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覚醒した精神科医の語るアストラル界の真実

Q:いわゆるアストラル界についてもう少し説明していただけますか?

A:無限の宇宙が、夢幻の領域や次元に存在しています。この世界は、「創造」の表現のひとつの可能性にすぎず、わたしたちはそれを人間的な立ち位置の視点から物質社会と呼んでいます。わたしたちはこの世を、人間の生得の自我(自己中心性)とともに、人間的な立ち位置からそれが現実であると認識しているので、他の宇宙はファンタジーか非現実であると認識するのです。

しかし、今わたしたちはこの不確実な領域を調査するための信頼できるメソッドを手にしてます。古代から、数々の聖典はこうした領域を非現実であるとは記していません。むしろ、超自然的なものや他の領域(異次元)を回避するように警告しています。アストラル界は、さまざまな理由から、人間にとって危険な領域なのです。

アストラル界は目に見えず、共通に認識によって確認することが出来ないので、ほとんどの平均的な人間にとっては未知の領域です。その領域は、わたしたちの窺い知ることのできないエネルギーや意図をもったエンティティによって占められています。そうしたエンティティは非常に賢く、意のままに操るために無防備な人間を誘惑します。また低いアストラル界には、弱い人間の意識を”乗っ取る”ことのできる、きわめて危険なエンティティもいます。

低い次元には、自分を神聖な存在のように見せかけ、「マスター」「パパ」「ブラザー」などの霊的なガイドだと名乗るエネルギーが無数にいます。人間は、肉体のない神秘的なものはすべて”霊的(スピリチュアル)”だと思い込むので、騙されやすのです。

このように本物を装った、アストラルな次元が無数にあります。そして大勢のチャネラーと称する人々が彼らとコンタクトし、たくさんの本を書いています。また、こうした次元は霊的な階層を有することが多く、なかにはイエス・キリストが属していると主張するところまであります。さらに数々の訓練やイニシエーションがあり、あたかもカルト教団のような排他性や所有性を見せています。

そして、教えの起源が古代の神秘家や預言者、あるいは聖書の人物やエジプトの司祭などであるために、”古代の神秘”を伝授することができると言うものさえあります。そして、秘密のシンボルや儀式に大変な比重を置いています。ナイーブな人々は、たいていこのような内容を聞くとすぐに感動します。ここで使われる誘惑とは、古代の神秘学校(ミステリー・サークル)の”秘儀を受けられる”という、特別な魅力です。しかし、仮に参加を許されたとしても、彼らは人間とは別の次元に存在しているので、それが困難であることくらいすぐにわかるはずです。人間であるわたしたちが彼らの一員になれるはずがないのです。こうしたエンティティは、わけのわからないアストラル界の住人です。

けれどもこうした事実に対して、さらに魂が”旅”をすれば、彼らの神ー往々にして奇妙な名前を持ってますーに会うことができることを約束されるかもしれません。仮に誘いに乗ったとしたら、”偉大な神”の背後にはさらに無数の領域があり、その無数の次元にはさらにそれを支配する奇妙な名前を持ったエンティティがいることを発見するでしょう。このような場合、たいていは秘儀の参入のための誓いや、法外な料金を要求されることでしょう(「真実」においては、「至高の存在」は形も名前も超越していることを覚えておきましょう)。

こうした現象を調査しているうちに、もっと興味深いことがわかりました。低い次元のアストラル界には、神を憎み、拒絶しているエンティティが住んでいるということです。彼らは神に嫉妬し、人間の性格や野心、霊的な教師を真似ることに長けています。彼らの目的は、人間を操り、神とのつながりが断たれる道へと方向転換させることです。この調査では、どうして彼らが神を拒絶したのかなど質問はしませんでした。というのも、この次元に住むエンティティの多くは騙すことに非常に長けていて、彼らが最も好んで狙う対象は、純粋で霊的な求道者や比較的進歩した求道者であり、そのような求道者がイエス・キリストより高い存在と名乗るエンティティの前にひざまずくのを待っていることがわかっているからです。

