西洋文明発祥の地、ギリシャから「のろし」が揚がるのか?世界金融市場をコントロールする勢力に翳りが見え始めたのは確かなようで、
メルケルおばさんの笑顔な説得にもかかわらず、
若干40歳のチプラス首相は一歩も屈せず、
生年月日 1974年7月28日(40歳)
出生地 ギリシャの旗 ギリシャ・アテネ
出身校 国立アテネ工科大学
所属政党 急進左派連合
結局のところ、ギリシャの国民投票でチプラス首相は勝利宣言したとかで、
61%が左側の路線、つまり自国の通過を発行する方へ傾いてるのは、
2015年以降、本格的に経済の仕組みが変わる兆しとも見え、
一般的には、借金踏み倒し国家「ギリシャ」への批判が多く、
ロータリークラブやライオンズクラブの実態を暴露したブログでもそんな論調でしたが、
経済の仕組みを知り抜いた上で覚醒しちゃったよーな方にとっては、
自国で通貨発行権を握ろうとする「チプラス首相あっぱれ」なようです。
いみじくも初代マイヤー・アムシェル・ロスチャイルドさんが言ったではないですか。
通貨発行権さえ握れば誰だって買収できてしまうので、どこの誰が法律を作ろうが関係ないのです。
その昔、ケネディ大統領が暗殺されますた。
なぜ暗殺されたのか、いろんな理由が取りざたされていますが、一説にはエグゼクティブオーダー11110という法案が理由だと言われています。エグゼクティブオーダー11110は、FRBではなく、政府が通貨を発行できるようにしましょう(政府紙幣)という法案だったのですた。これをやられてはたまらない。
奴らは自分たちの力の源泉、錬金術が奪われるのですから、一番恐れる話なのです。だからこの法案を通したケネディさんは、法案を出すが早いか瞬速の速さで暗殺されてしまったのですた。
同年11月22日にケネディ大統領は暗殺されます。
財務省によって発行された総額42億ドルの政府紙幣は、ケネディ暗殺後、速やかに回収されています。第16代米大統領のリンカーンも政府紙幣を発行しています。リンカーンも暗殺されています。
その昔の暗殺されたと噂になった中川昭一 財務大臣も自民党内で政府紙幣を言い出した人と言われています。政府紙幣というのは実は奴らが一番困る話なのです。
ナルホド、「通貨発行権」は法律よりも強し・・政治家が財閥より上に立つと叩かれます。
FRBとか世界銀行とかは、実はタダの「私企業」であり、
「おれは子供には『おれがいつか襲われて殺されても驚くな』と言い聞かせてあるんだ」という中川昭一氏が、
財務大臣を辞任に追い込まれた、イタリア・ローマでの朦朧記者会見の真相は、
世界銀行総裁のロバート・ゼーリック氏が仕込んだとのことがバレてますが、
中川氏が「政府紙幣」を計画していたなら、納得の筋書きです。
結局、国家とは名ばかりで、リンカーンから日本の財務大臣にいたるまで、
政治(法律)は、財閥私企業の下に服従してきたという歴史ですが、
ウレシイことに、1987以降、人類史上はじめて人間は、勇気というレベル以上、つまり、ネガティブな圧力より、ポジティブなパワーが優勢になりましたので、
ハンガリーやアイスランドのように、世界金融の支配を離れ、自主独立性を保つ国が出てきてます。
例えば、アイスランドはこんな感じの流れです。
2008年
中央銀行を国有化。貨幣クローナが無価値になり、株式市場は停止。国家は破産した。2009年
国会前で、国民が抗議行動。内閣総辞職で、総選挙。ひどい経済状況。この時、提案されていたのは、国家の負債として、35億ユーロをイギリスとオランダに、月賦で15年間、5.5%の金利で支払うことであった。2010年
国民が抗議デモで、国民投票を要求。2010年1月、大統領は、提案を拒否し、国民集会を宣言した。3月、国民投票により、支払い拒否が93%で可決。この間、政府は、この危機を招いた責任者たちに対する捜査を行い、多くの企業役員や銀行家が逮捕された。
インターポールが、犯罪に関与したグループに、国外退去を命じた。この危機を通じて、憲法改正を行うための国民議会が選出された。522人の立候補者から、無所属の25人の市民が選ばれた。候補者の資格は、成人で、30人のサポートを得ていること。
25人の市民は、新憲法の草稿を、国会に提出した。この普通の住民からなる25人は、オンラインで、何百人もの他の住民の助けを借りて、その書類をまとめた。
2011年
2月から、憲法集会がスタートした。全国の多様な集会が推薦するマグナカルタを提示。これは、現在の国会と次の正式選挙を通じて承認されなければならない。2012年
6月30日に提案されていた国民投票は、国会により延期され、次の日程はまだ決まっていない。さらに、驚きのニュースです。アイスランドは、国民に対して、住宅ローンを免除したそうです!
やれば、できるんですね! いいなあ、住宅ローン免除って! 皆さん、そう思いません?
ウチもバブルの時の住宅ローンでアップアップですから、住宅ローン免除には惹かれますが、
シュタイナーさんによると、これからの人間が「高次の世界を認識」するためには、
「何かにつけて批判したり、裁いたり、断定的な評価を下したり」しないことが大切です。
自分より高いレベルの存在がいる、という深い感情を発達させない限り、私たちは、高みをめざして上昇するのに必要な力を自分自身の中に見出すことはできません。
私たちは恭順という門を通過することによって、初めて霊の高みに昇ることができます。
恭順の感情を素質として備えている人や、幸運にも、適切な教育をとおして恭順の感情を発達させてきた人は、のちに高次の認識への入り口を探求するときに、多くのものをたずさえていくことができます。
一方、このような準備ができていない人は、自己教育をとおして恭順の気分をエネルギッシュに自分のなかに生み出そうと努めない限り、認識の道の第一歩で困難に直面することになります。
私たちが生きている時代では、この点に十分な注意をはらうことがとくに重要です。現代の文明においては、人々は何かにつけて批判したり、裁いたり、断定的な評価を下したりしがちです。
現代人が恭順の感情や、献身的な尊敬の念を抱くことはほとんどありません。
子どもでさえ、献身的に何かを敬うよりも、さまざまなものを批判することのほうがはるかに多いのが現状です。
すでに述べたように、献身的な畏敬の念は高次への認識へと到る魂の力を育ててくれます。
「いかにして高次の世界を認識するか」より
「自分より高いレベルの存在がいる」という「恭順」の感情を発達させない限り人間は同じ間違いを繰り返すということは、
その昔、古代ギリシャで、ソフィスト達が「自分は何でも知っている」と立身出世術を広めていた頃、
ソフィスト
ペルシア戦争(紀元前492年 – 紀元前449年)後からペロポネソス戦争(紀元前431年 – 紀元前404年)ごろまで、主にギリシアのアテナイを中心に活動した、金銭を受け取って徳を教えるとされた弁論家・教育家。
ソクラテスさんが、
「自分は知らないということを知っている」けど「ソフィスト達はそれも知らない、」と「無知の知」を説いたことを思い出させますが、
そんなギリシャのデフォルト騒ぎが世界経済に与える影響は大きそうな予感です。
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