる。管理する人がいなかったら、彼らはただぼんやりと坐りこむだけだ

次にかならずいるのがビジネスマン・タイプ
このタイプは金や富、蓄積することを愉しむ・・
このタイプは数字で測れることをせずにはいられない・・
いわゆるサドゥ(聖者)たちのことこへ行ってごらん
信者の数が多ければ多いほど偉大ということになっている。とすると信者とは銀行口座のようなものだ・・
何が起ころうとビジネスマンは集める、数える
「何を」は重要ではない

次に戦う戦士のタイプがある、闘う理由はなんでもいい
このタイプは闘う
闘うことは彼の血のなか骨の髄まで沁み込んでいる
このタイプはゆえに世界は平和ではいられない
平和は不可能だ
十年ごとにかならず大戦争が勃発する。もし大戦争を避けたかったら、そのときには小さな戦争をたくさんするが、総計は同じだ
原子爆弾や水素爆弾のために今では大戦争は不可能になっている。だから小さな戦争が世界中で起こっている
東南アジア、中近東、アフリカ・・・
たくさんの小さな戦争・・・
しかい全体の総計は同じままだ
五千年のあいだに人類は一万五千の戦争をした
一年の三つの割合だ

闘わずにはいられないタイプというのはたしかに存在する・・
この戦士がもし戦争で闘うことを許されなかったら
彼は他の方法で闘うだろう
選挙で闘うかもしれないし
あるいはまたスポーツマンになるかもしれない・・

彼には挑戦相手が必要だ
どこかで
彼は自分を満足させるための闘いをしなければならない
このゆえにこそ文明が発展した
人々はますます多くのゲーム類を需要する
もしこのタイプの人たちにゲームの類が与えられなかったら、いったい何をし始めるだろう?
クリケットでもフットボールでもホッケーでもいい
試合があったら見にいってごらん
人々は狂ったようになる・・
スポーツ競技場というのは実に危険なところだ
なぜならそこに集まる人種は戦士タイプだからだ。
いつ何時どんな変事が起こるかわからない

さて四つめにバラモンタイプがある
このタイプは常に言葉のなかで経典のなかで生きている
西洋にはバラモンという呼称はない
が、名前はどうでもいい
バラモンのタイプは到るところに存在する
科学者や教授たち、大学などは彼らでいっぱいだ
彼らは言葉やシンボルで研究しつづける
理論を生み出し、弁論を議論する
ときには科学の名において、ときには宗教の名において
ときには文学の何において、彼らはそれを為しつづける
名前は変わっても、バラモンはバラモンだ

これらが人間の四つのタイプーー
人は階級のない社会を創ることはできない
これらの四つのタイプがかんこに持続して
全体の取りきめは同じなままだ
断片は変わり得る
朝一つのことをして、夜はまた何が別のことをする
が、全体の総計(トータル)は同じなままだ・・

あなたがたは表面を変えることはできる
顔を塗りたくることはできる
が、内なる型(タイプ)は同じなままだ
だから東洋は革命をあまり問題にしてこなかった
東洋は待っている
そして東洋の人は西洋人を見て
人々がオモチャで遊んでいるのを知る
あなたがたの革命はすべてオモチャだ
遅かれ早かれあなたがたも
”朝三杯”の法則に気がつくようになるだろう・・

全体に変わりはない、総計に変わりはない
しかし猿たちには全体を見ることができない・・

”猿”とはあなたがたの頭(マインド)のことだ
それは”全体”に浸透することができない
それはみじめさの元になる
あなたがたはいつも取り逃がす
その断片のゆえにいつも取り逃がす
もしあなたがたに全体を見ることができ
その後の行動するとしたら
あなたがたの生は決して地獄のようにはならない
そしてそのときには、表面的な取りきめなど
朝や夜など気にかけなくなる
というのも、そのときには
あなたがたは数えることができるからだ
朝四杯得ようが三杯得ようがちがいはない
総計は常に七つーー・・

憶えておきなさい
全体(トータル)を見ることができるのは
あなた自身が全一(トータル)であるときだけだということを
同類だけが同類のことを知り得る
ばらばらに断片的になっていたら
どうやって全体のことがわけるだろう?
あなたがたくさんの部分に分割していたら
全体があなたの上の反映させることは不可能だ

**************

今、中国では不動産が大変なことになってますが、

https://youtu.be/cXp-WndcQh8

たとえ本当に中共が、金持ち層から「取り上げ」、平等に分配しても、

「管理階級が力強くなり、被管理階級は無力のままだ」

であることは、ソビエトの例からも明らかですネ。

よーするに「損得勘定」だけで動くのは、これからますますNGになると思われ、

八王子の家を、即「買う」と申し込んだフランス人さんのように、

東京・埼玉震度5強に学ぶ、自分で創っていく「現実」

欧米人はイエス・ノーがはっきりしていて、「大人」な人が多いですが、

今回の「コロナ騒ぎ」で、欧米人の多くも”猿的パターン”を脱してないことが分かりました。

そういう自分も、今回の売却騒動では、すっかり”猿的パターン”にハマってしまいましたが、

スードラ
ビジネスマン 
戦う戦士 
バラモン

という四つのタイプは、皆それぞれ優勢なタイプがあっても、

四つすべてが自分の中に内在してるので、

それを統合していくのが、地球舞台での醍醐味だと思っています。

10月10日の清里高原は、一段と色づいたようであり、

お隣さんのアナベル(西洋アジサイ)も、半身がドライフラワーになってました〜

これは9日で、

これは10日、

ごく微妙ですが、着々と紅葉が進んでいるのは確かで、自分に近いモノほど観察しやすく、

そして結局のところ、すべては自分の中、内側で起きてることですので、

「この世は夢・幻想」と、言葉で言うのは簡単ですが、

いろいろな「夢」を体験しながら、少しづつ進化するしかないな〜 としみじみ思った、2021年の10月10日でした!

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COMMENTS & TRACKBACKS

  • Comments ( 2 )
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  1. 明日11日は、カレンダー上においては祝日でお休みとなっていますが、去年の11月にパラリンピックの関係で変更となり、お休みではなくなってしまいまして三連休とはなりませんが、もうご存知ですかね。笑

    • ようこさん 

      アララ、全然知りませんでしたよ〜
      正確なコメント情報(笑)、ありがとうございま〜す!

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