また、わたしたちは世間を騒がすような事件の報道の中に、きわめて悪質な悪魔のエネルギーが実際に肉体を乗っ取ったケースを目撃することができます。たとえば、グロテスクな犯罪や連続殺人事件などがそうです精神異常や酔っぱらい、あるいは脳に障害を持った人物が、明らかにあらゆる霊的な教えに反するような行動をとるように命令する、イエス・キリストや神の声を聞いたと公言することも珍しくありません。最近の”宗教的”なテロ事件も、この例外ではありません。

とすれば、人間として生まれたこと自体が非常な恵みであり好機であることがわかります。わたしたち人間には、救済と天国と覚醒への道が開かれているのです。しかし、他の次元のエンティティたちにとっては、この霊的な成長は不可能です。明らかに彼らは、神に代わる存在を創造していますが、悪魔やサタン、ルシファー、その他さまざまな偽造の”神”には霊的な真理が不在であり、それらは限られた領域の半神/下級神として君臨しているのです。

こうして、人間がオカルトやアストラル、超自然の領域に手を出すことには何のメリットもないことがわかります。むしろ、深刻なダメージを招くことにもなりかねません。人生という現実世界で起こる些細なことさえ、人間の心(マインド)は真偽を識別することができないのです。ならばどうして、得体の知れない別次元での真偽を判断することができるでしょうか?

このように、アストラル界に関する調査でわかったことは、霊的な伝統で教えられていることと同じで、つまり、それがどんな名前で呼ばれていようと、超自然的なものを避けなさい、ということです。(”興味本位”程度の遊びもこれに含まれます)。この世は、偉大な教師や教えにより祝福され、それだけで完璧であり完全です。それ以上に、”異次元”からの偽りの教えは必要ありませんーそれがどんなに感動的で本物であるかのように見せかけても、関係ありません。

「無限なる至高の存在」は、どんな時代のどんな人に対しても同じです。すべての宗教の神は、同じでひとつであり、古来のあらゆる民族的な神を超越しています。神は、超越的あるのと同時に内在的であり、天国にいると同時にわたしたちの内にもいます。実現された「自己」は、「内在する神」を認識している状態であり、それはわたしたちの内に天国があるというキリストの教えと等しいのです。

無限の、時間のない「真実」とは、古くから「仏性」とか「キリスト意識」とかクリシュナの「至高性」と言及されているものです。

ナイーブな新参者は不用心な者を惑わせる巧妙な罠と誤った道があることを知らなかればなりません。キリストは「羊の皮をかぶったオオカミ」に気をつけるように警告しました。オオカミは羊かどうかは、現在は誰にでもわかるような確実な方法で識別することができます。つまり、この研究はそうした教えにも役立つのです。

Q:「パワーかフォースか」が出発された当時、測定のいくつかは1994年に実施されたものでした。それから変化したものはありますか?たとえばその当時、意識レベルが700に達しているのは地球上でたった12人であり、全人口の85%が200以下とのことでした。

A:人類の意識レベルが進化していることから、こうした数字にも変化があります。現在では、意識レベル200を下回るのは、全人口の78%になりました。これはものすごい快進撃ですし、深遠な意味を含んでいます。また、意識レベルが600に達している人の数も増えました。

この情報は単なる数学的な計算によるものではなく、霊的な気づきと意識の研究からわかったものです。意識が進化すると、世界の国々や文化は間違いなく変化します。こうした動きは、人類の意識全体に影響を及ぼします。

わたしたちは、分離という幻想を超越し、すべての人間はひとつであることに気づく必要があります。意識レベルが600を超える天賦の才を与えられた者の存在は、わたしたちすべてのものーわたしたちの一部なのです。彼らは大海の波のピークです。意識レベルが600を超える人物は、自らを全人類と同一視し、すべてを愛すべき神聖な存在として認識します。彼らのエネルギーは、すべてに向けられています。すべてを包む込む無条件のいたわりは、全人類を癒します。

ディヴィッド・R・ホーキンズ著 <わたし>真実と主観性 より抜粋

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